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7700. 匿名 2024/04/26(金) 00:25:11
>>7612
ふしぎメガネ屋きぶつじ堂
第二話
店主はとても端正な顔をしており更に妖艶な雰囲気もあるから『ひゃじめまして‼︎ガル山ガル子です‼︎』挨拶は噛みまくるし声もひっくり返る『このお店は一体?』「店名にも書いてある通りですが[ふしきメガネ]を扱っております」そう言って店主は自分の顔に指を当てると急にメガネが現れた『えっ⁉︎さっきまで何もかけていなかったのに‼︎』「ご挨拶代わりの血鬼術ですよ」『えっ?けっき…』「まぁ良いでしょう どうぞこちらへ」お店の奥には沢山のメガネとスーツ姿でメガネをかけたイケメン達が私を待ち構えていたのだ
すると繊細な雰囲気の少年が現れて「ねぇこの線は何本あるか君に分かる?」目の前であやとりを見せてくれたので『えっと3?4?』「…だいぶ眼精疲労が溜まっているようです」「やはりそうか…ガル子お前には失望した こんなに眼を酷使するまで何を探していたんだ⁈まさか青い彼岸花か⁉︎」『青い?まぁ青ではなくてピンク(の色変わり)の方が良いですね』「えっ⁈ピンクとか聞いた事無いよな⁈」「これ以上探す物が増えたらどうするのか…」ざわめくイケメン達「ちょっとこっちに来て」少年に手を引かれて椅子に座ると「これ目に効くお茶だから飲んでみて」『(どうしよう…でもこんな上目遣いされたら…)ゴックン…あれ?美味しい‼︎』「良かった…おめでとう これで家族の儀式が済んだよ」えっ?ここって何屋さんでしたっけ?+25
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7703. 匿名 2024/04/26(金) 00:30:17
>>7700
ほぉーんみんなメガネなのね
スーツでもあるのね
ほぉーん好き+20
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7738. 匿名 2024/04/26(金) 08:02:19
>>7700
まさかの彼🕸登場!
まんまと家族にされてるやん!
てか、このお店🕶屋じゃないんじゃ?
でも全員メガネにスーツな店員さん達に興味はあるので行ってみたい…+18
-4
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7748. 匿名 2024/04/26(金) 09:07:55
>>7700
ふしぎメガネ屋きぶつじ堂
第三話
「累 いきなりそんな声かけたら驚いてしまうだろう?まぁこんな美人が目の前にいたら分からなくも無いけどね 俺の名は童磨」混乱した私の肩をそっと抱いてウインクしながら自己紹介してくれた彼はフレームのないデザインのメガネをかけてワインレッドのスーツを着ているが隠しきれない筋肉の張りとウエストの細さのギャップにクラクラする
そういえばさっきの累って呼ばれた少年は蜘蛛の糸と赤いドットのデザインが刺繍された薄いグレーのスーツに小さな丸いメガネだったな…知的でミステリアスな雰囲気が彼にとても良く似合っていたし、スーツとメガネの組み合わせで個性を活かしていると勉強になった
「俺はこれがオススメなんだけど…ちょっとごめんね♡」いきなり両耳に髪をかけられて体温と心拍数が高まる 痣が出るかも私…「ほらっ♡良いじゃん♡シンプルだけど素材の良さを活かしてみました♡」メガネの位置を直すときに虹色の瞳に至近距離で見つめられて目が泳いでいる私に彼はスッと鏡を差し出した『本当だ…今までメガネは似合わないからって思っていたんですけど これ可愛いです』「あれ?なんだろうこの気持ち…胸の奥が温かくなって…ガル子ちゃんが喜んでくれると俺も胸が高鳴る…これが恋ってやつなのかな?じゃあ店内にあるメガネをいっぱい試してみよう♡」そう言って急に告白されて驚く私の手を繋いで店内を案内してくれた。
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