-
9623. 匿名 2024/04/30(火) 14:21:57
>>9606
不死川害虫バスターズ
第四話
大家さんに連絡をすると許可をもらえたうえに今回の費用を負担して頂けるとの有難い約束まで取り付ける事が出来たので報告をすると「良かったですね では本格的な作業に移ります」実弥さんの笑顔が見れて私も良かったです
「玄弥ァ!ネットと固定する道具一式を車から取って来てくれるか?」「兄貴…じゃなくて実弥さん!了解しました」外に停めてある作業車に急いで向かう玄弥さん
『2人兄弟なんですか?』「実は7人兄弟なんですよ ウチは父子家庭だから朝から晩までずっと働いているカッコいい親父の背中を見てこの仕事に憧れていたんです だから迷う事なく入社してもう数年経ちますね さっきお話した映画はそんな忙しい親父との唯一の楽しい思い出なんです…いつもは早く寝ろって叱られるけど休みの前日は特別に夜更かし出来たんです ポップコーン、ポテトチップス、ホットドッグ、コーラとアイスも沢山用意してくれてみんなでビデオを見ながらワクワクしてました…懐かしいなァ…って俺も社長と一緒で長話してますね」
照れ笑いする彼 まるで天使の笑顔
私の心は恋の火で炙ったマシュマロみたいに大きく膨らんでいた。+20
-9
-
9648. 匿名 2024/04/30(火) 16:06:43
>>9623
不死川害虫バスターズ
第五話
「実弥さん!持ってきました‼︎」「おう‼︎玄弥ありがとうなァ!」彼の名前は玄弥さん 腕と脚も長っ‼︎私の胸より腰の位置が高い‼︎ちょっと幼い感じはするけどお父さんとお兄さんどちらにも似てる雰囲気のイケメンだ
「今ドローンで屋根の状態を確認していました 少し見えにくい位置に蜂の巣のような物があるようなので画像の確認お願いします」玄弥さんはそう言ってスマホを操作して実弥さんに見せる「確かにこの形だとオオスズメバチかもしれない…社長にも確認してもらわないと…社長!」恭梧さんを探しに実弥さんは外に出て行く
『ご家族でお仕事されているんですね』「まだ自分は見習いの立場なんで…親父も兄貴も凄いんですよ‼︎手際良く駆除するし、どんな厳しい条件の場所でも駆け付ける俺にとってめちゃくちゃ憧れの存在なんです‼︎」胸のポケットの会社のロゴに手を当てながら玄弥さんは目をキラキラしながら私に語る姿は大好きな戦隊ヒーローの話をする少年のようで本当にお二人を尊敬しているんだろうと思った
「なんか自分ばかり語ってすみません」真っ赤になった彼は長くスラッとした指で頭をポリポリとかく 大きな身体とのギャップに母性本能をくすぐられて私は身悶えた。+19
-9
削除すべき不適切なコメントとして通報しますか?
いいえ
通報する