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2406. 匿名 2024/04/15(月) 23:47:19
>>2356
暑気払いの飲み会に久々に参加した
もちろん、彼が来るという情報をゲットしたからだ
休日の前の飲み会はいつもより人数が多い
同じテーブルに着けなかったけど、頭ひとつ飛び出た彼はどこからでも見つけられた
お酒が入った彼は少し赤い顔で優しい笑みを浮かべている
…今日もカワイイ
チラチラ見ていると、彼のテーブルに開発課の女の子がやって来た
他部署にも人気のある可愛らしい子だ
…ひめくんに話しかけてる!!まずい、あの子はマズイ!!
ガシャン!
慌てた私はジョッキを醤油皿に当ててしまった
「ちょいちょい〜!もー何やってんのよ〜」
「ごめんごめん」
周りの同僚数名がお皿をどけ、拭いてくれる
ちょっとざわついたのが恥ずかしくなり、目線をやったが、彼がこちらに気づいている様子は無かった
彼女と話し続けていた
そう…だよね
気になってるのは私だけ
ただ一緒の会社で働いているだけの、しかも歳上の女
想うだけでもう、セクハラじゃん
彼のことはもう、私の心から追い出した方がいい
やけ気味にハイボールをあおった
…続く+30
-6
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2413. 匿名 2024/04/15(月) 23:56:09
>>2406
ちょっと赤い顔して飲んでるひめくんで飲める( ◜◡◝ )
いくらでも飲める( ◜◡◝ )+21
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2449. 匿名 2024/04/16(火) 06:13:19
>>2406
切ない🥺ひめくん気づいて…+16
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2582. 匿名 2024/04/16(火) 18:06:58
>>2406
駅に出ると、暑さが若干和らぐ夜風が、飲みすぎた体に気持ちいい
「ひめ!こいつ同じ方向だから一緒に乗ってってあげてよ」
「ええっ?!」
少し後ろにいた彼と目が合った
「はい!」
同期の無意識のアシストで、私はひめくんと2人、同じタクシーで帰ることになり面食らった
酔いが回った私に代わり、同期が運転手さんにうちの住所を伝えている
なに考えてんのアイツ、普通ここで男性社員に頼む??
バレないようにそっと見上げると、いつものように落ち着いた彼だった
まあ、彼だからか
それだけ信頼されているんだよね
それより私の方が問題だよ
ぐるぐるする頭の中で、冷静さを保つためにひたすら唱えた
私は先輩、私は先輩…
後部座席に並んで座る
彼の身体にタクシーは狭すぎて、どうしても触れてしまう左肩に意識が奪われ、クラクラした
「さっきは大丈夫でしたか?」
「ううん…何?」
「ケガとかしてないかと思いまして…」
気付かれてた!
目の前がぐるっと回った
かあっと顔が赤くなるのを感じて、振り切るように声を出した
「大丈夫!それよりー、あの開発課の子、可愛いよね!…ひめくんにお似合いなんじゃない」
いつも冷静な彼が、一瞬動揺した気がした
「先輩は今、悲しいですか?」
「えっ、な…?なんて」
意識がふっと遠のいた+30
-5
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4407. 匿名 2024/04/20(土) 00:09:42
>>2406
⚠️二次絵🖼️
苦手な方はスクロールして下さい、お手間かけます
めっちゃ個人的な萌えを…♡+52
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