-
54. 匿名 2015/10/12(月) 22:31:32
白秋
君かへす朝の敷石さくさくと雪よ林檎の香の如く降れ
あひびきの朝な夕なに散りそめし鬱金ざくらの花ならなくに
晶子
夏の風山よりきたり三百の牧の若馬耳ふかれけり
金色のちひさき鳥のかたちして銀杏ちるなり夕日の岡に
子規
くれなゐの二尺のびたる薔薇の芽の針やはらかに春雨の降る
有名なものばかりですが。
質実で写実的なものよりは技巧的で絵画的な詩がすきです。+9
-1
削除すべき不適切なコメントとして通報しますか?
いいえ
通報する