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3079. 匿名 2024/04/17(水) 17:06:16
>>2431
続編
時透くんとメッセージのやり取りを始めてからしばらくし、葉桜になった頃に時透くんから一通のメッセージが届いた。
≪今度の休み2人で出かけませんか?≫
これはデートの誘い?
≪いいよ~≫
短くだけど、時透くんにメッセージを返した。
≪嬉しいです!!○日とかどうですか?≫
ちょっとしてから時透くんからメッセージと可愛いスタンプの返信が来た。
私も普段から使ってるOKのスタンプで返信した。
それから約束の日になり、最寄りの駅で待ち合わせする事になっていてワンピースとカーディガンを羽織りにスニーカーで待ち合わせ場所に行くと時透くんは既に来ていて私を見かけるなり手を振ってきた。
ガル子「時透くんおはよ。今日は誘ってくれてありがとう。よろしくね」
ゆう「おはようございます。いえ、来てくれて嬉しいです。車で来たので乗って下さい。」
ガル子「ありがとう。お願いします。あ、飲み物買ったからどうぞ」
ゆう「すみません、ありがとうございます」
時透くんに飲み物を渡して、そのまま時透くんの車に乗った。
ゆう「先輩着きましたよ」
時透くんに連れて来てもらったのは某お昼の番組で紹介されていた有名な道の駅だった。
ガル子「ここってこの前TVで紹介されていた所だよね?」
ゆう「そうですね。いろいろ見て回りましょうよ。──ん。手繋ぎましょ」
ガル子「あ、うん」
時透くんは自然と手を差し出してきてその手を握った。
続く+30
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3100. 匿名 2024/04/17(水) 17:58:07
>>3079
デートをこっそり覗いてるみたいでニヤニヤしちゃう+17
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3261. 匿名 2024/04/17(水) 21:22:28
>>3079
やった!続きありがとう😍+14
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3629. 匿名 2024/04/18(木) 09:11:19
>>3079
続き
時透くんと手を繋いで道の駅のいろいろな所を回っていると中庭の一角にまだ葉桜になってない1本の桜の木が目に止まった。
ガル子「ねえ、まだ葉桜になってない木あるね」背の高い彼を見上げて声をかけた。
ゆう「あ……そうっすね………。多分、日影寄りってのもあると思いますよ……」
緊張してるのか握ってる手がちょっと強くなった。
ガル子「あ……なるほど。たしかにそうかもね。ね、アイス食べない?期間限定のがまだあるからそれ食べよ?」
ゆう「あ、いいですね。俺、買ってきます。そこのベンチでちょっと待ってて下さい」
パッと手を離し売店に行き期間限定アイスを買いに行って数分で戻って来て「ん」とアイスを渡された。
ガル子「時透くんありがとう。お金渡すね」
財布からお金を渡そうとしたら止められた。
ゆう「いや、いいです。あの日のノンアルのお礼です」
ガル子「あ、ありがとう……ご馳走様です」
2人でベンチに座りアイスを食べた。
ゆう「美味いっすね……」
ガル子「うん………美味しい」
それからは無言でアイスを食べながら中庭の桜を眺めた。
アイスを食べてからはまたいろいろ見て回りお昼を食べてからお土産コーナーでちょっとしたお土産を買ってから車に戻って次の場所に移動した。
──着いた場所は海を一望出来る高台だった(誰もいない)。
ガル子「すごい………いい眺め」
高台から見る海が太陽の光に反射してキラキラとしていた。
続く(次でラストです)+25
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