【2次元】鬼滅の刃で彼氏にしたいキャラPart16【妄想】

[8369. 匿名]

>>7926
誰か助けてください🌊⑦

誰か聞いてください。この度、超絶イケメンの彼氏ができました。ひゃっふぅーぃ♪

「おはよう」
「おはようございます！」
おはようマイダーリン♡この電車はあなたを私の元へ連れてきてくれる白馬のようなものね♡昨日の今日で少し気恥ずかしいけど、隣に座りますよ？だって彼女ですから！！
「上機嫌だな」
「うへへ」
「そういえば、これからなんて呼べばいい？やはり下の名前がいいか？」
なんて呼ぶ？あれ？そもそも……私、イケメンの名前知らなくない！？いやいや、落ち着け。イケメンも私の名前を知らないはず。

「そうですね、恋人らしく下の名前がいいですね。ところで名前って──」
「では下の名前で。───ガル子」
なんで知ってんだ！！！
私いつの間に自己紹介したの！？毎日浮かれすぎてて覚えてない！！無意識に名前教えたかな！？

「俺のことも下の名前で呼んでくれ」
「いやぁ～あのぉ……」
このイケメンの名前ってなに！？太郎！？次郎！？三郎！？聞きにくい！！
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥。私は………一時の恥を選ぶ！！！
「ごめんなさい！！」
「なにが？」
「私、あなたの名前を知りません！」
「……………」
「……………」
「確かに名乗っていないな」

『まもなく○✕駅～。○✕駅～』

「冨岡 義勇だ」
「冨岡…義勇さん」
「そう」
「義勇さん」
「ガル子」
「義勇さん！」
「……ガル子」
「義勇さん！！」
「しつこい！早く降りろ！！」
いつものように手を振って別れる。下の名前で呼んでくれた♡録音しとけばよかった！

誰か助けてください。イケメンは顔だけじゃなくて名前までかっこいいみたいです。
義勇さんはなんで私の名前を知っていたんだろう？

つづく🌊

[8371. 匿名]

>>8369
いきなりの塩対応に笑ったwww🤣
今日も楽しいお話をありがとう！

[8374. 匿名]

>>8369
「しつこい！」ってところでキュンとしてしまった😂そして、続きが気になるぅぅー

[8377. 匿名]

>>8369
何で名前知ってたんだろ💕気になる気になる♪
そしてアタイも「しつこい！」って言われたい🤭w

[8663. 匿名]

>>8369
誰か助けてください🌊⑧

義勇さんとお付き合いを始めて数日。そろそろ欲望を叶えるための一歩を踏み出そうと思います。そう、あれです。【胸板ダイブ】です。

満員電車で胸板ダイブをキメてから、なかなか次のチャンスに恵まれなかった。しかし！今や私は義勇さんの彼女！なにも遠慮することなんてない！いざ参らん！！

「ガル子？」
「はい！」
「どこに行くつもりだ？」
「え！？」
「いざ参らんと言うから、どこかへ行くのかと…」
私の悪い癖！！考えていることが声に出ちゃう！！どこにも行きません！どこにも行きませんが、正直に言うなら───
「あなたの胸板に飛び込みに行きたい」
「はい？胸板？」
「はい。胸板」
「胸板……」
義勇さんが目線を下げて自身の胸板を不思議そうに見ている。もう少し押せばいける気がする！頑張れ欲望の化身、ガル子！

「私、義勇さんの胸板が大好きなんです！飛び込みたくて飛び込みたくて仕方がないんです！お付き合いも始まったことだし、胸板へダイブしていいですか！？」
「構わない」
「は！？」
今、構わないって言った！？いいの！？
ちょっと待って義勇さん！！軽く腕を広げて待ち構えないで！！緊張する！
「来ないのか？」
「え、いやぁ…」
「早くしないと駅に着くぞ」

『まもなく○✕駅～。○✕駅～』

「ガル子」
「…く…………」
「ほら、おいで」
「ぅ……………」
「おいでガル子」
「………………いけるかぁ！！！！！」
私はそのまま電車を飛び降りた。いざダイブするとなると緊張して無理！！
飛び降りた電車を振り返ると、義勇さんが可笑しそうに微笑んでいた。

誰か助けてください。「おいで」の殺傷能力が高すぎてドキドキが止まりません。

まだつづく🌊
読んでくれてありがとう🌊