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1166. 匿名 2023/10/08(日) 07:18:30
>>890
【お題】 続編📖
過去トピで自分が書いたお話の中で
評判が良かったお話、個人的にお気に入りのお話、未完のお話…などなど
「あの2人」のその後を書いてみませんか?
書いてくれる方、いらっしゃいましたら過去Partとコメント番号をお願いします🤲
⚠️ 書き手さん読み手さん両方楽しめるように1つだけルールを設けます。
万が一、「書いてor読んで後悔」の際は都合よく記憶から消去🫥で無かった事にしましょう!そのお話は「前回で完結もの」となりますので安心してお楽しみください!+40
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1188. 匿名 2023/10/08(日) 08:07:01
>>1166
⚓
ドキドキしながら書いてみようかしら…
やさしいルール設けてくれたおかげでちょっとハードル下がった気がする🙏ありがとうございます!+27
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1443. 匿名 2023/10/08(日) 15:29:22
>>1166
アンカー その後の2人+13
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1666. 匿名 2023/10/08(日) 19:58:04
>>1166 続編お題
「再会」①
⚠️解釈違い⚠️何でも許せる方
⚠️part13 >5673「温度」の二人のその後
「えん…」
ハッとして口に手を当てる。こちらが覚えていても、向こうは違うかもしれない。ましてや前世の記憶。
「君は…藤の家のおなごか?」
「はい。お久しぶりです炎柱様」
「名はがる子さんだったかな?」
金曜日の繁華街はどこも込み合う。いつもは通り過ぎるだけの景色になぜか炎柱様と私が溶け込んでいる。
「再会を祝して乾杯!」
せっかくだからと誘われ、少し飲むことになった。ゴクゴクとビールを召し上がる炎柱様を見ていると不思議な気分になる。
確か前世ではお酒を嗜まなかったはず。お酒は毎回断られるから勧めないようにと申し送りがあったから。
「ん?どうした?」
「いえ、何も」
「前世はな、父上が酒に溺れていて飲む気にならなかったが今世は違う。父上も酒を嗜む程度で元気だ!」
炎柱様がニカッと笑う。かつての炎柱さまも常に笑顔だったけれど、こんな風に笑うことはなかった気がする。前世の記憶はあれど違う人なんだ。
炎柱様は中高一貫校で先生をしていて、その学校には前世で縁のあった人が多数在籍しているそう。
「誰か会いたい人はいないか?」
会いたい人…前世の記憶があるとはいえ、覚えていることはわずか。藤の家の娘で鬼殺隊を陰ながら支えていたこと、そして炎柱様が藤の家を利用していたこと。
続く+30
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2821. 匿名 2023/10/10(火) 00:26:38
>>1017 紅葉 >>1166 続編(だいぶ古いPartですが、個人的に記憶に残ってたので💦)⚠️暗い
でこぼこ道に二つの影が並ぶ。
出会った頃はそんなに差のなかった私たち二人の影は、私が二、三歩、彼の前を歩いても追いつけないくらいに差が開いている。
「ガル子。」
隣を歩く彼が、口を開く。
「うん、そろそろ帰らなきゃだよね」
遠くに沈む夕陽に、もう少しゆっくり沈んでくれないかと内心思いながら、私も口を開いた。
「ねえ、杏寿郎くん...」
隣を歩く彼を見上げた。夕陽に照らされる綺麗な髪が、秋の冷たい寂しい風にふわふわ揺れる。
「ああ、少しだけ遠回りして帰ろうか」
杏寿郎くんが私を見下ろして微笑んだ。
沈む太陽、濃くなる夕闇。
まだ、彼を連れて行かないで欲しい。もう、彼を駆り立てないで欲しい。
もっと、ずっと、近くにいたいのに。
──そんなことは言えなかった。
全部を言わなくても相手の気持ちが分かってしまうほど、私たちは長い時間を共に過ごしてきた。
何も言わなくても気持ちが分かりすぎて、時々何も言えなくなる。
彼が私を大切に想ってくれていることも、だからこそ私たちの関係が進まないことも分かっている。
明日をも知れぬ身の彼の負担になりたくないと思う私の気持ちも、きっと彼も分かっている。
私たち二人の気持ちは、お互いに思い合って、思いやって、無限にその繰り返しで出口は見えない。
「秋が好き。暑くも寒くもないから」
私は秋風に揺れる紅葉した木々を見上げた。
「それなら春の方が良くないか?」
「ううん、色付いた葉っぱを見たら杏寿郎くんを思い出すから」
