人間の出生を否定する“反出生主義”とは 「幸せがあっても崩れる。なら最初から存在しないほうがいい」 哲学者に聞くその思想、“誕生肯定”の提唱も

[3879. 匿名]

>>3814

反出生を述べてきた作家や哲学者って殆どが男性なんだよね。
しかもショーペンハウアーも芥川も子供がいたし。
だから個人的には「貴方達は好きな事発言できる立場だからそんな事言えるんだよ、しかも立派な哲学としてリスペクトまでされてるしなあ」って感想をどうしても持ってしまう
こんな事、女が言ったら間違いなく吊るされてますよ！

現代社会においては、かつては「子供を生ませる為の道具」に過ぎなかった女性たちが反出生に共感しているのがデカい
芥川のいた時代は女に人権なんかなくて生む以外の選択肢がなかった
だから今の時代、この思想が改めて議論されてここまで揉めてる　
女性にとっては子供を生むって行為が主体だし、出生の当事者として引導を渡されてるから発言には慎重になる。
反出生を女性が語るハードルの高さや重さ、覚悟についてまだまだ浸透してないんだよ。
生んで当たり前って思ってる人まだ多いからね

ただ迷いなく出生が正しいと信じて行動に移せる人って意外に少ないんじゃないかと思ってる
例えば「純粋に愛する人の子供を授かりたい」って人は全然いいんだけど
殆どの人は子供作った理由が「世間体」とか「保身」とか
「子供いないと立場悪いから」「不妊と思われたくない見栄」「老後の面倒」だの、打算が入って来ることが殆どだから
だからそのあたりに頼って子作りしちゃうと上手く行かなかった時に世間や他人のせいにしたくなるんだよ
それでトドメに反出生主義の考え見せられて、自分が攻撃されていると錯覚してキレる
反出生に猛反撃してる子持ちが多い時点で、子作りにちょっとうしろめたい打算を持ってる人が多いって事なんだと思う

ただ感情的な対立煽動だけで有耶無耶にするのは勿体ないテーマなんじゃないかと個人的には思うんですよね
女性の「真の自立」にも関係する問題も孕んでますし