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947. 匿名 2024/04/13(土) 16:23:51
>>482
【お題】
「大嫌い」から始まった2人
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3015. 匿名 2024/04/17(水) 12:18:34
>>947大嫌いから始まった二人🪓⚠️解釈違い
「──大嫌い」
そんなの言われ慣れてるから、今更誰に言われたところで別になんとも思わない。
誰にどう思われようと構わないって、言わなくてもいいことを言って、作らなくていい敵を作って。そうやって振る舞ってきたから、全部その報いだろ。
それなのに今にも泣き出しそうな彼女の顔に動揺した自分にたじろいだ。
「……そうかよ」
吐き捨てるみたいに言って、動揺を悟られないよう背を向ける。
「冷たいふりして優しいところも、器用に見せかけてホントは不器用なところも、……ちっとも自分を大切にしてくれないところも」
彼女が俺の背中に額を押し当てた。ぎゅっとシャツの裾を掴まれると、どくんと心臓が跳ねる。触れたところがやけに熱かった。
「……全部、大嫌い」
聞き慣れていたはずのその言葉が、まるで初めて耳にする言葉みたいに心の真ん中に落ちてくる。
おわり+29
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3048. 匿名 2024/04/17(水) 14:26:38
>>532 書きたい所だけ書いてみた
>>947 「大嫌い」から始まった2人
⚠解釈違い 闇落ちしかけ⚡ 🆓です
「私、嘘つく人大嫌いなんだよね」
ふと耳に入ってきたそんな言葉
みんなそうだ、誰だって嘘をつかれるのは嫌だ
だけどそう言いながら、みんな誰かに、自分に、嘘をつく
俺は耳が良いから嘘はわかるけど、信じられる誰かを見つけたくて、もしかしたらを信じたくて、信じては裏切られを繰り返してきた
もう何も聞きたくない、誰の気持ちにも触れたくない、そう思い始めた頃だった
れど彼女の声は、音は、とてもキレイに澄んでいて、でも何も知らないのではなく、傷付いて削られた…そんな少し尖った氷のような輝きを含んでいた
ガル子ちゃん、か。へぇ…どんな子なんだろう。
それが俺が彼女を意識した瞬間だった+30
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12311. 匿名 2024/05/05(日) 16:36:52
>>3284 ストーカーっぽい推しの一言
>>947 「大嫌い」から始まった2人
⚠快楽 👹様
ガル子の脳内をストーカーしたところ、ガル子に嫌われていた事が分かってショックを受けた👹様。
「何故私を嫌う!」
「私の心を読んだんですか⁉いや!変態!」
「人のこと勝手に鬼にしておいて、好かれてると思ってたんですか?おめでたすぎません?」
ガル子の言葉で、彼の元々青白い肌が余計に青ざめた。
その様子を見て、ちょっと言い過ぎたかと怯むガル子。
「もう…しょうがない人ですね。まずは私に優しくしてください」
その日から、ガル子の脳内を読んでは至れり尽くせりする👹様。しかし日が経つにつれ、だんだん👹様の様子がおかしくなってきた。
引きつった笑顔を浮かべ、ガル子の目線一つに右往左往する。
「もうやめてください。こんなの不健全です」
こうして👹様はガル子の思考を読むことをやめ、元の傲慢さを取り戻した。
だけど、ガル子への優しさは残った。半々の確率で斜め上の気遣いを見せてくれるが、自分なりに考えてくれたのだと思うとガル子の胸に温かいものが広がった。
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