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1. 匿名 2015/11/08(日) 11:34:02
●「帰国子女枠」を設けていても、国内にあるインター出身者を対象としない日本の大学は多い。つまり、日本人がこれらの学校を卒業しても、一般受験で日本の大学に通おうとするならば、大検を取得した上で、大学受験に臨まなくてならない。また、当然ながらインターの授業カリキュラムは日本の義務教育課程や一般的な学校のそれとはかけ離れているため、そういった点も大学を受験する上ではデメリットとなってくる。
●インターによっては経営事情から日本人生徒の門戸を広げたため、このように日本人ばかりの環境になってしまうこともあるようだ。(略)「そういった環境で育つとどういう生徒ができあがるかといえば、“日本語も英語も中途半端な人間”です。本当のバイリンガルというのは、自分の年齢に応じた思考をそれぞれの言語でアウトプットできることだと思います。その意味では、インターに通うことで国際感覚が育つなど幻想にすぎません。あくまで私の感覚ですが、子供をインターに通わせる親の中には国際感覚を履き違えている人も多い。中途半端な環境で学んでも『日本語力と英語力を足しても“1”にならないレベルの語学力』となってしまう可能性は高いです」
●「(略)最悪なのは、ファッション感覚で通わせるパターンです。当たり前すぎる話ですが、日本人の大部分は一般の小中学校で同じ義務教育課程を経て、一般の高校を卒業しています。その意味では、日本でインター出身者は特殊ともいえます。私の周囲のインター卒業生でも、大学進学後や社会に出た後に言語面、文化面で苦労したり、環境に適応できずに悩んでいる人は多いです。はっきり言って、私はインターに通ったことを後悔しているし、自分の子供を絶対にインターに通わせたくはありません」(同)+877
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インターナショナル・スクール(以下、インター)と聞くと、「芸能人や富裕層が自身の子供を通わせるところ」といったセレブなイメージを思い浮かべる人も多いのではないだろうか。そもそもインターとは、日本だけでなく世界中に存在しており、基本的には所在地における外国人の児童・生徒を対象に、英語による授業が行われる幼稚園から高校相当までの各教育機関のことを指す。日本においてもその前提は変わらないが、スクールごとに入学条件や優先順位はあるものの、日本国籍の人でも入学は認められている。