「秋桜...俺もこの色とりどりの秋桜を見ると、ガル子を思い出すな」
ええ?どういうこと?私が笑って聞くと、ほら、その表情だ。と杏寿郎くんが言った。
「くるくる変わる表情と、色んな色の秋桜が似ているだろう?」
冷たい秋風が木の葉を散らし、秋桜がなびく。杏寿郎くんの髪を揺らして、私の頬を冷やした。
「そろそろ、行ってくる。」
冷えた私の頬を杏寿郎くんの温かい右手がなぞる。優しく笑っていた杏寿郎くんの目が鋭くなった。
「行ってらっしゃい」
私は今日も、行かないでという言葉を飲み込んだ。
紅葉が一枚、また一枚と葉を落とす。すべての木々が葉を全部落としてしまう日もそう遠くない。
けれど、季節が巡ればまた新しい葉をつけて、花が芽吹く。その繰り返しだ。
無限の繰り返し。出口なんてなくても良いのかもしれない。
季節が巡って、時代が巡って、いつかまた、貴方と肩を並べて今度はいつまでもずっと一緒に歩けますように。
宵闇に溶け込む後ろ姿を見つめてそんなことを考えていた。
おしまい(黄色の秋桜の花言葉「幼い恋心」 黒い秋桜の花言葉「恋の終わり」「移り変わらぬ気持ち」)+36
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3485. 匿名 2023/10/11(水) 07:45:15
>>1166 🍁続編で長文
⚠️学パロ?⚠️色々捏造夏の始まり 1/4セミも本格的に鳴き始めた日の午後、私は夏休... | ガールズちゃんねる - Girls Channel -girlschannel.net女子の女子による女子のためのおしゃべりコミュニティ。女子の好きな話題にみんなでコメント、みんなで投票して盛り上がれる匿名掲示板「ガールズちゃんねる」へようこそ。
💚前Partの続きですが一応ここからでも読めます。タイトル変えました。
⚠️現パロ(平成あたり)⚠️思いっきり夏
『音楽と私の恋』 1/10
夏休み真っ只中。私は友人のモブ美と、クラスメイトの可楽くんと空喜くんと夏フェスに参加している。
私服の可楽くんは髪を結んでいつもと雰囲気が違っていて眩しかった。
私達はお目当てのアーティストが出るまで時間があるのでグッズを買うことにした。空喜くんとモブ美はどのグッズを買うかで盛り上がっている。ちょうど可楽くんと2人。言うなら今しかない。
「あのっ!この間のスポドリのお礼させて!」
言えた…。ところが可楽くんは目を丸くさせて、うーんと思考を巡らせている。
「あー、あの時のか?なんじゃ律儀じゃのう。あんぐらい気にせんでええのに」
「私がしたいの。何か欲しい物ある?」
可楽の推しバンドの売り場に連れて行く。
「普段グッズなんて買わんからのう…そうじゃ。ガル山さんが選んでくれ」
「ええっ、私だって何が良いのか分からないよ〜」
とはいえペットボトルのお返し。数百円の手頃なものにしないと…。あれこれ目移りしていると丁度いい物が目に入った。
「これなんかどう?飛んだり跳ねたりする時、前髪が邪魔じゃないかなーと思って」
私が選んだのは今回のフェスのロゴが入ったヘアピン。ちょうど緑色だし、似合うと思った。
「おぉ!気がきくのう、ありがと!」
今日も可楽くんは爽やかに笑う。ただお返しをしただけなのに、嬉しいような恥ずかしいような気持ちになって、逃げるようにレジへ向かった。
その後ヘアピンをつけてくれた可楽くんを空喜くんが少しからかっていた。私もモブ美にからかわれた。
続く
+21
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7058. 匿名 2023/10/16(月) 18:06:58
>>1166
続編 ⚓️+12
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8631. 匿名 2023/10/19(木) 18:28:26
>>8630
>>1166にあるよー!+15
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9514. 匿名 2023/10/21(土) 02:56:59
>>1166 >>9242💎⚠️
あっ!!あの時の運転手さんじゃないっすか!!どーもどーも!!
俺のこと覚えてます?奥さんがクソ可愛いって話したんすけど!そーれがまた拍車かかっちまいまして!ん?あれっ?前お会いしたのって春でしたっけ?夏?春?夏?......夏だ夏!!いやー、夏の奥さんも可愛かったんすけど、秋も可愛いんすよこれが!「涼しくなってきたね♡」ってすぐ上目遣いでくっついてきやがるし、ちょっと長くなった髪を一生懸命巻いて「変じゃないかな?」って聞いてくるんすよ!変なわけねーだろアホが♡頭爆発してんのか♡って話じゃありません??
