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1. 匿名 2015/09/22(火) 23:29:59
人は物を作るときに“お金”のことを考えるんですよ。つまり“お金”に寄り添って生きてるんですね。でも今回僕たちは“命”に寄り添ったんです。幾百人のスタッフが5日前に入って、壮大なステージを作りました。ところが想像もしなかった雨風がきて、泥まみれになって、その中で徹夜で作り上げていってくれたんです。
それでも晴れない。その中で、なぜ作り上げることができたか。それは“絶対に成功させる”“長渕を絶対に死なせてはならない”っていう命に寄り添ったんですね。僕は彼らのその姿を見て無駄にしたくないという気持ちで、命に寄り添ったんです。そして10万の観客も僕の命に寄り添った。その想いの力が、どんより曇った富士の空に朝日を引きずり出した。
そのときに僕はね、みんなが命に寄り添えば、この腐った混沌とした世の中に太陽を引きずり出せるんじゃないかと体感しましたね。来てくれた人たちの想いの力だと思っています。『富士よ! 俺たちを幸せにしてくれーーー!!』10万の命の束がね、「日の丸」……俺たちの国の国旗を揺らしていたんですね。10万人以上の人たちが、命が。そんな光景を見たのは、当然初めてでした。
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長渕剛が9月21日、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」に生出演。8月22日から23日にかけて行われた「長渕剛 10万人 オールナイト・ライヴ in 富士山麓」を振り返り、10代のリスナーに向けてメッセージを送りました。本当にね、死ぬかと思いましたよ。10万人の渦と言いますかね、人間の圧力と言いますか。その中に自分が埋まってしまって、もう微動だにできなくなるんじゃないかっていうとてつもないプレッシャーを感じながら、それを跳ね除けるのに最初は必死でした!