【2次元】鬼滅の刃で彼氏にしたいキャラPart16【妄想】

[12382. 匿名]

>>11254
🍉［あの雲が消えたら］
最終話

「い、いやっ…変な意味じゃなくて！！ガル山さんが綺麗だから馴れ馴れしく敬語なんて使えねーなって意味です！」
あれ？否定されてる訳ではない？むしろ2回も綺麗と言われてしまって、照れるようなくすぐったいような。私はアハハ、と笑って返すことしか出来なかった。

それからも、昼休みに不死川さんと一緒に空を見上げることが恒例になっていた。いつも早く昼休みにならないかな？と考えてしまうし、雨の日は外に出れないので落ち込んだ。梅雨の時期になったら、この時間も終わってしまうのだろうか。私と不死川さんはこれを『雲探し』と呼んでいた。なんだか小学生みたいだから、どちらから言ったわけでもなく2人の秘密。

そして、何度目かの雲探しの日のこと。
「あっ、不死川さん！あの雲、タツノオトシゴに見えません？」
「おー、横向きになってるやつっすね！見える見える！」
「不死川さん、宇宙ホログラム理論、って知ってますか？」
「え？何すか、それ！」
「テレビでやってたんですけどね、私達が見てる空は実はホログラムで作られたもの、みたいな…」
「えーっ！偽物⁈それは嫌だなぁ」
もし、今一緒に見上げている青い空や、形を変えて流れる白い雲が偽物だったとしても、不死川さんとのこの『雲探し』の思い出は消えないよね。
「ガル山さん」
「はい？」
「あのタツノオトシゴの雲が消えたら、俺とデートしてもらえませんか？」
その時、そよ風が私達の髪を揺らした。空を見上げていた不死川さんが私の目を見た。
「はい、是非！」
私は空に寝そべっているタツノオトシゴがどうか早く隣の雲に溶けていきますように、と願った。

終わり🌤️

[12386. 匿名]

>>12382
ほっこり〜☺️いつまでもそのままの二人でいて欲しい！

[12421. 匿名]

>>12382
雲の絵文字に合わせたお話と🍉先輩(年下の先輩という設定が最高💕)の優しいところ厳しいところが素敵でした♡キュンをありがとう✨

[12572. 匿名]

>>12382
うわぁ💜終始ニヤニヤしながら読んでました( ◜︎︎𖥦◝ )
社会人になった玄弥くんの、周囲に気遣いできる優しさとか、そつなくこなす感じとか、でもちゃんと注意してくれて…、最後にさらっとデートに誘うところも！とにかく解釈一致ィ🤝✨
私も雲探し、これからしてみようと思ったよ☁*°
タツノオトシゴの雲見つけるぞ！
素敵なお話をありがとう〜♩

[13431. 匿名]

>>12382
🐢⛅🍉
完結お疲れ様でした
こんなしっかりしていて真面目で優しい年下先輩がいたらいいなぁと憧れながら読んでいました
そして最終話のタイトル回収になんとも言えない🍉くんらしさを感じてキュンとさせていただきました
いつまでものんびり雲を見上げて笑顔を交わすほのぼのカップルでいてくださいね😊（謎目線）