ガールズちゃんねる
  • 2105. 匿名 2024/04/15(月) 17:52:31 

    >>593マニアックお題
    緊急指令🚨「推しの第二ボタンを奪え」

    +26

    -0

  • 2117. 匿名 2024/04/15(月) 18:14:37 

    >>2105
    「きゃー」
    よろよろよろ〜
    (手を伸ばせば届くはず)
    がしっ
    「狙いはバレバレだよ。これが欲しかったんでしょ?」
    左手でガルコの腕を掴み、右手で第二ボタンを指差しながら、微笑む彼
    「うぅっ、だって競争率高いから、こうでもしないと」(よろける真似)
    「だれにでもあげるものじゃないし。あげる相手は決まってるし」
    「そ、そうだよね。ごめん」
    「何言ってんの?ガルコだよ」

    +22

    -3

  • 2167. 匿名 2024/04/15(月) 19:14:11 

    >>2105
    緊急指令🚨「推しの第二ボタンを奪え」


    「むいくん……。あのね、私ね? むいくんの第二ボタンが欲しいの」
    「何言ってるの? うちの制服ブレザーでしょ」
    「そっか、そうだよね。ごめんね変なこと言って。緊急指令が出たからつい……」
    「は?」
    「う、ううん! 何でもないの!」
    するとむいくんは急にネクタイを緩めてしゅるりと解き、ワイシャツのボタンまで外し始めた。
    「む、むいくん!?」
    突然の行動にどきまぎしていると、なんとワイシャツの上から2番目のボタンを千切って渡してくれたではないか。
    「ほら、これで我慢しなよ」
    「あ……ありがとう……」
    嬉しくて目が潤んだ私を、むいくんが満足そうに眺めている。
    けれども私は、手の中のボタンよりも少しはだけたシャツの胸元からのぞくむいくんの大胸筋の方が気になって仕方なかったのだ。
    「ありがとう……🙏」
    私は誰にともなく再度呟いた。


    おわり

    +29

    -2

  • 2202. 匿名 2024/04/15(月) 19:55:22 

    >>2201
    >>2105 へのアンカーミスでした、ごめんなさい💦💦💦

    +18

    -0

  • 2208. 匿名 2024/04/15(月) 20:04:05 

    >>2105
    マニアックお題
    緊急指令🚨「推しの第二ボタンを奪え」
    ⚠️ギャグ寄り

    「第2ボタン?派手に俺から奪ってみろ」
    その言葉から始まった校内鬼ごっこ、そんなの無理に決まってると抗議したらお前の俺への気持ちはそんなもんかと煽られた。
    負けず嫌いの私の「やってやんよぉぉぉ!」の叫びがスタートの合図となり只今20分経過、足で追いつけるわけがないと向こうの逃走経路を予想して先回りしても裏をかかれ、見えた背を追って角を曲がると消えている…

    乱れる息と思考を整えるため売店に入り水分補給をしつつ、窓の外で余裕で手を振る男に向かって叫ぶ
    「あんた忍者かよっっ!!」
    ペットボトルをゴミ箱に叩きつけ外に向かってダッシュするがその影は既にない
    売店から抜ける道は中庭…中庭が見渡せる二階の渡り廊下への階段を一段とばしで駆け上がると宇髄は中庭の中央からこちらを見上げて私を挑発してきた
    「早くしねーと日が暮れるぜ?」
    くっそ…このままじゃほんとに無理!でも諦めたくない!
    その瞬間閃いた、一か八かの策…
    私は窓の縁につかまり足をかける
    「宇髄天元君の事が大好きです!」
    「は?なにやって…」
    「だから!足の骨の一本くらい…くれてやるよぉぉ!」
    と叫び勢いをつけ飛び降りた
    「っ…おい!!」
    焦って落下地点に走り込んで来た彼に受け止められるも、その衝撃で二人して中庭の芝に転がった
    「おい!怪我!してねえか!無茶しやがってお前…ふざけんなよ!」
    「いたた…そっちこそ怪我してない?ってお前が言うなっつーのねw大丈夫みたい、受け止めてくれてありがと」
    「お前なぁ〜」
    お説教モードに入った宇髄天元の眼の前に差し出されたのは見覚えのある金色のボタンと、その向こうでニンマリと笑う女
    「奪っちゃった♡」
    「あーもー負けだ負け!こんな肝が据わってぶっ飛んでるド派手な女他にいねーわ、ボタンついでに俺の心も奪いやがって」
    「そのドキドキ、もしかして吊り橋効果じゃ…?」
    「ちげーわw」

    この出来事は後に第2ボタン争奪飛び降り伝説として語り継がれましたとさ

    めでたしめでたし(?)

    +44

    -8

  • 2214. 匿名 2024/04/15(月) 20:11:57 

    >>2105
    「伊黒さん!第二ボタンくださいっ!!」
    「ボタンだけでいいのか?」

    +42

    -3

  • 2216. 匿名 2024/04/15(月) 20:14:26 

    >>2105
    緊急指令🚨「推しの第二ボタンを奪え」
    🌫パパ「職員室にボタンもらいに来た子は、初めてだなぁ。スーツのでいいかい?シャツ?」

    +28

    -0

  • 2297. 匿名 2024/04/15(月) 21:19:56 

    >>2105
    第二ボタンを奪え

    私は推し…もといずっと好きだった男の子を探していた
    私は思い当たる場所がひとつだけあった

    屋上へと続くドアをそっと開ける
    柵によりかかり、頬杖をついて時透君はグラウンドを眺めていた

    「むいくん!みーつけた!!」
    「げ、ガル子」
    「げとは何…」
    むいくんの開かれた学ランにはボタン1つ残ってない
    「さすが、人気者…全部なくなってる」
    「ん?あぁこれ?女子がくれくれめんどくさいから全部自分でとった」
    「その台詞高校生男子が言ってみたい台詞上位に入るんじゃない?」
    「なにそれ」なんてむいくんは笑う
    「まぁ、それにあげるなら好きな子にあげたいし」
    そりゃそうだよね…てゆーかその言い方むいくん好きな子いるって事…?
    キーンコーンカーンコーン
    予鈴がなる
    「さてそろそろ終わりかな、俺教室戻るね。ガル子は?」
    「…うん、私もう少しここにいる」
    「遅れないようにね」
    そういってむいくんは私の肩をポンと叩き教室へと戻っていった
    「は〜…失恋確定かぁ…」鼻の奥がツンとなる
    あ、泣くかも…ポロポロ流れる涙を拭おうとブレザーのポケットに手を入れた
    「あれ?何これ…ボタン?」
    反対側のポケットからスマホが震える
    通知画面にはさっきまで隣にいた彼からのメッセージだった
    (そーゆー事だから、返事ください)


    〜任務報告〜
    逆転満塁ホームランで大優勝しました!!!!
    ◯年◯組 ガル田ガル子

    🤫「…悲鳴嶼先生、今日は野球大会だったのかな?」
    📿「いえ…今日はチキチキ!緊急指令!教師も生徒も関係なし!推しの第二ボタンを奪え!大会だったはず…南無」
    🤫「そうだよね…まぁいっか」
    おわり

