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2329. 匿名 2024/04/15(月) 21:48:37
>>2168
心の隙間お埋めします
第十一話
ついに6日目、仕事が休みだからとベッドでゆっくり朝食を食べているとドアをノックする音が聞こえたのでドアを開けたらド派手なイケメンが立っている「おはよ♡俺の名前は宇髄天元…天元って呼んで♡じゃあ早速…ちょっと失礼」『ひゃあぁ⁉︎』肩に担がれて何処かへ連れて行かれる事に…(腕や肩の筋肉ヤバい‼︎めっちゃ良い香りもするし♡)「着いたから降ろすぞ」そこはホテルの室内プールだった まるで彫刻のように鍛え上げられた肉体は想像以上に刺激的で大きな浮き輪に一緒に入ったり首元に抱きつきながら流れるプールを楽しんだ プールから上がってバスローブを羽織る仕草だけでも色気大爆発‼︎こんな機会は二度と無いからとしっかり脳裏に焼き付けた(あぁ写真に収めたい…動画も良いな…グフフ♡)「何やらしい眼で見てんだよ…ったく変態だな♡そんなに触れたいの?ん?」恥ずかしくて小さく頷くと「やべぇ…超可愛い♡」そう言って私の首元に強めのキスをして「俺の物って印を付けたからな♡今度はゆっくり愛し合おうぜ♡」ウインクの破壊力もヤバいです…えっとまだ昼間だよね⁉︎誰か〜心臓と法螺貝持ってきてぇ〜‼︎‼︎
部屋に戻ってくると室内にはお洒落なバーが設置されていて2人の男性が私を迎えてくれた「こんにちは バーテンダーの時透です 先日は双子の息子達がお世話になりました 今日は素敵な貴女の為にカクテルをお作りしますね」時透ツインズのお父様‼︎イケメンのDNA凄すぎ〜♡魅力は無限大〜♡
「俺の名前は稔 みんなからはサイステ先輩って呼ばれてるぜ‼︎今日はガル子の為に歌うから好きな曲をリクエストしてくれよな」春色の美味しいカクテルを飲みながら春がテーマのラブソングをピアノやギターで弾き語りしてもらえるなんて贅沢な午後の過ごし方だな…明日で終わっちゃうなんて嫌…このまま時間が止まれば良いのに…。+28
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2448. 匿名 2024/04/16(火) 06:10:42
>>2329
今最初から読みました🐢
出てくる全員魅力的すぎる、、終わらないでほしい〜!ガル子ちゃんが最後どうなるのかドキドキ+18
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2468. 匿名 2024/04/16(火) 08:44:30
>>2329
心の隙間お埋めします
第十二話(最終話)
どんなに抗っても朝は訪れる…1週間分の荷物をスーツケースに納めてチェックアウトの為にフロントに向かうと悲鳴嶼さんが対応してくれた『お世話になりました』「この後社長からガル子様にご挨拶したいとの事ですがお時間よろしいでしょうか?ちなみに今日は私が運転しますね」『はい 予定は無いので大丈夫です』玄関にはアメリカ大統領専用車であるビーストと呼ばれる車両が停まっている
『…失礼致します』「ガル子さん今回の便利屋業務は実際に利用されていかがでしたか?」車内では産屋敷社長が和やかな笑顔で私に問いかける『本当に夢のような贅沢な時間でした…みんな素敵で私の為に色々な癒しを提供してもらって感謝しています…いっそ目覚めなければ良いのにって…明日から私には何も無いんです…昨晩勤めている会社が倒産したと連絡があって…仕事も…それに社宅だったから住む場所もこれから探さないといけなくて…』色々な感情で涙が溢れる すると社長は私の手をそっと握り「ガル子さんが良ければ我が社に入ってくれませんか?」『えっ⁉︎』「心の隙間を埋める癒しがコンセプトのプロジェクトを発足するので今回の経験を元にリーダーとして活躍してもらいたいと思っているんだよ…どうかな?」『もちろんです‼︎私でお役に立てるのならよろしくお願い致します‼︎』「良かった…ではこれはご挨拶の品です」そう言いながら真っ赤な薔薇の抱えきれない程の大きさの花束をプレゼントしてもらった
「社長 そろそろ到着します」「行冥ありがとう…ガル子さん一緒にお散歩しましょう」車のドアが開くとそこはヘリポートで産屋敷グループと機体に書かれたヘリが停まっていて悲鳴嶼さんは操縦席に乗りサングラスをかける「桜前線を追いかける空中散歩です」社長に手を引かれて乗り込むと都会のビル群があっと言う間に小さくなっていく「ようこそ我が産屋敷グループへ…ガル子さんの未来に乾杯」2つのシャンパングラスの沢山の気泡はこれからの私のワクワク感を表すように輝きながら次々と生まれていたのだった。+23
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