あぁ〜早く会いてぇな〜♡「誕生日もうすぐだね♡」ってアイツが口癖みてぇに言うから「お前と過ごす時間以外なんもいらねぇよ♡」ってキスしてやるんすよ!もうコレ俺達のルーティー......こんな話前もしたな!!アッハッハ!!↑コレの続きです
>>17330?⚠️いやー、嫁がいるっていいもんですね!新婚なんですけど、家帰って奥さ... | ガールズちゃんねる - Girls Channel -girlschannel.net女子の女子による女子のためのおしゃべりコミュニティ。女子の好きな話題にみんなでコメント、みんなで投票して盛り上がれる匿名掲示板「ガールズちゃんねる」へようこそ。
しょうもない続編ですが...😂+38
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12084. 匿名 2023/10/25(水) 23:23:34
>>1166
⚠️何でも許してくれる人向け
「お前らまだ残ってんのか」
「あ、社長!す、すみません…」
「なんかあったか?あぁこれか。あとやっとくからお前らは帰れ」
「いえ、そういうわけには」
「いいから今日は帰れ。別に取り上げようってんじゃねーよ、最終確認は明日頼む」
「ありがとうございます。…あの」
「なんだ?」
「俺、この会社に残ってよかったです。失礼します!」
「俺もです。社長がいてくれてよかったです。お先に失礼します」
「…おー、お疲れさん」
「よかった、ねぇ」
社長と呼ばれる立場になり数年経つが、未だ慣れはしない。そもそも性に合わないんた…なんて言ってられる状況じゃなくなったからこうなってるんだけど。
三代前の爺さんが起こした会社は優秀で有能な親父が潰した。引き継ぐことになっていた俺に残されたのは張りぼての城と疲弊した社員。なまじでかくなっていただけに社員数もそれなり、当然全員抱えられるわけもなく。親父のやり方に合わなかっただけで元々優秀な人材が多く、ほとんどは再就職先に困らなかったのが救いだ。
そんな中でも残りたいと言ってくれた奴もいて、そいつらと0から始めた会社は順調に続いている。…親父の伝手で出資してくれた人もかなりいるから正確には0からとは言い難いが。
残った方も元々優秀な人間が多かった。社長が俺みたいな軽い神輿でもしっかり担いでくれる奴らのおかげで”宇髄”の名は回復しつつある。
二時間程で作業は終わった。終電には間に合わなそうだ。ギリ歩いても帰れる距離だがここで寝ても別にいいか…いや、俺が泊まったなんて知ったらあいつらが気にするな。
立ち上がろうとした瞬間
「ぐぇっ」
頭頂部を殴られた。
「お疲れ兄さん」
「痛てぇ…」
「差し入れ持ってきた弟に言うことないの」
「…言いたいことはある」
続+28
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12998. 匿名 2023/10/27(金) 23:14:25
>>12912つづき
⚠️🔥
「少し外に出てみるか?」と煉獄課長が言った。
2人で車から降りてみると夜の冷たい潮風が肌寒かった。
「課長が言ったとおり、やっぱり車の外は少し寒いですね」腕を組むようにして体をさする。
「俺の上着で良ければ着るか?」
「いいえ!大丈夫です。それだと課長が寒いじゃないですか。」
「じゃあこうしよう!」
そう言った煉獄課長は後ろから私を優しく抱きしめた。
「君は温かいな」
「煉獄課長もあったかいです」
こなれた風な返事をしたけど、さっき手を繋がれただけでパニックになってた私は、今起きている出来事にパニックを通り越して放心状態だ。
これは夢かしら。ネットでたまに†┏┛墓┗┓†って見かけるけど、まさにこれが墓入り状態なのかしら。そんなくだらない事を考えてしまうほどだ。
「どうだ?涙は止まったか?」
「は、はい。それどころじゃなくなりました。」
「ははは!車に戻るか?俺はもう少しこのままでいたいが」
「私も、もう少しこのままがいいです。」
「うむ。わかった。」
耳元で優しい声がして、私を抱きしめる煉獄課長の腕に少しだけ力が入った気がした。
「さっき外に出ようとした時、なんで車の中にいようって言ったんですか?」
「あの時は付き合っていなかったからだ。君が寒がってもこうして抱きしめる事ができなかったからな。」
「両想いだったのにですか?」
「けじめは大事だろう!」
「そういうところは課長ですよね」
「君こそ、店からのあのLINEはなんだ?あれだとまるで業務連絡だ!」
「あの時は付き合ってなかったから馴れ馴れしくしない方がいいかなって…上司ですし。」
「就業時間外は彼氏と言ってほしいものだな!」
「はい。あの…すみませんが耳元で大きな声は…」
「そうだな、すまん。」
小さな声で優しく課長はそう言った。そして私のこめかみに、触れたか触れてないかわからないほどかすかに──短く優しいキスをした。
おわり
1話目にリンク貼るの忘れてました💦
Part12、10765の話の続編です。
>>1166続編お題
>>12576バックハグ