    +33

    -5

  • 2325. 匿名 2024/04/15(月) 21:43:09 

    >>2105 マニアックお題
    緊急指令🚨「推しの第二ボタンを奪え」
    ⚠️解釈違い


    「い、伊黒くん!!」
    振り向く伊黒くんの胸元をちらっと確認する。
    よし────第二ボタン、まだついてる!今ならいける!頑張れガル子!
    「なんだ?」
    「あの…だ、第二ボタン!ください!!」
    耳から火が出るかと思うくらい赤面しながら、思い切って言った。
    少しの沈黙の後、くすりと笑う声が聞こえて顔を上げると、伊黒くんが綺麗な目を細めて笑っている。
    「どうぞ」
    「え?ほんとに?いいの?ありがと───「ただし、条件がある」」
    「え?じ、条件…?!」
    なんだろう…私にできることだといいんだけどと思いながら、恐る恐る訊いた。
    「何…?条件って」
    伊黒くんの顔がついと近付き、私の耳元で囁いた。
    「まぁ条件というのは言葉が悪いが………君をくれるのなら、やってもいいかな」
    「えぇっ?!」
    思わず伊黒くんの方を向くと、視界いっぱいに彼の下目遣いの綺麗な顔が此方を向いて不敵に微笑んでいた。
    「───答えは?」
    くいと首を少し傾げて、彼が問う。
    「ああああ、あの───」
    心臓がばっくばくいってる。ど、どうしよう───
    「うん?」
    えーい!思い切って言っちゃえ!!
    「ももも勿論、です!もらってください…!」
    だぁぁあーーーっ!言っちゃったよ…!言っちゃったけど、ほんとによかったのかな?
    ちらっと伊黒くんを見ると、左右で色の違う綺麗な目が私を見て嬉しそうに細くなった。
    ふっと笑って伊黒くんが私に手を差し出す。
    「───どうぞ?」
    差し出された彼の手のひらには、外したばかりの伊黒くんの第二ボタン。
    「ほんとに、いいの?」
    「勿論だ」
    「ありがとう……!」
    第二ボタンを受け取ろうと手を伸ばすと、すかさずその手を掴まれた。
    「ひぇっ」
    「ありがとうを言うのは俺の方」
    「はい?」
    「もう離すつもりはないからな。覚悟しておいて」


    (おわり)

    +35

    -11

  • 2488. 匿名 2024/04/16(火) 10:03:00 

    >>2105
    【緊急指令🚨推しの第二ボタンを狙え】
    ⚠️解釈違い⚠️むいくん男子校⚠️ガル子女子校⚠️幼馴染みで友達以上恋人未満

    今日はお互いの高校の卒業式。
    4月からはむいくんは大学生で私は専門学校生になる。
    式の後は私とむいくん含めた仲のいい男女のメンバーでカラオケに行く予定。
    朝、登校している時に後ろからむいくんに声をかけられた。
    むい「ガル子おはよ♪」
    背の高い(180cmくらい)むいくんは学ランの制服をちょっと緩く着こなしている。
    ガル子「むいくんおはよ。お互い今日が卒業式なんだね~」
    むいくんを見上げて挨拶をする。
    ふと、むいくんの制服のボタンを見ると第二ボタンがない事に気付いた。(もう誰かに渡しちゃったのか予約済みなのかな………。)
    むい「ガル子どうしたの?」
    ガル子「あ、いや……制服の第二ボタンないから誰かにあげたか予約済みなのかと思って……」
    むい「え……?まあ、予約済みだね。第二ボタンあげたい人いるし」
    あー、やっぱりな………。
    ガル子「そっか……渡せるといいね。じゃあ、私こっちだから……」
    お互いの学校が近くなり、校門に入ろうとしたら呼び止められた。
    むい「ガル子!!──ん。あげる。俺の第二ボタン」
    駆け寄ってきて小さな袋に入れられたボタンを渡してきた。
    ガル子「ありがとう……え、いいの?てか、私?」
    キョトンとしてるとちょっと照れて別の方を見た。
    むい「渡したい相手ってガル子だから……。じゃあ、俺も行くから式の後でね。」
    むいくんは早足に校舎に入って行った。
    ガル子「うん。またね。」
    もらった第二ボタンをギュッと握って学校に入った。

    ──終わり──

    +25

    -9

  • 2568. 匿名 2024/04/16(火) 17:00:49 

    >>2105 第二ボタンを奪え⛏

    高校の卒業式が終わった。写真を撮ったり寄せ書きし合ったりする同級生に目もくれず、さっさと帰ろうとする彼の後ろ姿を走って追いかける。私もこの後、友達や後輩とお別れ会の予定だけど、その前にクリアしなければならない指令があるのだ。

    「謝花くん!だ、だ、第二ボタン!もらえませんか!!」

    『卒業したらもう会う事もないかもしれないじゃん?せめてボタンくらいもらっとこうよ!』
    そう指令を出してきた友人も、今頃自分のミッションに挑んでいるはずだ。共に健闘を祈り合ってきた。

    「ボタンだぁ?
    …いいぜ、取ってみろよ」
    そう言って、彼は襟を掴んで見せた。元々留めていない学ランの胸元が開かれて、白いワイシャツが眩しく見える。普段は学ランの中は適当なTシャツなんかを着てる事が多い彼の、いつもと違う雰囲気になんだか緊張してしまう。
    …っていうか、自分で取れって事!?
    「取ってくれるんじゃないの!?」
    「欲しけりゃ自分で取れよなぁあ」
    そう言われて私は恐る恐る彼に近付いた。ボタンを取るのだから、結構な至近距離になる。こんなに近付いた事、今までないのに。息がかかりそうな近さに心臓がばくばく言い始める。なるべく顔を見ないようにするけど、白いシャツの間から見える喉仏や鎖骨も、服の上からでもわかる胸の筋肉も、自分の体と違いすぎていてどうしても意識してしまう。鮮やかなグリーンの髪先が視界にちらついて妙に気になる。…手が思うように動かない。うまくボタンを外せない。
    「おせぇなぁ、まだかよ」
    「ご、ごめん!取れなくて…」
    「こっちはもう終わったぜ?」
    「え?」
    終わったって、何が。と思って顔を上げると、見慣れた赤い色が目の前にあった。…スカーフだ。私のセーラー服の。きちんとつけていたはずのそれが、彼の手に弄ばれてひらひらとはためいている。
    「私の!?なんで…!!」
    「奪われる前に奪え、ってのが信条でなぁ。これは俺が貰うからなあぁ」
    待って、私まだ取れてないのに。こっちのだけ持ってかないで。ずるい。
    咄嗟に、返してと言いかけた。でも私のそれを貰うって事は、私がボタンを欲しがってるのと同じ意味だったりするんですか?だったら持ってて欲しいし…と迷う。すっかりボタンから手を離してわたわたし出した私に、彼は溜息をついた。
    「いらねぇのかよ、早くしろよなぁ」
    私の手を掴んで、再びボタンに触れさせる。裏側の留め具を外すだけだと、ご丁寧に解説しながら。そんな事はわかってるけど、こんな風にされたら余計に動けなくなるんですが!

    震える指で慎重に留め具を引っ張ると、ようやく金のボタンが私の手に落ちてきた。
    「…貰いに来るとは思わなかったぜ。期待していいって事か?」
    「思い出作るだけのつもりだったのに。期待していいの?」
    ミッションクリア。思わぬ戦果を報告できる事になりそうだ。

    +42

    -6

  • 2581. 匿名 2024/04/16(火) 17:51:16 

    >>2105
    ガル子第二ボタンを奪う緊急指令🚨実行中

    信用しない信用しない。
    君が俺の第二ボタンをもらいに来るなんて。
    そもそも、卒業式なんて大嫌いだ。
    毎日学校に来れば君に会えたのに、明日からは会えないなんて信じられるわけがない。
    このボタンを渡して、このままいい思い出になってしまっていいのか?小芭内!
    否!いいわけがない。
    どう誘う?どう話をもっていく?どんな提案をしたらこの先も君に会えるんだ。
    そうだ!映画に誘うのはどうだ。
    待て、小芭内。映画ではダメだ。
    いきなり暗闇はハードルが高すぎる。
    まるでデートではないか。
    デート……
    落ち着け小芭内!相手の気持ちがはっきり分からないうちは、よく見て、よく考えて冷静にいこう。

    「……ガル田、よかったらこのあと一緒に帰らないか」

    “ボタンを手渡す瞬間の小芭内こころの声”

