ガールズちゃんねる
  • 2815. 匿名 2024/04/16(火) 22:44:43 

    >>1264
    ⚠️🐚ワードあり
    ⚠️何でも許せる方向けです
    ⚠️近所のおばちゃん出てきます

    【意識しすぎですよ★煉獄さん!】②

    気を取り直して俺はガル子、父上、千寿郎と共にご近所の方達へ挨拶周りにやってきた!

    「まぁー!杏寿郎ちゃん!」
    「モブ山のおばさん!お久しぶりです!」
    この元気なご婦人は俺が赤子の頃から可愛がってくれているモブ山のおばさんだ!

    「まぁまぁー!この子がガル子ちゃん?本日は誠におめでとうございます。もーー杏寿郎ちゃんったらこんな別嬪さんお嫁さんにもらったのね♡」
    「ありがとう!そうなんだ、俺には勿体ないくらい素敵な女性だろ?」
    「まぁー早速惚気てくれちゃって!ガル子ちゃん、杏寿郎ちゃんをよろしくね。私杏寿郎ちゃんが赤ちゃんの時から知ってるもんだから親のように嬉しくてねぇ。こう見えて杏寿郎ちゃん小さい頃はわんぱくだったのよ〜虫追いかけて勢い余ってうちの物置突き破ったりね、杏寿郎ちゃんがたくさん食べるからお米足りない〜ってうちのお米わけてあげたりね。あ、そうそう赤ちゃんの頃オムツ替えてて盛大におしっこひっかけられたこともあったわね〜」
    「ゴ、ゴホッ、おばさん…もうその辺にしてもらえないか////」
    「あらあらごめんなさい、ついね。それより杏寿郎ちゃん、ちょっとちょっと」
    手招きされ俺はおばさんの方へ歩み寄る
    「(こそっ)ガル子ちゃん、安産型ね!良かったわね♡」
    な!な!ようやく雑念を振り払えていたのにまた脳内が初夜で埋め尽くされてしまうではないか!
    いや確かにガル子はなかなかいいSiriをしていると常々思って……じゃない!しっかりしろ俺!

    「それで杏寿郎ちゃん、もうガル子ちゃん────・・・召し上がったの?」

    ………むぅ?
    ………むむぅ?
    め、めめめ召し!?ガル子を召し上がっただと!?!?よもや挨拶回りとはこんな事まで聞かれるのか!
    ここは正直に答えるべきか?いやだめだろ!
    「すまない、いくらおばさんと俺の仲でもさすがに答えられないというか、今夜のお楽しみというか、俺だって早くガル子とそういう仲になりたいと思ってはいるが////」
    「え?……あぁー!もうや〜ね〜!違うわよ。ガル子さんの料理召し上がったことあるの?って聞いたのよ。今ガル子さんに料理お得意って聞いたから!ふふっ、もう何考えてるのよw」

    むぅ!なんと!俺はまたやらかしてしまった!!
    あぁぁ…父上が額に手をあて呆れ顔をしている!
    千寿郎はキョトン顔だ!
    ガル子は「大丈夫ですよ」と口パクで励ましてくれている!好きだ!
    皆すまん!!

    まぁまぁこれでも食べて♡とおばさんが持たせてくれた鰻と目が合い「よろしくな」と俺は呟いた

    つづく

    +46

    -8

  • 2844. 匿名 2024/04/16(火) 23:15:44 

    >>2815
    ⚠️🐚
    ϵ( 'Θ' )϶キュン♡♡

    +23

    -2

  • 2872. 匿名 2024/04/16(火) 23:45:25 

    >>2815
    ⚠️🐚
    ちょうど鰻ってあるもんなの😂!?まさかモブ山おばさん用意してた!?

    +26

    -2

  • 4880. 匿名 2024/04/20(土) 22:31:56 

    >>2815
    ⚠️🐚を連想させる表現あり
    ⚠️何でも許せる方向けです

    【意識しすぎですよ★煉獄さん!】③


    俺たちは挨拶回りを終え、家でしばし休息をとっていた
    む?そういえばガル子の姿が見えないな
    まだ早い時間だが夕餉の支度でも始めているのか…?
    そんな事を考えていると、突然大きな音が聞こえてきた

    パーン!
    パーン!
    スパーーーンッ!
    スパーーーンッ!
    スパコーーンッ!!!
    スパパパスパコーーーーーンッッ!!!

    むぅ!なんだこの音は!
    よくよく聞き耳をたててみると合間にガル子の声が聞こえてくるような……?

    パーン!「あっ!」
    パーン!「あぁっ!」
    スパーーーンッ!「はっ!」
    スパーーーンッ!「いよっ!」
    スパコーーンッ!「はいやっ!」
    スパパパスパコーーーーーーンッッ!!!「ふぉあぁぁぁぁーーっ!」


    ………むぅ?
    ………むむぅ?
    こ、この音にこの声!!!?………よもやガル子がどこぞの輩に襲われてるのではあるまいな!
    うぉのれ、俺の大事なガル子に手を出すとは許せん!!!
    俺は急いで音のする方へ走っていった
    音は俺とガル子の寝所となる部屋からだった

    「ガル子から離れろ!!」
    「え?え?杏寿郎さん、そんなに慌ててどうされたんですか?」

    そこにいたのは布団たたきを片手に布団を干しているガル子の姿だった

    「何やら凄まじい音と、ガル子のその…ただならぬ声が聞こえてきたので、てっきり変な男にでも襲われているのかと…」
    「あ!すみません💦私布団たたく時合いの手入れるのが癖で💦ご心配おかけしました」
    「むぅ!なんとあれは合いの手だったのか!なんというか…独特な癖だな!何はともあれ無事でよかった」
    「ふふっ、ありがとうございます。今日はお疲れでしょうし、少しでも気持ちよく寝ていただきたくて張り切って布団干しちゃいました」

    ガル子の甲斐甲斐しい姿に心を打たれ、やましい事に脳内を埋め尽くされているがためにこんな勘違いを起こしてしまう自分を恥じた
    「ガル子、ありがとな」
    俺はそっとガル子を抱き寄せ感謝の意を伝えた

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    -11