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9182. 匿名 2024/04/29(月) 15:37:41
>>9082
ナンパから助けてくれる推し🌊⚠️
「えへへ…間に合ってますぅ…」
珍しくナンパなんてされたもんだから、対応に困って愛想笑いをする。
それにしても…とスマホとちらりと見る。
待ち合わせ時間はとっくに過ぎているのに彼はちっとも現れない。
なにやってんだろ、もー!早く来てよ!
その時、ピコンとLINEの着信音がしたのでスマホを取り出した。よし、彼だ!
『その男は誰だ』
は!?なに?なんで!?一体どっから見てんの?
慌てて視線を巡らせると、少し離れた柱の陰から彼が半分だけ顔を覗かせていた。
思わず「ヒィ!」と声を上げると急いで返信する。
『知らない人だよ!いきなり声かけてきたの!』
『それにしては随分と親しそうだが。本当に知らない男か?』
そうだっつってんでしょ!いいからさっさと助けてよ!
イライラしながら返信しようとして「ダメダメ」と頭を振る。
ここは助けたくなるような健気な女子にならないと…。
『ほんとに知らない人だよぉ💦ガル子怖いから早く助けに来て~🥺』
『……お前は本当にガル子か?』
ブチィ…💢💢
我慢できなくなった私は乱暴に通話ボタンを押す。
「……オイ、いーからさっさと助けに来い」
『……承知した』
「ふー…ってあれっ!?」
顔を上げるといつの間にかナンパ男はいなくなっていた。+22
-4
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9183. 匿名 2024/04/29(月) 15:39:28
>>9182
⚠️
ガル子強し😂+21
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