    +37

    -6

  • 2599. 匿名 2024/04/16(火) 19:01:12 

    >>2105
    絶対に第2ボタンが欲しいガル子と
    絶対に渡さないトミオカ

    +52

    -2

  • 2620. 匿名 2024/04/16(火) 19:40:51 

    >>2105
    緊急指令🚨「推しの第二ボタンを奪え」

    「我妻先輩っ!卒業おめでとうございます、あ、あの、第二…ボタンを…」
    (ドキドキしか聞こえないくらいめちゃくちゃ心臓ドキドキしてる、いいねぇ青春だねぇ)
    「あー、いいよ、誰呼ぶ?炭治郎?伊之助?」
    「えっ違います…その…あ、我妻先輩のボタンを…ください…」
    (最後の方は聞き取れないくらい小さな声だったけど、こちらを見て伝えてくれる真剣な表情も、聞こえる音も、本物だ)
    そう思った途端カッと顔が熱くなって、今度は俺の心臓がまろび出そうなほどドキドキして、ドキドキして…
    「善逸?どうした?」
    「おいコイツ固まってんぞ、しっかりしろよ」
    「あっ!そうだよね、ごめん俺…はい、ボタン、ありがとう、嬉しい」
    「(先輩の笑顔破壊力すごい…)私が嬉しいです、大事にします、ありがとうございます!」

    +32

    -4

  • 2823. 匿名 2024/04/16(火) 22:52:34 

    >>2105⚠️🍉(色々設定被りあったらごめんなさい🙏🏻しかも長い..)
    【推しの第二ボタンを奪え】

    「━━ということで来ちゃった♡不死川、ボタンちょうだい?」
    「来ちゃった♡じゃねえし!もうとっくに無くなったわ!帰った帰った」
    「え〜そんなぁ…!品切れかぁ、“不死川”なだけに…チェッ( •᷄ɞ•᷅ )」

    「アホかw」といつもの調子でシッシッと追い払われても、めげないんだから。……だって今日は、花の高校生活*最後日だし。こんなに頻繁に顔を合わせることもなくなるし。

    不死川とは3年間同じクラスで、出席番号が近いからいつも隣の席だった。最初こそぶっきぼうで挨拶を無視され続け「やなやつやなやつ…!」と思ったりもしたけど、今は彼の方からチョップ付きで挨拶してくれる。顔は怖いけどほんとはいいやつ。好きになるのにそう時間はかからなかった。

    「ねぇ、もう少しここに居てもいい?」
    「んー?別にいいけどっ」
    射撃部室のすみっこに置かれたパイプ椅子に腰掛けて、ぐるりと見渡す。古めかしい本棚の特有の香り。夏の全国大会で受賞した表彰状。笑顔満開の集合写真。金色のトロフィーは夕暮れと相まって、ひときわ綺麗な輝きを放っていた。
    ここには、タカラモノが詰まってる。

    「なぁ。大学でさ、お前を起こしてやれる奴いんの?」
    「え・・急になによ」
    「よく昼休みにココでうたた寝してたガル田を俺が叩き起こしてたなー、なんて」
    「そうだねぇ!その節は大変お世話になりました」
    「一緒に爆睡しちまって、授業に遅刻して兄貴にドヤされたことあったよな」
    「ふふwあったねー!ここで補習とか課題もがんばったよね」
    「おう。お互い第一志望通ってほんと良かったな」
    うんうんと時折笑い合ったり、突っ込みしたり。想い出話に花を咲かせながら、部室内をせっせと片付けていく彼。
    「手伝おっか?」と訊いてみても、「力仕事だから座ってていいぞ」と、気遣ってくれる。優しさに溢れる広い背中を見つめていたら、秘めていた想いで胸の奥がぎゅっとなって、つい零れてしまった。

    「・・・不死川と、もう会えなくなるの寂しいな。」
    作業する彼の手が、ぴたりと止んだのが見えた。だんだんと頬が紅潮しているように見えるのは、黄昏時のせいだろうか。それとも。

    「嘘なんだ。さっきの言葉。」
    「へ?うそ?」
    「第二ボタン品切れってやつ。…ぶっちゃけると、ガル田に渡そうと思ってた」
    「私に…?」
    「ん」と力強く頷き、ポケットをゴソゴソしてボタンを私の目の前に差し出した。

    「俺と付き合えよ。……そのォ、ガル田のこと、大切にするからさ。」

    「━━━!!ふぇぇ嬉しいよぉ。。じゃぁまた会えるんだ…」
    「あぁ、何度でも。お前に何かあったらいつでも駆けつけるし、昼休みは俺が起こしてやる。約束だ。……だから、ボタンと何か交換しようぜ」
    「…うん!何がいいかなぁ交換こ」
    「そだな〜…。例えばソレ、とか?」
    彼が差した指の先を目で追うと、私の胸元のリボンだった。
    「エッこここれ!?!?し・不死川のえっちーー!!」
    「……はァ!?ッるせーよ////バカタレェ」

    じゃれあっているうちに、いつの間にやら彼の顔がすぐ傍にあることに気付く。意志のある四白眼にまっすぐ捉えられる。この熱っぽい眼差しに、私は弱い。
    そして━━ふたりでゆっくり目を閉じた。


    🔘なんやかんやありましたが無事GETできたのであります( •̀ω•́ゞ)✧現場からは以上です!!🔘

    +33

    -4

  • 2848. 匿名 2024/04/16(火) 23:21:39 

    >>2105
    推しの第2ボタンを奪え
    ⚠️ギャグ

    【推しの第2ボタンを奪え】
    これは!天からの啓示っ、即ち天啓!そのまんまやないかいっ!
    自ツッコミをしつつ推しを探す
    やっと見つけた時には第2ボタンどころか全てのボタンも両袖も千切られ奪い去られていた
    「いやみたことあるわそれ」
    「うるせー誰が音柱だw」
    天元の周りをぐるりと一周
    「何も残ってないんすね…ならベルト下さい」
    「俺様を娑婆からも卒業させる気か?」
    「入所おめでとうございます!ベルト下さい」
    「やらねーよ!入所もしねーわ!」
    「チッ…なんでなにか一つくらい置いといてくれないんですか?俺モテるアピってんですか?!ふざけてないでなんか下さいよ!何でもいいのでッ!!」
    「なんでキレてんだよフザけてんのはお前だろ…!何でもいいと言われてもなぁ」
    「なにか一つ記念に!お願いっ!何でもするから!!」
    「あー…なら、オレ」
    「飲みかけの抹茶オレですねありがとうございます」
    「キモっ…いやちげーわ、俺だよ俺、俺様をやるつってんの」
    「これが新手のオレオレ詐欺…いくら出しますか?」
    「金払おうとすんな!いるのかよ、いらねえのかよ」
    「いります!ほしいです下さいっ!、、嬉しぃ…」
    「ここで泣くのは反則だろ…」
    「だってぇ…チーン」
    「色々台無しな。ところでさっき何でもするって言ったよな」
    「ナンでも焼きますって言いました」
    「なら窯探して…じゃねえ、あーもー俺お前のそういうとこ好きだわ」
    「光栄です✨」

    2人の未来に笑いと幸あれ…

    +39

    -10

  • 2867. 匿名 2024/04/16(火) 23:42:18 

    >>2105🚨第二ボタン

    「なぜだ どいつもこいつも小生のボタンを奪おうとする
    腹立たしい…」

    +44

    -3

  • 2879. 匿名 2024/04/16(火) 23:51:18 

    今Part初投下♡
    >>532書きたい所だけ
    >>2105第二ボタンを奪え


    ⚠️🐚🔥

    「煉獄先輩、卒業おめでとうございます。記念にボタンください!」
    「うむ。ありがとう!どのボタンがいいだろうか?!」
    「そういえばなぜみんな第二ボタンにこだわるのですか?」
    「心臓に1番近いボタンだからだ。心をもらうという意味がある!」
    「なるほど!では第五ボタンをください!」
    「第五?なぜだ!」
    「🍠に1番近


