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11795. 匿名 2024/05/04(土) 16:55:50
>>11794
⚠️解釈違い⚠️高専ロボコン
⚠️色々許せる方のみ読んでください
⚠️キメツ高専のガル子と伊黒さん
⚠️自分を追い込むために見切り発車! その5
「伊黒くん…それ…」
「がる谷はいずれ“相模原”に行きたいのだったな」
それはキメツ高専内でロボコンへ参加するメンバーの選考会の事であった。
高専へ入学したものにとってロボコンは憧れ、いや、そのために入学したといっても過言ではない、ゆえにロボコン参加メンバーの選考会は熾烈なものとなっている。
学校内での成績はもちろん志望動機を希望者全員の前で発表するのも恒例となっていた。
「子供の頃からロボコンはずっと見てました。そのためにキメツ高専に来ました、予選突破はもちろん優勝するつもりです!そして卒業後は“相模原”に行きます!」
前半はともかく最後の一言は一般の人には意味不明であろう、“相模原”に行く、はJ〇XAに行く、という意味である。
高専に進学した者にとっては通じる言いかたかもしれないがそれにしても端折りすぎである。
「覚えてたんだぁ~」
恥ずかしさのあまりガル子はその場にしゃがみこんでしまった。
「あの時は緊張のあまりロボコンへの意気込みを言うはずが何故か卒業後の目標を言っちゃっただけなんだよ~」
「まぁその勢いでロボコンメンバーに選出された…訳ではないとは思うがな」
伊黒がクスリと笑いながら近づく。
「その“相模原”を目指すものが“失敗”を口にするのはどうかと思う」
はっとした顔でガル子が伊黒を見上げた。
「確かに俺たち最終学年の者にとってこの大会は最後の大会となってしまうがメンバーには下の学年の者もいる。その後輩たちにとってこれは成功のための1つの材料だろう?いや、そうしなければいけないだろう」
ゆっくりとガル子は立ち上がる。
「…学校に帰ったらちゃんと原因を調べて“次の糧”にしなくちゃね」
「そうだ、継承することもロボコンの一つだろう。そして他のチームのマシンを見ることもだ」
いこう、と伊黒のオッドアイが優しく促していた。
つづく
はぁぁ、やっぱりガタガタの文章になってしまってます。うまくまとめられなくて読みづらいものを書いてすみません。
自己満足フルMAXですが絶対に今トピ内で終わらせます!+25
-4
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11799. 匿名 2024/05/04(土) 17:04:46
>>11795
全然読みづらくなんかないし面白い✨
とても楽しく読ませてもらってます!続きも楽しみ🖤🤍+15
-2
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11804. 匿名 2024/05/04(土) 17:19:05
>>11795
読んでます♡+16
-2
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11825. 匿名 2024/05/04(土) 18:04:00
>>11795
えー!全然ガタガタじゃないよー。
知らない世界のことだから興味深く読んでます。+18
-2
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12080. 匿名 2024/05/05(日) 00:46:21
>>11795
追いつきましたー!
でんぱ、たいよう…のあたりで呪文が分かった私の趣味に全振りでめちゃくちゃ惹きつけられています!!
伊黒さんの、部品に対する観察力だけでなく人に対する観察力が優れている点もすごく素敵
このあとの展開を楽しみにお待ちしています!!+23
-6
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12097. 匿名 2024/05/05(日) 06:51:59
>>11795
ずっと読んでいます!
制御の魔術師は負の感情に落ち込んでいくガル子さんの感情をもプラスの方向に向くように制御してくれるんですね
+20
-3
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12322. 匿名 2024/05/05(日) 16:56:27
>>11795
⚠️楽しい流れを全く読まずにごめんなさい
⚠️解釈違い⚠️高専ロボコン⚠️色々許せる方のみ読んでください
⚠️キメツ高専のガル子と伊黒さん⚠️己の趣味に全振り
⚠️自分を追い込むために見切り発車! その6
「それにしてもすごいね、伊黒くん。打ち上げた衛星の名前覚えてるんだ、伊黒くんも好きだったの?」
スタンドへと向かう通路を歩きながらガル子はそう問いかけた。
「そうだな…かの有名な“はやぶさ”はともかく他はなんとなく調べてみた」
「あぁぁ?なんとなく、であの数覚える?」
「がる谷が“相模原”と叫んだので調べたが、様々な衛星たちの名前の由来も面白かったからな」
再度あの日の事を思い出し赤面するガル子は次の言葉が繋げない。
「もともとプログラムは好きだったが早く家を出たいという思いから全寮制の高専を選んだに過ぎなかったから」
一呼吸おいて伊黒が続ける。
「あれほどまで強く目標を掲げるものに興味を持ったんだ」
優しい眼差しとその言葉にガル子はドキリとする。
「私も“はやぶさ”から興味を持って。それに将来関わりたいと調べて。そしたら一般的に“成功”したと思っているミッションにも様々な困難があってそれを乗り越えてって…凄いと思ったの。そして私の夢は探査機を作ることだってはっきりしたの」
試合会場を見下ろすスタンドに出ると、丁度準々決勝が始まる所だった、試合開始を告げるアナウンスが場内に響く。
『3・2・1 スタート!』
「ああ、あの▽▽高専のマシンはウチのマシンと似たような機構のようだな」
「対戦相手の方、あの足回り、どうなってんの??」
繰り広げられるマシンの技に先ほどまでの話を忘れ、試合を進めていくマシンを見ながらそれぞれの感想を述べていた、ほぼ互角に進む試合もうすぐタイムアウト、決着がつく。
「いつかがる谷が“相模原”でその夢を叶える時に、俺も───」
『試合終了!』
「えっ?」
場内の白熱した試合の結果のどよめきと試合終了を告げるアナウンスに伊黒の声かかき消される。
聞き返したガル子の声もまた続いている歓声に消えていった。
「お、伊黒、がる谷!こっちこっち!」
気が付いたメンバーに声をかけられ、2人はその中へ入っていった。
「ふっ?」
ガル子が目を開けるとそこは見慣れた一人暮らしの自分部屋であった。+26
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