ガールズちゃんねる
  • 12049. 匿名 2024/05/04(土) 23:29:48 

    とても素敵な海外のお話やお題が上がっている中、これを落としてすみません。

    >>9483
    ⚠️解釈違い⚠️何でも許せる方向け⚠️外国語の会話はガル子の中で意訳されたものです

    続・欧米岡君とガル子🌊⑰
    「2日目の変化」

    冨岡がナッツを食べ終わる頃、私たちに気付いたホストファーザーが「君たちにあげるよ」と言ってポータブルラジオをくれた。早速その場でオンにしてチューニングするが、ほぼ電波を拾わない。
    冨岡「壊れかけているな」
    かろうじて一局だけ、音楽が流れるステーションを発見する事ができた。こうして壊れかけのレディオをもらった。

    今日はヒラヒラの服を着用した。実は私、学校に行くことが楽しみになっていた。(中学生レベルの)初級クラスだけあってテストもほぼ満点が取れて嬉しいし、人も優しい。これなら残りの日数もいけると思っていたら、状況が変わった。

    先生「ガル子、今日も素敵なドレスね!ところで、あなたはもっと上のクラスに行くべきだと先生は思うの」
    と、先生に提案された。私がいかにこのクラスが好きかを説明したにも関わらず、断ったにも関わらず……午後から中級クラスに変更されることになった。本音は、初級というぬるま湯に浸かっていたかった。その怠惰心を見抜いた先生はいい仕事をしていると思う。

    ランチは今日はカフェのベーグルに挑戦した。ベーグルの種類、トーストするかしないか、中身は何にするか全部選んでカウンター越しに伝えなければならず、注文品を受け取る頃にはやり取りの多さに汗をかいていた。冨岡は涼しい顔でサラダを食べていた。「中級クラスは雰囲気が変わるぞ」とアドバイスをもらった。今日もブラウニー食べないんか!

    午後、新しいクラスのドアを開けると…なるほどクラスメイトが皆10代って感じで部屋には整髪料かボディミストか、甘い香りが混ざり漂う。ぴえんとか草〜とか聞こえてきそう。ヒラヒラの冬服を着た私を見て、隣の席の女子が「暑そう🤷」と言った。
    それから午後の授業はさっぱりわからないまま帰宅時間になった。冨岡と合流する

    私「授業全然わからなかったよ」
    「そうか。俺も初めの頃はそうだった」
    私「服、買いに行きたい」
    「夏服か?そうだな、モールに行くか?」
    私「行こう!」
    「急ぐぞ」
    私「なんで?まだ夕方4時だよ」
    「6時には店が閉まる」

    冗談かと思った。そうしたら本当に6時にモールが閉まった。なんとか派手派手なTシャツを買えた私は、次にこれを着用してあの子🤷に会うのが楽しみだった。

    彼の提案で、唯一開いていたスーパーに寄ってその日は帰宅した。

    冨岡、今日は変更したクラスがレベチでぴえん🥺ベーグルの買い方がメンディーでぱおん🥺

    続く

    +29

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  • 12079. 匿名 2024/05/05(日) 00:44:13 

    >>12049
    メンディーでぱおん🤣
    あなたのお話素敵よ✨

    +22

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  • 12082. 匿名 2024/05/05(日) 01:02:46 

    >>12049
    え、ちょっと待って思春期に少年から大人に変わるフラグとかではないですよね?!(落ち着こう)
    ヒラヒラの服をいつも褒められているのが地味にツボだったのですがギャルな中級クラスで🤷されたのがさらにツボですw

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  • 12087. 匿名 2024/05/05(日) 01:44:12 

    >>12049
    ⚠️解釈違い⚠️何でも許せる方向け⚠️外国語の会話はガル子の中で意訳されたものです

    続・欧米岡君とガル子🌊⑱
    「ダンスの相手は」

    帰り際に寄ったスーパーは楽しかった。酪農が盛んで乳製品売り場がとても広い。それに伴いアイスクリーム売り場も広くてバケツ型も豊富にあった。今までに見たことがない大きなサイズで、フレーバーも初めて見るものを多数見かけた。

    果物はキウイフルーツが安いので、朝食の足しにと大袋を買った。

    帰宅して夕飯後、全員がリビングルームでTVを観ていた。音楽番組が始まり、懐メロが
    流れ出す。しばらく聴いているとゆっくりとした懐かしい雰囲気の曲が流れてきた。

    ホストファーザーとホストマザーは立ち上がり、向かい合って寄り添いスローダンスを踊り始めた。
    つられてキッズもソファから降りて、ホスト両親が踊るように真似をしたがった。それを見て私たちもディナーテーブルの椅子から立ち上がり、キッズのそばまで行った。

    冨岡はケビンの両手を取り、私はハリソンの両手を取って、それぞれ曲に合わせて左右にゆっくりとステップを踏んで踊りらしい真似をした。

    私は屈みながら目の前の小さなパートナーに動きを合わせる。この彼は3、4歳だろうか?
    ダンスの相手がハリソン……フォ◯ドだったらな……。邪な妄想が浮かんだ。

    少しするとキッズは飽きたらしく2人共ソファに戻って本を読み始めた。

    曲は続く。フリーになった冨岡と私は目が合い、自然と近付いて寄り添いダンスを始めた。

    私「さっき、ハリソンとダンスしながら相手がハリソン・フォ◯ドだったらなぁ、インディージョーンズの格好で……なんて邪な妄想が浮かんじゃったよ…」
    「それなら俺も……」
    私「え?」
    「あの純粋なケビンと踊りながら、相手がガル子だったら、と考えていた」

    相手が私だったらって……

    私「ありがとう」

    彼の肩に頭を預けて距離を縮めて、ゆっくりと踊り続けて夜が更けていった。

    続く

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