    書きたいところだけ書けたのでこの辺でやめときます🐚
    おやすみ( ³ω³ ).。o

    +50

    -8

  • 2919. 匿名 2024/04/17(水) 02:22:29 

    >>2105
    第二ボタン🚨
    ⚠️🐚⚠️何でもOKな方

    「第二ボタンください!」
    「むう!?」
    「なぜ避けるんですか!」
    「なぜと言われてもな!」
    「くっ」
    「第二っ」シュッ←避ける音
    「だっ」
    「ボタンっ」シュッ←避ける音
    「さっ」
    「というものはっ」シュッ←避ける音
    「いっ」
    「生徒同士でやりとりするものだろう!」シュッタタターン!←避けて華麗に着地する音
    「そんな細かいことはお気になさらず!」
    「気にするに決まっているだろう!」
    「どうしてもダメですか!」シュンシュンシュン←何か戦ってる音
    「生徒の前だ!がる田先生!」
    「二人きりならいいんですか!?」シュンシュンシュン
    「いいとも!すべてのボタンを外したっていいぞ!」
    「チャックはボタンに含まれますか!」
    「含む!」
    「よっしゃああああああああ!」

    +38

    -10

  • 3095. 匿名 2024/04/17(水) 17:54:37 

    >>2105 SS「推しの第二ボタンを奪え」⚠️解釈💎(よくある設定なのに無駄に長くなってしまってすみません)前半

    結論から言うと、私はミッションに失敗した。

    ていうか成功するとも思ってなかったけどね!?だって相手はあの宇髄天元だ。
    家がお隣さん同士の幼馴染、ひとつ歳上の天元は今日が高校の卒業式。
    小さな頃からどこに行ってもモテるあの人にずっと長い片思い。
    小学校・中学校の卒業式では天元は第二ボタンはおろか、着ていたモノに付いていた全てのボタンを無くして帰ってきた。そんな人から第二ボタンをもらおうだなんて、そんな難易度の高いハードル…今までの人生で挑戦したことすらない。

    でも、春から天元は大学生、私は高校生のまま。今日アクションを起こさないと、天元は私の知らない世界で本当に手の届かない人になってしまう気がして…第二じゃなくてもいい、いや本音は第二がいいけど!でもどこでもいい、今回こそは想いを伝えてボタンをもらいたい‼︎‼︎‼︎
    と決意を固めて登校したはいいけれど、今朝から学校で姿を見つける度に次から次へと女子たちに足止めされる様子を何度も遠巻きに眺める羽目になり、あの調子じゃあ早々にソールドアウトだろうと肩を落とすしかなかった。

    色んな意味で泣きそうだった卒業生見送りを終え、帰り道でも諦め悪く考える。
    ボタンをもらうというきっかけを無くした今、告白…どうしよう…。制服のボタン…制服…あっそうだ!夏服のボタンは!?夏服だって制服だよね!夏服の第二ボタンってのもアリ!?(混乱)あっでももしかしてもう使わないと思って捨てちゃってたりして…天元に話をする前におばさんに夏服とってあるか聞いてみようかな!(混乱)

    「ひとんちの前で地味に何やってんの」
    「ぎゃあっ!?」

    気付けば天元の家の前で足を止めていたらしい。
    振り向くと、やっぱりありとあらゆるボタンを無くして少し疲れた様子の天元が、女子たちからもらったのであろうプレゼントの山を抱えて立っていた。
    …くっそ〜今日バレンタインかよ、そういや2月にもこんな姿見かけたばっかりだな…じゃなくて。ちょっと乱れた感じなのがまたかっこよくてむかつく…

    「お前んちこっちだぜ」
    「もぅ!わかってる!ちょっとおばさんに聞きたいことがあって!」
    「今日おふくろまだ帰ってきてないぜ、何か用?」
    「えっそっか…じゃあいいや…」
    冷静になると、気持ちを伝えるのが目的であって、夏服であろうが何だろうがボタンを手に入れるのがメインイベントになってるのはちょっと違うなと自分でも気付いた。
    私がこんなアホなことを考えるのも、この男が誰にでもいい顔してボタンを配りまくってるのがいけないんだこのやろう。

    視線に恨めしさが滲んでしまったのか、天元が「…なんだよ」と苦笑いする。
    「俺には何か言うことないわけ?」
    「…ご卒業おめでとうございます」
    「ん、よくできました」
    「…あ…相変わらずおモテになるようで」
    「あ?あ〜これな…お前なぁ、これ俺が喜んでるように見えるか?誰が好き好んでわざわざ晴れの日に、派手に女のコたち泣かせにゃならんのよ」
    荷物を持ち直して天元がため息をつく。
    「つき返すよりはと思って受け取りはするし、やれるモンがあればあげちまってこのザマよ。ま、こんなことお前にしか言えねーけど」

    そうか、そう言えば天元はそういう人だ。
    いつもふざけてるように見えてものすごく優しい、きっと気持ちを受け止められないことを告げる度に、それなりに天元自身も傷ついてるはず。告白してくる女子たちだって全く知らない人たちばかりじゃなくて、クラスメイトだったり部活の仲間だったり親しみのある相手であればあるほど、悲しい顔をさせるのは本意ではないんだろう。

    「で?がる子は?」
    「え?」
    「…お前は誰かからボタンもらった?」
    「えっ?私!?」
    天元の言葉で、今日の自分の決心を思い出して急に頭に血が上る。
    「いやいやっもらうわけないしっ!」
    「ふぅん?」

    +32

    -3

  • 3224. 匿名 2024/04/17(水) 20:58:02 

    >>2105 推しの第2ボタンを奪え から着想を得たおはなし

    “卒業生、入場”
    厳かな音楽が流れる中、体育館に入場し着席する
    楽しかった3年間も今日で終わり。私たちは今日、この学び舎を後にする
    卒業証書の授与、学校長の挨拶と式は順調に流れる。次は─
    “答辞 卒業生代表、宇髄天元”
    「はい」
    司会の先生の呼びかけに返事をして登壇したのは、絶大な人気と信頼で生徒会会長を勤め上げた私の3年間の片思いの相手

    私が生徒会に入った理由は活動に興味があったのは勿論のこと、多少邪な気持ちがあったことは否めない

    “厳しい冬の寒さも和らぎ、木々の蕾も膨らみ始める季節となりました─”

    (答辞を読む姿も凛としてカッコいい、今でこそ軽口を叩ける仲にもなったけど、初めは会話の度に緊張してたな…)
    一緒に活動することで、彼の色んな一面を知ることができた
    責任感が強いこと
    周囲への思いやりや優しさ
    落ち込んでいると自然にフォローしてくれたこと…
    たまにおっちょこちょいなところもあったっけ
    そして知れば知るほど好きになっていった

    3年間のうち何度か彼女が居たことも知っているけど、それでもこの気持ちを消すことは出来ずに、だからといって関係性を壊すのも嫌で告白する勇気もないまま今日まで来てしまった
    私は卒業後は留学する事を決めている、そのためにこの高校を選んで入った
    (告白、すればよかったかな…卒業するまでってお願いしたら、聞いてくれたかもしれない)
    壇上の彼がだんだん滲んでいく、涙と一緒に後悔の気持ちが溢れ出してしまって、私は嗚咽を抑えるように膝の上に伏せてしまった
    隣の子が背を撫でてくれても一度決壊したものは止められそうにない、彼の元生徒会長としての最後の仕事をしっかり見届けるつもりだった筈なのに…

    “─皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げ、答辞とさせていただきます ◯◯年三月一日 卒業生代表、宇髄天元”

    答辞が終わった。この後は校歌斉唱をして退場だ、涙を拭いて上げて起立しなきゃ…”元副会長ガル子ォ!!!!“
    突然叫ぶように名前を呼ばれた私、キィーンと嫌な音を鳴らすマイク
    全生徒、先生が驚いて壇上に注目する中、マイクを片手に持った宇髄君。驚きで私の涙も引っ込んだ
    ”泣いてねーで俺の答辞をちゃんと聞け!“
    「ごっごめん!」
    勢いで返事してしまった。生徒達から笑いが起きる。
    マイクを置いた宇髄君は壇上から降りて先生方に一礼をすると、ざわざわとどよめく周囲を気にすることなく私の席までやってきた。私は、座ったまま彼を見上げる
    「卒業したらすぐ海外に飛ぶつったから悩んでたけどよ、答辞読んでる俺見て大号泣してんの見たらそんなもん吹っ飛んだわ」


