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14567. 匿名 2023/10/30(月) 09:44:11
>>890
お題
「欲しいのはあなただけ」![]()
+26
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14569. 匿名 2023/10/30(月) 10:09:46
>>14567
「クリスマスプレゼント何が欲しい?」
「決まってるだろ」![]()
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14571. 匿名 2023/10/30(月) 10:14:54
>>14567
「欲しいのはあなただけ」
私にそう思わせるような女性に出会いたいものですね![]()
+46
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14574. 匿名 2023/10/30(月) 10:23:52
>>14567
お題「欲しいのは貴方だけ」
「おはよー。もう朝だよ」
「……トリック・オア・トリート」
「え、お菓子無い、っていうか仮装してないじゃん!」
「してる。地味ハロウィンだ」
「何それ?」
「……で、お菓子がないなら悪戯な、うん」
「はっ?朝から何する気?」
「……帰ってからな」
+32
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14578. 匿名 2023/10/30(月) 11:15:50
>>14567
⚠️解釈違い⚠️モブの女性教師登場
付き合ってる煉獄先生と、ちょっと独占欲の強めなガル子(教師)。
ある日煉獄先生が他の女性教師と親しげに話しているように見えたガル子が嫉妬。(本当は授業の相談をしているだけ)
それに気付いた煉獄先生がガル子を社会科準備室に呼び出し、ガル子の頭を撫でながら優しく抱きしめて、「俺が欲しいのは君だけなんだ。分かってくれ」と安心させる。+26
-5
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14586. 匿名 2023/10/30(月) 11:53:35
>>14567
「私の為にわざわざパ◯ムを運んできたこと
褒めてやろう」![]()
+30
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14601. 匿名 2023/10/30(月) 12:32:44
>>14567
「今までたくさんの女の子とおしゃべりしてきたけど…こんなにドキドキさせてくれる子は初めてだよ。
…ずっと俺と一緒にいて欲しいなぁ。」![]()
+32
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14919. 匿名 2023/10/30(月) 23:04:24
>>14567 ⚠️解釈🌊
「欲しいのはあなただけ」 1/2
最終選別の場に現れた彼はそれは美しく、一見して女性じゃないかと思ったほどだった。本当にこれから鬼に対してその腰に差した刀を振るえるのか疑った。白い肌に黒い長い髪、私は自分の姉のようだと思った。
私は彼が生き残りますようにと密かに祈った。いま思えばこの時から彼に心を奪われていたと思う。
選別が終わって彼の姿を探したが見当たらず、駄目だったのかとがっくり肩を落とした。美しいものはやはり儚いのだと思い知らされたような気がした。
私は再び死んだ姉を思い出した。姉も美しく、家に鬼が来た時に真っ先に狙われたのだった。鬼となっても美しいものを欲するのだろうか。
それから数年後、彼と再会した。いや、再会と言っても私が一方的に彼を覚えているだけで、彼は当然私の事など知らない。
「…生きていたんだ」
思わずそんな一言が口を突いて出た。彼は一瞬こちらを向きかけたが、「行くぞ」と私達隊士に言うと真っ先に鬼が出る山の中に入り、信じられぬ速さで鬼を斬った。
そう、彼は柱になっていたのだ。私は思いがけない再会に胸をときめかせた。美しい少年はさらに美しさを増して青年となっていた。
それから彼と任務が一緒になることが増え、私はその度に彼の美しい顔を盗み見た。私は階級が低かったため柱である彼と言葉を交わすことなど無かったし視線が交わることさえ無かったが、どうせ明日どうなるかわからぬ命、ただ見ているだけで良かった。
そう思っていた、あの日までは。
ある日、彼を街中で見かけた。もちろん声など掛けられずに、黙って物陰から彼を見ていた。彼は途中甘味処に寄りおそらく和菓子を買うと、心なしか軽い足取りで歩き出した。
──どこに行くんだろう
興味が勝ってしまった私は、彼の後をつけた。任務以外で彼を見たのは初めてで私は少々浮かれていたのだと思う。
しばらく歩くと、彼はとある屋敷に入った。柱に与えられている屋敷なのだろう。木戸の隙間からそっと中を覗くと、そこには私が知らない女性がいた。
綺麗な人だった。私とは違う。綺麗な着物を着て、髪には艶があり、透き通るような肌、大きな瞳。
それに比べて私はどうだ。くたびれた隊服を着て、乾いた髪を適当に結い、戦闘で出来た無数の傷、虚ろな瞳。
縁側で少し肌寒そうにしている彼女に、彼がそっと近づき自分の半々柄の羽織をかけてやる。彼女が微笑み、彼も柔らかく笑う。私は彼のその笑顔から目が離せなかった。やがて、彼と彼女の影が重なった。
つづく+33
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15909. 匿名 2023/11/01(水) 21:48:08
>>14567 欲しいのはあなただけ
⚠️🐚 ⚠️誠実ではない ⚠️心の隙間系 ⚠️笑ゥせぇるす◯んではない
「むう?!」
待ち合わせ場所にやって来た杏寿郎くんが驚いた声をあげる。
「なんだ、その口は?!真っ赤な唇に白い歯、まるでおばけだぞ」
杏寿郎くんは私の唇に親指を強く当てて擦りながら「まだハロウィン気分か?」と言って笑った。
杏寿郎くんと私は幼馴染だ。そして、私は彼にもうずっと恋をしている、一方的に。
杏寿郎くんには年上の彼女がいる。正確には彼女が“いた”。
杏寿郎くんの好みに近付きたくて大人の女性の真似事をしたけれど、真っ赤なリップは彼の親指で剥ぎ取られてしまった。
「塗り直さないのか?」
食事を終えた杏寿郎くんが自分の唇をトントンと叩いて尋ねる。
「だって、どうせまた笑うでしょう?」
「それにどうせ、またすぐに拭い取ってしまうしな」
お酒の入った彼の目が色っぽく笑う。
キラキラのネオンが眩しい路地に入って、ネオンの輝く建物の一つになだれ込む。
彼の男らしい手が私の服を一枚、一枚丁寧に剥ぎ取る。
二人の唇が合わさって、漏れるお酒の入った吐息はもはや自分のものか彼のものか分からない。
やがて深い口付けへとなりながら、「ガル子…」と杏寿郎くんが名前を呼んだ。
それは年上の“元”彼女の名前。杏寿郎くんは小さくすまないと言うと俯いた。
「平気。全然平気。私気にしないから」
私は彼の頬を両手で包んで微笑む。杏寿郎くんも苦しそうに、辛そうに笑った。
そんな笑顔を見て怒れるわけないじゃん。文句言えるわけないじゃん。
私がゆっくりと背伸びして杏寿郎くんの唇に自分の唇が届くと、杏寿郎くんは私を優しくベッドの上に寝かせた。
ねえ、杏寿郎くん。心まで欲しいなんて言わないから、せめて体だけは私に頂戴よ。
どうせまたいつもみたいに、最後は年上の“ガル子さん”のところに戻っちゃうんでしょう?
それでも良いから、心はここになくても良いから体は私に頂戴よ。
あなたの全部が欲しいなんて贅沢は言わないから。
あなたが辛いとき、寂しいときだけでもいいから、どうか私にあなたをください。
欲しいのは、あなただけ。
おしまい
(昨日の「推しがなんでも君にあげるよ」のお題で、心か体かずっとずっと考えて夜しか寝てない)+31
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