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8055. 匿名 2024/04/26(金) 21:37:59
>>7769
続き
ガル子「遠慮ってか甘え方がよくわからないんだよね………。自分から連絡するのも何か躊躇うんだ。」
むい「それだよ。考えすぎ。俺とかにもそういう時あるじゃん?」
ガル子「それは、友達とは言え迷惑かけたくないってのがあるんだよ………。」
無一郎くんとは長年の友達で初めての男友達だから。
今日は無一郎くんにご馳走になってしまった。
背の高い彼と並んで歩くのは友達でもドキドキする。
ガル子「無一郎くんご馳走様。私のノンアルの代金返すね」
財布からお金を出そうとしたら止められた。
むい「そんな事しなくていいよ。──好きな女にご馳走したらダメなの………?」
酔ってるのか私の手を掴む手がじんわりと温かい。
ガル子「無一郎くん……?好きって……え?」
戸惑ってしまい頭の中がいろいろと追い付かない。
むい「………ここじゃあれだから公園のベンチで話そう?」
頷いて一緒に公園に入りベンチに座る。
ガル子「あの……いつからその……私の事を?」
しどろもどろになりがからも聞いてみた。
むい「高2の時くらい?──まあ、俺の片想いだったけどさ。あの時は諦めてたけど………もう諦めなくていいよね。──もう俺にしとけよ。失恋する度にガル子が悲しむのもう見たくない。」
私の頬を優しく撫でる。
ガル子「私でいいの?連絡だってあまりしないし、自分から甘えるのだって苦手だし……」
言い終わる前にギュッと抱きしめる。
むい「俺はガル子がいい。──ダチとしても1人の女としても大事にするから」
ガル子「うん………。」
頷いて返事をするとゆっくりと唇を重ねてきた。
大切な友達から大切な彼氏になった話
──終わり──+23
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