    「好きだ」


    静まり返った体育館に響いた告白の言葉。

    「ガル子が海外で頑張っている間に、俺もこっちで自分の夢を叶える。だから、待っててもいいか?」
    「…ほんとに?ほんとに言ってる?三年も行くんだよ?宇髄君に好きな人とか…出来るかもしれないじゃん」
    「俺はねえけど、お前に向こうで俺より好きな男をが出来たらしょうがねえ…また俺の方を振り向かせてやるからさ…俺の気持ちとこれ、持っていってくれよ」

    そう言って手渡されたのは鈍い光を放つ金色のボタン

    +28

    -5

  • 3772. 匿名 2024/04/18(木) 20:47:29 

    >>2105🔥
    ⚠️第二ボタンを貰う=心を手に入れるという解釈より。

    「申し訳ありません、わたしの不手際で」
    地面に落ちた鬼の体が灰と消えたのを見届けて、刀を納めた彼女は俺に向かって深々と頭を下げた。
    「いや、あの状況では仕方なかった。怪我はないか」
    「はい。お陰様で」
    着地を狙われ体勢を崩した彼女とそこに迫る鬼の間に割って入り、上手く受身を取ったのを確認してからそのまま目の前の首を刎ね落とした。
    事後処理に動いていた隠が彼女の言葉を受けて大きく頷く。
    「流石は炎柱ですね。この暗闇で周囲の様子を的確に、しかも瞬時に把握しておられる。感服いたします」
    一礼して去った隠のその言葉は純粋な感嘆からであったのだろうが、だからこそどこか後ろめたさを覚えた俺は、灰の残骸を見つめたまま黙って日輪刀の血を払った。
    「ありがとうございます」
    背後から再び掛かった声に、後ろめたさの残るまま、それでも抗えず振り向く。その笑みは俺の中のどろりとしたものを覆い隠して見えなくしてしまうようだ。
    重なる眼差しに頭の芯が蕩けそうになる中、彼女の瞳がふと何かに気付いたように俺の顔の少し下、ある一点を凝視して止まった。
    「? ……どうした?」
    「炎柱、あの……釦が」
    「釦?」
    ここです、と彼女は自分の隊服の胸元を指でとんとんと指し示した。
    己の同じ場所に手をやると、たよりなくぷらりとぶら下がった釦が指先に触れる。
    「む。先程の鬼か」
    爪の先端が引っ掛けでもしたのだろう、避け切れなかったとはなんとも不覚だ。
    「待ってください、鋏を……ああ、すみません、荷物は藤の花の家に置いて来てしまって。裁縫道具もそこなんです」
    「いや、気にするな。大したことではない」
    「そんな、金釦は柱だけに許されたものなのですから。落としたら大変です」
    ふむ、一理ある。
    ならばとむしり取ろうとすると、彼女は驚いたように目を見張って、それから悪戯な子供をたしなめるように優しい苦笑を浮かべた。
    「炎柱ともあろうお方が、そんな乱暴にしては駄目。いま取って差し上げますから」

    動かないでくださいね。
    そう囁いた彼女が遮るより早くすうっと懐に入り込む。その動きは音もなく獲物に迫る闇夜の黒猫のようにしなやかで、俺に声を出させる隙さえなかった。
    胸元で顔を傾けた彼女の、髪の一本一本が見えるほどの距離と、詰襟の隙間から微かに香る甘い香りに思わずたじろぐ。
    そんな俺を揶揄うかのようにうっすらと開いた口から、ちろりと覗く小さな糸切り歯がほつれた糸をそっと噛んだ。

    ぷつん。

    「……はい。取れました」
    釦を差し出す白い手の、その指先がほんの微か、手のひらの中心のやわらかいところに触れた。たったそれだけで鳩尾の奥が重く痺れて全身に響く。
    手中にぎゅうと握り込んだ小さな黄金の藤の花。
    彼女の瞳も同じ色、とろりとした蜜のような金色に光る。目眩のするようなその色から俺は目を離すことができない。
    弧を描く赤い唇と、小さな白い牙。
    爪を立てられた手のひらが熱を持ってじんじんと疼く。
    「ちゃんと仕舞っておいてくださいね。……どこかへ無くしてしまう前に」
    燃えるような朝焼けの中、ひそやかに彼女が笑う。
    本当に、本当に君は、なんなんだ。

    +39

    -11

  • 3905. 匿名 2024/04/18(木) 23:24:58 

    >>2105

    「音柱様、第二釦をいただけませんか」
    「…この服のどこに釦があるように見えんだよ。あともう柱じゃねーっつの」
    勇気を振り絞り、一世一代の告白のつもりで向かった。結果は惨敗。なんとも気怠げに断られた。

    「待て待て、どうせ来たんならちょっと付き合え」
    そして今、失礼しましたと振り返った頭を掴まれ何故かお茶を頂いている。
    …今更ながらとんでもないことをした気がする。一隊士に過ぎないくせに、私物を寄越せと屋敷まで押しかけるなんて。
    「で、釦が何だって?なんでそんなもん欲しいわけ」
    「え…っと、その、最近隊士の間で流行…広まっている、と、言いますか…」
    「釦狩りが流行ってんの?なんで第二なんだよ」
    「…心臓に近いから、です」
    私たちは鬼殺隊だ。昨日笑い合った仲間とまた会えるとは限らない。亡くすかもしれない人、死ぬかもしれない自分。そんな環境の中で想いを伝えることを諦める人も多い。───諦められない人も。
    鬼殺の志が最優先ではある。私たちの目標は鬼の殲滅、その為に命を惜しむつもりはない。けれどせめて抱いた気持ちだけは諦めずに。仲間への思い、家族への思い、愛しい人への想い。
    そうしていつしか隊士の間で広まったのが「隊服の釦」だ。
    第一釦は首に近い。もしもの時は斬ってくれと願いを仲間へ。
    第三釦は腹に近い。生み育ててくれた感謝を家族へ。
    そして、第二釦は心臓に近い。その気持ちを、心を、愛しい人へ。
    特に第二釦は女性隊士の間で、贈るのではなく意中の相手からもらえるかで盛り上がっている。浮ついているのは百も承知だけれど…もしも”その時”が来ても、共に逝けるなら。

    …聞かれた以上答えないわけにはいかなくて話してしまったけど…これ、告白してるようなものでは…
    「なるほどねぇ…」
    呆れたような声に肩が震える。俯いている私には彼の表情はわからない。
    「つっても隊服返しちまったしな。釦もどっかで再利用されてんじゃねぇの」
    恥ずかしい、いたたまれない、最早一刻も早く立ち去りたい。立ち上がろうとしたら右手を掴まれた。驚いて顔を上げると、紅玉のような瞳がまっすぐにこちらを見ていた。
    「だからお前にはこれをやる」
    そう言うと掴んだ手を開けた襟元に…胸に、手の平を押し付けた。
    「しっかり掴めよ」
    ドクドクと、頭に響く鼓動は、きっと私の。手に、伝わる、鼓動は───
    重なる手に応える様に、肌に触れる指先に力を込めた。


    +33

    -5

  • 5149. 匿名 2024/04/21(日) 12:45:39 

    >>2105
    鱗滝テレビ📺コメディドラマ
    (ゆるく気軽に読んで下さいm(_ _)m
    消そうか悩んだやつ
    せっかく書いたのでひっそり掲載)

