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1292. 匿名 2015/10/12(月) 19:08:31
「あんな事してたらね、日本は戦争には勝てっこないよ」とお爺さん。
「えっ?」「日本軍はね、市街地の軍事拠点を爆撃する場合、
前もって飛行機からビラを撒くんだ」
「何日に爆撃するから一般人は避難しろってビラをね」
「あんた一般人て言たってね、兵隊も逃げるよ。だからぜんぜん効果ないんだなハハハ。」
後に知った事だが戦争協定を真面目に守ろうとした日本人らしい実話だったのだなと思い返す。
「航空隊が出撃するよね、すると必ず未帰還機が出るの」
「その日の夕飯は出撃前の全員分の食事を出すのが慣わしでね。
未帰還の搭乗員の分だけ席が空いて余るの」
「それをね基地の近所の民家の人たちに配るんだけど皆よろこんでね」
「戦争が終わって引き上げる時ね、皆がまた来てねと言って手を振って別れてきたんだよ」
また来てね・・・か。
そんな交流が普通の日本人の感覚だろうなと、すんなりと得心した話だった。
当時も今も日本人の感覚はそうは変わらない。
我々の感性を超えた非道で残虐な話は疑ってかかった方が良い。
あのお爺さんは今もご存命だろうか。
縁者に本当の現実だった事を語り伝えていて呉てるだろうか。
この話を心ある人に伝えたくて、誰かと共有したくて書き込みました。+12
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