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1260. 匿名 2024/04/13(土) 23:01:10
>>1197
心の隙間お埋めします
第四話
産屋敷グループの社長はテレビや雑誌などで何度も特集されているので初見では無かったがいざ目の前にするとカリスマ性が凄いのを肌で感じる
「今回は我がグループの便利屋事業部門に申し込んでくれてありがとう 早速ですがガル子さんはどんな風に癒されたくて応募されたのでしょうか?最近はコンプラの関係ではっきりとしないといけませんので」穏やかな眼差しで見つめられると不埒な事ばかり浮かんでしまって思わず顔が赤くなってしまう…『あの…私仕事で帰宅しても誰からも“おかえり”って言われないのが寂しくて…出来れば疲れている時に優しい言葉で励まされながら頭を撫でてもらいたいなって…ダメですかね…』「きちんと自分の気持ちを伝える事が出来るなんてガル子さんはすごいね 我々は全力で貴女を応援したいと切に願っているんだよ」
すると社長からある提案をされた「もしガル子さんが良ければ当社のホテルのスイートルームで1週間過ごしながらこのサービスを受けてみませんか?」『えっ⁉︎一度泊まってみたかったんです‼︎でも正直お金が…』「今回は記念としてホテルの宿泊や食事などのサービス代はこちらからのプレゼントさせて頂きます」『めちゃくちゃ嬉しい‼︎楽しみです‼︎」「それでは明日から仕事帰りに当ホテルに直接お越し頂きそこから出社される送迎サービスも手配しますね」『何から何まで素敵なご提案ありがとうございます‼︎』
これから1週間 薔薇色の毎日が始まるなんて…今まで頑張ってきて本当に良かった〜‼︎思わず夢かと思って鴉さんにお願いして嘴で頬をつねってもらったけど確かに痛くて…痛いやら嬉しいやらで涙が止まらなかった。+19
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1304. 匿名 2024/04/14(日) 00:04:55
>>1260
読んでます♡
これから始まる日々が楽しみ!+17
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1602. 匿名 2024/04/14(日) 18:39:32
>>1260
心の隙間お埋めします
第五話
翌日仕事が終わると最寄り駅まで後藤さんが迎えに来てくれていた『お世話になります』「ガル子さんおかえりなさい!いつもこんなに遅いんですか?」『なかなかブラックな会社なので…ふう…でも楽しい時間が過ごせると思うと頑張れました』「みんな張り切って準備しているそうですよ」『えっ?みんなって⁈』「あれ?聞いてませんか?毎日何人かのメンバーが入れ替わりでサービスするって社長からのメールが届いているはずなんですけど…」慌ててスマホを見ると確かに届いていたが忙しくて見る余裕が無かったのだ
「ガル子さん着きましたよ また明日の朝にお会いしましょう おやすみなさい」後藤さんに見送られヒルズ内の高級ホテルのフロントに声をかける「おかえりなさいませガル子様 私コンシェルジュの悲鳴嶼と申します ホテルでの困り事の際には何なりとお申し付けください」ガッチリ体型のその男性は見上げると首が痛くなる程背が高かった「お部屋に御案内致します こちらがスイートルーム専用のエレベーターです どうぞ」と案内され都会のビル群を一望できる景色を眺めながら上昇するが連日の疲労と睡眠不足が重なり(ヤバい…目が回りそう…)思わず目眩がしてフラッとした瞬間「大丈夫でしょうか?もしご迷惑でなければこのままお部屋までお運びしますね」
私、お姫様抱っこされてる‼︎すごくドキドキするけど穏やかな笑顔を近くで見れるこの角度最高‼︎癒されてすでに夢心地なんですけど〜‼︎「お待たせ致しました では私はここで失礼します ごゆっくりお過ごし下さいませ」ドアが開くとそこには3人の元気な若者達が待っていたのだった。+23
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