    『義勇さんの第2ボタン』

    桜が満開で綺麗な季節🌸
    でも、そんな桜に目もくれず私は一心不乱に学校の廊下を走っていた
    (ボタンを!早くしないと!)
    「義勇さん!第2ボタン下さい!」
    勢い良く扉を開けた🚪
    そこにはいつもと何やら違ったいでたちの義勇さんが立っていた
    ガル子「義勇さん、ボタン…って上着が無い」
    そう、上着を着ていない
    と、いうか学校指定白シャツさえ着ていない👔
    フリルが付いた王子様っぽいブラウスを着ている
    ガル子「あの、素敵ですけどそのブラウスは?」
    義勇「ああ、卒業祝いに不死川が作ってくれたんだ。どうだろうか?」ムフフ
    ガル子「はぁ、とてもお似合いです」
    実弥「だろォ?前からこういうの作ってみたかったんだよォ。冨岡にはこういうの似合うと思ってよォ」
    窓からヒョッコリ顔をだす実弥
    ガル子「あっ、不死川さん!凄くお上手なんですね。似合っていて素敵です」
    うんうんと頷きながら満足そうに向こうへ行った
    ガル子「あの、上着やシャツは?」
    義勇「取られた。不死川がそれを想定して作って来てくれた」
    ガル子「はぁ、さすがですね」
    (ボタンどころか上着もシャツも取られたのか…)ガクッと膝をつく
    ガル子「ん?足元が何やらいつもと違う」

    〜続く〜

    +27

    -5

  • 5171. 匿名 2024/04/21(日) 14:02:05 

    >>5149続き②『義勇さんの第2ボタン』
    >>2105

    義勇「あぁ、煉獄が🍠柄の靴下くれたんだ🧦いいだろう?」
    嬉しそうに話をする義勇
    ガル子「はぁ、なにやらチカチカしますね」
    義勇「『芋がたくさんだ!これを履くといい!』とプレゼントしてくれたんだ」
    ガル子「そうですか、確かにたくさん」
    自慢気にドヤる義勇さん可愛い
    義勇「コレを履いて煉獄と記念写真を撮ったんだ。お揃いだ。ムフフ」
    ガル子「そうですか、良かったですね。お揃い可愛い」
    ガル子「それで、その靴は?」
    義勇「『大根柄珍しいでしょ』と」
    ガル子「むい君がくれたんだね」
    だんだん話のパターンが読めて来た
    義勇「そうなんだ。大根のワンポイント珍しいだろ?」ムフフ
    ガル子「はい、とても珍しいです」
    1つ1つはどれも可愛い
    でもトータルで見ると…うん。チグハグ?
    王子様ブラウスに🍠柄靴下、大根ワンポイント靴…
    あぁ、でも今日も顔がいい✨
    ズボンは…良かった履いてる!
    義勇「さすがにズボンは取られないぞ」
    ガル子「そうですよね。ホッ…
    え、…あぁっ!ベルト!ベルトは?
    いつもの白ベルトじゃない!」
    義勇「ベルト取られた。これは伊黒がくれたんだ。白がお揃いの動物って事で、白鳥のベルトをくれた。白鳥は水にいるからとムフフ」
    ドヤァ✨
    バックルの所が白鳥になってる
    ガル子「お似合いですね、うん」
    ベルト、白ベルト…私も欲しかったよ(涙)💧

    〜続く〜

    +25

    -3

  • 5515. 匿名 2024/04/21(日) 22:04:23 

    >>5171続き③『義勇さんの第2ボタン』
    >>2105

    でも、いちいちドヤる義勇さんホント可愛い
    はっ!お顔に注目するとキラッと何かが光った
    ガル子「あれ?今、光った様な」
    義勇「卒業のお祝いに宇髄がピアスしてくれた。派手だろ?」←声マネ
    うん、声マネできるんだね。器用だね。凄いよ👏
    キャラ崩壊しているぎゆさん愛おしい
    ガル子「綺麗だね。セクシーだわ」
    義勇「ムフフ。これで悪岡に」
    ガル子「うん、悪岡大好物だよ
    宇髄さんと組んで悪髄悪岡やってよ
    温泉で色気サービスシーンも入れて」
    リクエストをさり気なく伝える
    ガル子「うん?髪型も違う?」
    義勇「村田がピアスが目立つ様にセットしてくれた。椿油もらった🌺」ムフフ
    ガル子「カッコイイですよ✨
    セクシーですね、薔薇持って欲しい🌹
    ん?リボンしてます?白いラメリボン素敵」
    義勇「悲鳴さんがくれた」ムフフ
    ガル子「悲鳴さんですか」
    ニッコリ笑ってリボンを近くで見る
    期待を裏切らないキティちゃん柄だった
    「南無📿可愛い…キティちゃん…
    義勇が付けてくれて嬉しい南無📿」
    木の影から悲鳴さんが号泣しているのが見えた
    ガル子「あの…ぎゆさん、そのリボンキティちゃ…」
    パーン!🙏🏼📿
    義勇「ん?なんだ?」
    ガル子「いえ、何も」怖っ
    最強の男、悲鳴嶼行冥
    パーン!だけで黙らせる男
    ガル子(さすがだわ!悲鳴さん)
    彼が最強なのを実感したガル子であった───

    〜続く〜

    +35

    -5

  • 7465. 匿名 2024/04/25(木) 20:15:05 

    >>5515続き④『義勇さんの第2ボタン』
    >>2105

    ガル子「えっと、色々もらったんだね
    うん、良かったね。どれも可愛いし素敵」
    (うん。1個づつだったら…
    どうして全部身に付ける??)
    義勇「そうだ。これも可愛いぞ」
    ガル子「えっ、まだあるんですか??」
    義勇「ほら、炭治郎がくれたんだ」
    ガル子「あ、良かったですね。弟弟子ですもんね!おむすび型のバックですか🍙可愛いですね」
    義勇「鮭のキャラがチャックなんだ🐟可愛いだろ」
    ガル子「可愛い✨です」
    でも、王子様ブラウスにおむすびバック…
    義勇「あと、これも可愛いぞ」
    ガル子「ん?まだあるの?」
    義勇「伊之助が、猪で揃いだとくれた帽子だ!🐗」
    (あぁ!可愛い!✨可愛いけど、王子様ブラウスにそれを被るのかぎゆゆ…)
    破壊力
    義勇「それから善逸が…」
    ガル子「うん?何?善君?」
    (次は何が来るんだ。ガル子のバロメーターは振り切れそうよ…)
    義勇「これだ!サングラス🕶✨」
    ガル子(あぁ!💡顔が隠れるもんね!)
    「うん、いいんじゃない?
    似合うよサングラス」
    (うん…ピアスには合うよ)
    義勇「鱗滝先生からは、新作のお面を頂いて…」
    ガル子「うん!あ、あのさ、出さないで大事にしなよ!付けないで家に飾ろう?ね?傷が付いたら大変だよ!」
    ゼーハー💨
    義勇「そうか?じゃあそうする」
    (よし、素直な子で良かった!ホッ…)

    〜続く〜

    +29

    -5

  • 8502. 匿名 2024/04/27(土) 23:06:15 

    >>7465続き⑤『義勇さんの第2ボタン』
    >>2105

    義勇「それから」
    ガル子(まだあるんかい!)
    説明しよう
    今現在のいでたち(上から)

    猪帽子
    キティちゃんのリボン
    サングラス🕶
    ピアス
    王子様ブラウス
    白鳥ベルト
    🍠たくさん靴下
    大根ワンポイント靴
    手におむすびバック🍙

    鱗滝先生の新作お面←思い留まらせた

    ガル子(どうしよう…でも次は何が来るのか見たい様な…)

    義勇「これ!可愛いだろ?」
    ガル子「カステラ?」(後藤さんね)
    義勇「スマホカバーだ。フワフワだ」ムフフ
    ガル子(あぁ!それを手に持つのか、可愛いけど!
    色っぽいピアスと合わないぞぎゆゆ…
    可愛いのかセクシーなのかどっちかに振り切ってくれ)
    ガル子「ね、ねぇ、バックにしまおうか」
    義勇「なんで?」
    ガル子(あ、反抗期?さっきは素直だったのに)
    義勇「そうだこれも」
    ガル子「まだあるの?ゴクリ…」
    義勇「不死川の友達と仲良くなれた
    これもらった」
    ひまわりのタオル🌻
    ガル子「うん、可愛いですね」
    (ぎゆちゃん首に掛けるの?
    王子様ブラウスに掛けるのね
    そうなのね)
    義勇「あと弟からも時計!」
    ガル子「と、時計?どんな?」
    義勇「可愛いだろ?スイカの時計🍉」
    ガル子(うん、スイカよね。わかってたわ
    可愛いとセクシーと王子様が混ざり合って…)
    義勇「あと哀絶からも」
    ガル子(まだあるんかい!)

