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7748. 匿名 2024/04/26(金) 09:07:55
>>7700
ふしぎメガネ屋きぶつじ堂
第三話
「累 いきなりそんな声かけたら驚いてしまうだろう?まぁこんな美人が目の前にいたら分からなくも無いけどね 俺の名は童磨」混乱した私の肩をそっと抱いてウインクしながら自己紹介してくれた彼はフレームのないデザインのメガネをかけてワインレッドのスーツを着ているが隠しきれない筋肉の張りとウエストの細さのギャップにクラクラする
そういえばさっきの累って呼ばれた少年は蜘蛛の糸と赤いドットのデザインが刺繍された薄いグレーのスーツに小さな丸いメガネだったな…知的でミステリアスな雰囲気が彼にとても良く似合っていたし、スーツとメガネの組み合わせで個性を活かしていると勉強になった
「俺はこれがオススメなんだけど…ちょっとごめんね♡」いきなり両耳に髪をかけられて体温と心拍数が高まる 痣が出るかも私…「ほらっ♡良いじゃん♡シンプルだけど素材の良さを活かしてみました♡」メガネの位置を直すときに虹色の瞳に至近距離で見つめられて目が泳いでいる私に彼はスッと鏡を差し出した『本当だ…今までメガネは似合わないからって思っていたんですけど これ可愛いです』「あれ?なんだろうこの気持ち…胸の奥が温かくなって…ガル子ちゃんが喜んでくれると俺も胸が高鳴る…これが恋ってやつなのかな?じゃあ店内にあるメガネをいっぱい試してみよう♡」そう言って急に告白されて驚く私の手を繋いで店内を案内してくれた。
+22
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7798. 匿名 2024/04/26(金) 11:55:16
>>7748
私も痣出そうです+18
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7816. 匿名 2024/04/26(金) 12:27:08
>>7748
このめがね屋さんに行きたい…♡+17
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7822. 匿名 2024/04/26(金) 12:44:34
>>7748
累くんのスーツ姿が見たいです!とっても!(ハアハア)+16
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7969. 匿名 2024/04/26(金) 19:38:27
>>7748
ふしぎメガネ屋きぶつじ堂
第四話
「いらっしゃいませ ガル子様私の名は猗窩座と申します」薄いブルーのワイシャツにピンク色の髪とベスト姿の男性は見た目とは違って丁寧な言葉遣いと挨拶が印象的だ メガネは…?ん?あんまり見た事無いけど…私の視線を感じたのか「こちらはボストン型と言って少しクラシカルなデザインなんです」ニッコリ笑うと彼の長い睫毛がふんわりと揺れて私の心も揺れ動く
「猗窩座殿は仕事熱心だからどんなに誘っても一緒に飲み会に来てくれないんだよね〜」「…その手をどかせ…今は仕事中だ…」正反対な2人だけど実は仲良しなのかもしれない…そんな事を思って振り向いた場所に置いてあった高そうな壺に足がぶつかりバランスを崩して私も壺も倒れていくが手を伸ばしても間に合わない‼︎割れちゃう‼︎と思った瞬間に猗窩座さんが私と壺を身体ごと受け止めてくれた『ごめんなさい‼︎私のせいです‼︎』彼はお姫様抱っこしながら「大丈夫ですか?」と聞いてから優しく降ろしてもらった ドキドキして心臓が足りないとは流石に言えない『ありがとうございます…あれ?猗窩座さんのメガネが⁉︎ここに落ちてますね』と拾おうとしたタイミングでお互いのおでこ同士がぶつかってしまう『痛っ‼︎』「失礼致しました‼︎」私のおでこに彼の手がそっと触れる「お怪我はございませんか⁉︎」至近距離でメガネを外した貴方の素顔を見たので心が火傷して墓入りしそうです…。+23
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