
「よい教育が、押しつけられてできるのか」…自由でのびのびした小学校は、外部通報を機に管理教育へ舵を切った 学習指導要領に少しでも沿わない独自授業は「不適切」なのか
39コメント2024/05/22(水) 23:01
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1. 匿名 2024/05/21(火) 19:08:26
大学側が調査の結果、明らかにしたのは以下のような内容だ。
・付属小の教員らは、職員会議を「最高議決機関」と位置付け、校長の権限を奪っていた。
・教員の考えが優先され、指導要領を守る姿勢が欠けていた。
他の市立校などと異なり、独自に採用した教員らで構成される付属小は、異動がほとんどない。大学側はこうした教員の固定化が問題を招いた一因だとして、他校へ出向させる案を打ち出した。
突然の知らせに、教員らでつくる組合側は反発。「事実上の懲罰人事だ」と、撤回を求めた。
出向を含む今春の人事異動により、学校全体の教員数は昨年度より2人減ることに。
保護者によると「なぜ減員が生じるのに出向を取りやめないのか」との声が相次いだという。
学校側が規模縮小の可能性があるとした行事の一つは、平和学習を軸とした修学旅行だった。
また、学習障害(LD)などがある児童に対し、通常学級とは別に学習の機会を設ける「通級」の制度も、スムーズに開始できるか不透明になった。
この児童の特性を把握し、学びやすい環境を考えてくれていた教員も、出向となった。
「慣れ親しんだ教員が入れ替わったり、減ったりすることで、子どもへのしわ寄せが心配。問題の改善策として一定の人事異動は理解はできるが、一番大切なのは子どもの権利を守ることではないのか」
奈良教育大付属小
「校長の権限を抑圧していたとする大学側の指摘は、教員の暴走を印象づけている。私たち教員は、子どもが自ら考える力を伸ばせるよう創意工夫を重ねてきただけ」
教科書を使わず、教員が作ったプリントを使って進められた授業もあった。しかし、こうした指導は学校教育法に反しており「不適切」と判断された。
「付属小の教育に不安を感じていた児童もいたかもしれない。検証は必要だと思う。それでも、大学側の調査は一方的で性急だった。真の『よい教育』は、上からの押しつけではなく、学校、児童、保護者全ての願いで完成されるものだと信じています」+4
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19. 匿名 2024/05/21(火) 20:02:46
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指導要領が正しいかの議論は、前提として必要。
それは学者を始めとする指導要領を決めた連中だけではなく、
それを教える教員、つまり現場も巻き込んだ議論でないと、
上から一方的に降りてきた間違った・納得が得られない施策になる場合が多い。
今回もそうだったということ。
行政側の誤り。+3
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21. 匿名 2024/05/21(火) 20:06:00
>>1
こんなことがまかり通るのは、アメリカが残したみっともない憲法で反日的なパヨク共の人権や主権、言論の自由が守られているせい。
やっぱり日本を護り抜くには、自民のすすめる誇りある改憲で反日共からから人権、主権、言論の自由を取りあげ、愛国保守政権の手に日本を取りもろすしか。
日本を護り抜きたい。真の日本人として認められたい。
そう思う普通の日本人たちは、自民のすすめる改憲に全面支持、全面委任の姿勢を示しあっています。+4
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削除すべき不適切なコメントとして通報しますか?
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きっかけは昨年5月、外部から奈良県教育委員会への指摘だった。「教科書が使われていないのでは」。小学校を設置する大学が調べると、「君が代」を一部の学年にしか教えないなど、国の指針や法令に反する指導があったことが判明。大学は「不適切な点があった」と謝罪し、改善策のとして、複数の教員に他校への出向を命じ、学習指導要領の遵守とチェック態勢の強化を打ち出した。 だが、学校の対応に保護者は安心するよりも疑問を深めた。「児童へのしわ寄せが不安」「国指針に触れたらアウトなのか」。子どもも保護者も教員も不安を抱き、混乱が続いている。