    〜続く〜

    +31

    -9

  • 10366. 匿名 2024/05/01(水) 22:01:34 

    >>8502続き⑥『義勇さんの第2ボタン』
    >>2105

    義勇「哀絶にこれをもらった」
    ガル子「わぁ!綺麗✨」
    青い薔薇の指輪🌹💍
    義勇「どうだ?」
    ガル子「うんうん、ピッタリです!」
    (ピアスにも合うし似合うわ)
    義勇「あと可楽からも」
    ガル子「クローバー🍀💍素敵ですね」
    義勇「空喜からはこれ」
    ガル子「わー、星ですね⭐💍ロマンチックですね」
    義勇「積怒からはこれ」
    ガル子(何かしら?太陽とか?☀)
    義勇「タコさんウィンナー🐙💍」
    ガル子(え?ん?)
    義勇「『ブドウパンもいいが、ちゃんと弁当も食え腹立たしい!』と」←モノマネ
    ガル子「積怒、お母さん力凄いわ👏」
    (モノマネ可愛い♪)
    ガル子「うん?全部指輪付けるの?
    1つだけにしようか」
    義勇「なんで?
    全部気に入ってる。1つだけ選んだら他の指輪が可哀想だ」
    ガル子(うん…そう言うと思ったわ…)
    ガル子「もうないわよね?」
    義勇「あ、あとこれ!」
    ガル子(まだあるんかい!)
    義勇「笛だ🪈ムフフ」
    ガル子「縁壱さんね!お顔も似てるけど笛繋がりね!」
    義勇「そうなんだ。ムフフ。あと黒死牟さんもだ」ドヤァ✨
    軟弱千万←キーホルダー
    ガル子「千万繋がりですね!」
    ニコッ
    ガル子「ソレを可愛いおむすびバックに付けるんですか?」
    義勇「ん?こっちか?」
    カステラ携帯
    ガル子「うん?どちらにも合わないと思うのですが」
    義勇「じゃあ?ベルト通し?」
    付けようとする
    ガル子「う、うん?バックにしまおうか、」
    〜続く〜

    +32

    -6

  • 12750. 匿名 2024/05/06(月) 10:30:30 

    >>10366続き⑦『義勇さんの第2ボタン』
    >>2105

    ガル子「ぎゆちゃん?聞いてる?」
    義勇「付けてあげないと可哀想だ
    やっぱりベルト通しに…」
    ガル子「ん?ぎゆちゃんちょっと今見えたの何?」
    ズボンの隙間からチラッと見えたのはまさか🍶と🐟の柄パン?
    ガル子「ちょっと見せて」
    義勇「止めろ!ワ──────ッ!」
    実弥「どうしたァ?」
    玄弥「あっ、襲われてる!」
    鱗滝「判断が早すぎ!」👺
    錆兎「俺の親友を汚すな!」パァン!🤚🏻
    炭治郎「義勇さん!大丈夫ですか?ストカーしてて良かった!すぐ来れた!」
    村田「冨岡大丈夫か?怖かったな、今度食事行こうな(泣)」
    伊之助「すげー!半々羽織を襲うなんてお前凄い奴だな!俺と勝負しようぜ!」
    善逸「キィー!アタイだって襲われたい!」
    ガル子(えーん(T_T)チラッと柄を確認したかっただけなのに)
    バーン!🚪
    パンツの贈り主登場🩳
    >>5342危険な香りとは?考えながら歩いていると、槇寿郎さんに会った。?「今晩は。... | ガールズちゃんねる - Girls Channel -
    >>5342危険な香りとは?考えながら歩いていると、槇寿郎さんに会った。?「今晩は。... | ガールズちゃんねる - Girls Channel -girlschannel.net

    女子の女子による女子のためのおしゃべりコミュニティ。女子の好きな話題にみんなでコメント、みんなで投票して盛り上がれる匿名掲示板「ガールズちゃんねる」へようこそ。


    ↑の話が関係してます【酒と鮭、同じ『サケ』で話が通じる】
    槇寿郎「ガッハッハ!女に襲われる様になったか
    これで危険な香りの男の仲間入りだな」
    義勇「槇寿郎さん!俺、なれたでしょうか?」
    槇寿郎「うむ!女に襲われてこその一人前じゃ。今日は二重にめでたい日になったな!ガッハッハ」

    千寿朗「あの、義勇さん。これを」
    義勇「🧹の、マスコット?可愛いな
    俺にくれるのか?」
    千寿朗「はい。ぜひお持ち下さい
    防犯ブザーです
    帰宅はくれぐれもお気をつけて
    ガルのお姉さん達にはお互い気をつけましょうね」
    義勇「わかった。ありがとう」🤝

    〜続く〜

    +26

    -4

  • 12821. 匿名 2024/05/06(月) 13:58:53 

    >>12750続き⑧『義勇さんの第2ボタン』
    >>2105

    義勇「びっくりしたぞ」
    ガル子「アハハ…ゴメン」
    義勇「そうだ、コレ、カッコイイだろ?」
    ガル子「うん?まだあるんですか?
    銀のライター?
    ちょ…チンピラって彫ってある!なんですかコレ?」
    義勇「恭ちゃんがくれた」
    ガル子「は?えっ?❔恭…ちゃん??ちゃん付けなの?」
    義勇「いい人なんだ
    俺の飲みかけのジュースを新品に取り替えてくれたり🧃
    写真を撮ってくれたり」
    恭梧「よぉ!ぎゆちゃん、ブドウパン持って来てやったぜ🍇
    あ、あとコレはパチ屋の景品だけどやるわ
    🐟←キーホルダー
    でさぁ、食いかけのモンとか飲みかけのモンない?髪の毛も高く売れるんだわ
    あ、ちょっとチラ見せショット撮らしてくんねぇ?
    今、パチで負け…ゴホン(咳払い)仕事が上手くいかなくてよォ。ピンチなんだわ」
    義勇「ブドウパン🍇✨🐟キーホルダー✨
    ありがとう」
    ガル子「ありがとう✨じゃねー!
    金蔓にされてますよ!」
    恭梧「ん?姉ちゃん、コレ欲しくないん?」
    ピラピラ🚹義勇のセクスィーショット✨

    ガル子「欲しい!✨欲しいです!✨
    金いくらでも払います!!」💰💰💰
    恭梧「毎度あり〜!」ホクホク
    こうして恭梧の懐は今日も潤った
    正義感より己の欲望の方がブッチギリで勝ったガル子であった

    〜続く〜

    +22

    -6

  • 13072. 匿名 2024/05/06(月) 19:19:42 

    >>12821続き⑨『義勇さんの第2ボタン』
    >>2105

    義勇「ガル子、恭ちゃんから何を買ったんだ?」
    ガル子「えっ?いや別に。ゴホン(咳払い)それより、ホラ、もうトピ終わっちゃいますよ!」
    義勇「そうか。じゃあ次、愈史郎さんの茶々丸イヤホン🐱」
    ガル子「あ…まだあるんですね…うん、可愛いですね♪」
    (今、耳に付けるの?付けるのね、そうなのね
    ピアスに猫ちゃんイヤホン付けるのね
    キティちゃんだったらリボンとお揃いだったわね、惜しいわ)
    義勇「それから…❄️ネックレス」
    ガル子「わー!綺麗!✨」
    義勇「それとなんかクーポン券綴り貰った。クーポン煉󠄁獄も貰ったらしいぞ」
    ガル子「へぇ、どこのお店のですかね?」
    義勇「まだ見てないけど、食事券とか、そういうのじゃないか?」
    ガル子「わ〜、私も誘って…」 
    見てみよ🗒️パラパラ…
    『俺と高め合える券』『俺といつでも戦える券』『俺と杏寿朗と義勇の3人で勝負できる券』…ズラーッ…パタン
    ガル子「いや、やっぱいいわ」
    義勇「なんで?」
    ガル子「それよりこっちの本は?」
    義勇「あ、それは猗窩座の親友がくれたんだ。ためになる本だそうだ
    後で読んでみようと思う」ワクワク
    ガル子「へー、童磨さんが。どんな本だろ?今度貸して」
    📖パラパラ…宗教本…パタン
    ガル子「やっぱいいわ」
    義勇「なんで?これもくれたんだ🌈ブレスレット、綺麗だろ?」
    (あ、スイカ時計の反対の腕に付けるのね。指輪にブレスにキラキラし過ぎだわ、眩しい…)

    〜続く〜

    +23

    -6

  • 13170. 匿名 2024/05/06(月) 20:44:24 

    >>13072続き⑩『義勇さんの第2ボタン』
    >>2105

    童磨「やぁやぁ、似合うね。今度セミナーにも来てよ」ニコニコ 窓からひょっこり
    義勇「セミナー?」
    童磨「そう、とても素晴らしいセミナーだよ」
    義勇「そうか、今度ぜひ」
    ガル子「ぎゆちゃん、それ洗脳されるやつ、」
    童磨「君みたいな意地のわる…」
    窓ピシャ!🪟鍵閉める
    義勇「ん?何か言ってたみたいだけど?」
    ガル子「いいのいいの、ってか、本当にトピ終っちゃうって!どこまであんのよ!」
    義勇「まだたくさん、累のマスクとか🕸無惨様の薔薇とか🌹」
    …🪘🏺🚂色々ゴロゴロ…
    ガル子「あのさ、親友の錆兎のは?
    1番に出て来そうなのにまだだよね?
    兎でしょ✨🐰ウサ耳?」ワクワク
    義勇「兎…ウサ耳…ずいぶん嬉しそうだな」
    ゴオ🔥…
    ガル子「ん?ぎゆちゃん?アレ?どうしちゃったのかな?アハハ…」
    (ヤバイ、アタイの邪なオーラ出し過ぎちゃった?💦
    そうだよ、優しくて可愛い扱いしちゃってたけど、この子強いんだった(汗)水柱様なの忘れてたわ、ヒィ〜!せめて、干天の慈雨でお願い🙏)
    義勇「そんなに…そんなに、錆兎が好きなのか?」
    ガル子「へ?」
    義勇「俺じゃ、俺じゃダメなのか?」
    ガル子「は?え??ん??」
    義勇「錆兎は確かにカッコイイもんな…」
    ガル子「ん?あなた様もカッコイイですよ?」
    義勇「俺は、こんなにも努力しているのに…」
    ガル子「うん、努力家ですね。偉いです」
    義勇「俺は、こんなにも諦めの悪い男だったとは。
    最後の願いだ。これを受け取って欲しい」
    ガル子「ん?ボタン?とネームプレート?
    えっ???え───────!?」

    〜続く〜

    +25

    -6

  • 13353. 匿名 2024/05/06(月) 22:23:38 

    >>13170続き11『義勇さんの第2ボタン』
    >>2105

    義勇「錆兎からは兎柄の御守りを貰った
    これもやる。幸せになってくれ」
    ガル子「ん?え??どいう事??」
    義勇「錆兎はいい奴だから宜しく頼む。絶対幸せになれよ」
    ガル子「は?え?ぎゆちゃん??」
    義勇「隠さなくてもいい。錆兎の事好きなんだろ?2人の幸せを祈っている。話も終ったし、失礼する」スッ
    ガル子「おい待てェ、失礼すんじゃねぇ!」
    思わず実弥のセリフがそのまま再現された
    ガル子「なんでそうなるの?」
    義勇「ガル子は錆兎の事呼びつけにするだろ。俺の事はぎゆちゃんだのぎゆゆだの可愛いペット扱い?してただろ」
    ガル子「はぁ、確かに。でも錆兎ってニックネーム付けづらくない?サビじゃ鉄のサビみたいだし、呼びつけに別に意味はないよ」
    義勇「好みのタイプは哀愁があって何処か儚げな雰囲気だけど強くて頼りになる人だと。そして顔がいいと」
    ガル子「あー!錆兎にも当てはまるのか!」
    義勇「ん?え?『錆兎にも』とは??
    他に誰かいるのか?」
    考え始める…
    義勇「あぁ!💡」
    ガル子「わかりましたか?」///照れ
    義勇「むいだな!そうか…
    年下とは考えてなかった」
    ズコーッ!
    ガル子(この子は本当に…そうだイケメンの自覚がないんだった)
    ガル子「むい君も当てはまりますね。でも私は義勇さんの事言ってたんですよ」
    義勇「そうか。って、ん?」
    ガル子「で、このボタンとネームプレートは私が貰っていいんですよね?御守りは返します」
    義勇「貰ってくれるのか?」
    ガル子「はい、ここに来たのもボタン欲しくて来たんです。す…」
    義勇「待ってくれ!俺から言わせてくれ!好きだ!付き合ってくれ!」
    ガル子「はい」
    「やったぜ!」影から見ていたキメダンの皆様ゾロゾロ…
    〜続く〜

    +26

    -6

  • 13416. 匿名 2024/05/06(月) 23:14:56 

    >>13353続き12『義勇さんの第2ボタン』
    >>2105

    宇髄「いやぁ、派手に長かったな」
    実弥「ホントだァ、深夜になるかと思ったぜ」
    錆兎「義勇おめでとう!」
    ガル子「ウサ耳…御守りじゃなくて、あそこの流れはウサ耳が来て欲しかった🐰ね?ガルお姉様!」
    伊黒「まだ言ってるのか?見てみろ、今のままで充分キテルぞ」
    ガル子「え?伊黒さんがソレを言うんですか?ベルトの存在感凄いんですが。どうするんですか、気に入っちゃってるじゃないですか」
    伊黒「いや、アレを使いこなせるのは冨岡だけだ。あれは外せない外せないネチネチ…」
    ガル子「ね、ぎゆちゃん、セクシーか可愛いかどっちかにしようか?」
    義勇「え?どれを外すんだ?どれも気に入っているんだが」
    伊之助「俺様の帽子は被ったままでいいだろ」
    実弥「王子様ブラウスも脱げねぇよなァ。上裸になるぜ」
    宇髄「ピアスも派手に外せねぇな!似合ってる」
    煉󠄁獄「うむ!🍠ソックスも外せないな!揃いなんだ!」
    哀絶「指輪も外したら儂は哀しい…」
    悲鳴「南無📿キティちゃん…」
    🙏🏼パーン!威嚇
    むい「大根は俺達の絆だよ」
    ワイワイ…皆外すのを許さず…

    宇髄「よし!派手にこのままデートに行け!」
    ガル子「ええっ!」∑(⁠゜⁠ロ⁠゜⁠ )
    実弥「そうしろォ。あと🍉時計も絶対外すんじゃねェぞ」
    千寿朗「防犯ブザーもお忘れなく!」
    …❀…❀…❀…❀…❀…❀…
    こうして、初デートはこの格好のまま過ごす事になりました。
    義勇「俺、絶対今日の事忘れないよ」
    ガル子「うん、私も」
    あぁ、あなたが眩しい…
    色々な意味で───

    〜🌸HAPPY END🌸〜

    +24

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