⚠️イタズラ電話被害を黙ってたら?課長に注意される話その日、いつものように会社の... | ガールズちゃんねる - Girls Channel -girlschannel.net女子の女子による女子のためのおしゃべりコミュニティ。女子の好きな話題にみんなでコメント、みんなで投票して盛り上がれる匿名掲示板「ガールズちゃんねる」へようこそ。
+27
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13299. 匿名 2023/10/28(土) 18:40:51
⚠️何でも許せる方向け?と私の話①飲み会の最中、席を外してトイレで化粧をなおし、... | ガールズちゃんねる - Girls Channel -girlschannel.net女子の女子による女子のためのおしゃべりコミュニティ。女子の好きな話題にみんなでコメント、みんなで投票して盛り上がれる匿名掲示板「ガールズちゃんねる」へようこそ。
>>1166【続編】>>13116【マリッジブルー】
「ああ、凄くよく似合ってるよ」
「もう、それしか言わないじゃない!」
「アハハ、すまん。君が着ると本当にどれも可愛くてな。」
今をひと言で表すならば、間違いがなく"幸せ"だろう。付き合って2年を過ぎる頃、結婚が決まり、2人で式場の衣装合わせに来た。家族と本当に仲が良い友人だけを呼んで行うささやかな披露宴だ。
私の全てを優しく包み込んでくれる彼は、式場選びも、指輪もただ目を細めて私の好きな様にさせてくれる。自分の意思が無いわけじゃないのに、私がやりたい事は、俺も望んでいる事なんだよと言うばかりだ。
だけど、この幸せが何時まで続くのか…不安が無いと言ったら嘘になる。
私の両親は離婚している。
父と母だって、きっと結婚した時は幸せだったはず。彼が私を裏切る事は決してないと分かっているのに、プロポーズをされた時は泣く程嬉しかったのに…何故だろう。
衣装合わせを終えて、どちらともなく自然と指を絡ませて歩き出す。風が強い日で、お互いの長い髪の毛が顔に纏わりつき、それを見ながら2人で笑い合った。
こんな楽しくて幸せな日がずっと続くなんて事…あるのかな…
こんな風に少しだけ、結婚に悩みをもってるなんて彼に伝えたらきっと傷つけてしまうだろう。だって彼の事は大好きで何の不満もない。自分が勝手に不安になってるだけなのだから。
だけど、彼はお見通しだった。
夜、お風呂からあがり、ぼんやりとテレビを見ていたら隣に座った彼がそっと肩を抱いてきた。
「結婚するというのは、思ったより大変なのだな。特に女性にとって。君は名前も変わるし住む場所だって変わる。」
「どうしたの、何か不安になった?」
自分が不安なくせに、彼のその言葉にやけに食いついてしまった。
「不安など何もないが、俺は今まで結婚願望があまり無かったから君と出逢わなかったらどうなっていたのかと考える事はよくある。」
「そうなの?意外…」
私の甥っ子は彼にとても懐いていて、彼はきっと結婚願望もそれなりにあるのだと勝手に思っていた。普段、過去の話は何もしない彼だけど、恋愛だってそれなりにしてきたと思う。私にも聞かないのを「過去に嫉妬しても、これからの君がずっと傍にいてくれたらいい」なんて答えたことがあった。
過去に縛られるタイプの私には、目から鱗で、そんな彼に救われて随分と前向きになれたと思う。
「君とずっと一緒に居たいと思った。君だから結婚したいと思った。」
「うん…」
「俺は君を不安にさせていないだろうか?」
「全然。不安じゃない…でもこんなに素敵な人が、ずっと私のそばで飽きずに居てくれるのかなって思う事はあるよ。」
「ハハハハ、また君の悪い癖がでたな?君が思うより俺はずっと君を愛しているんだが、なんせ言葉にするのがこそばゆくてな。会社では上司だし、格好をつけたいと言えばいいのだろうか…」
あれだけ、毎日好きだと言ってくれるのに、言葉にするのがこそばゆいという彼に笑いが込み上げた。彼の愛に微塵も疑いはない。ただ、私の性格の問題なのだ。
「君こそ、俺に飽きてしまわないだろうか?」
「全然飽きない。毎日が楽しくて困るくらい。」
「ハハハ、君を困らせていたとは!すまんすまん。」
うまく言葉に出来ない私の心の機微を、迷いなく汲み取る彼に愛されて、私はもうすぐ煉獄になる。
🔚+34
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14412. 匿名 2023/10/30(月) 00:33:28
>>1166
>>21640 お題 ?狩りバスツアー(流れ読まず今さら朝のお題を投下します。しかもお... | ガールズちゃんねる - Girls Channel -girlschannel.net女子の女子による女子のためのおしゃべりコミュニティ。女子の好きな話題にみんなでコメント、みんなで投票して盛り上がれる匿名掲示板「ガールズちゃんねる」へようこそ。
お題「過去Partの続き」(リンク貼るの初なのでちゃんと貼れてなかったらごめんなさい)⚠️解釈違い⚠️年齢設定等捏造あり⚠️会話の中だけ女性キャラの登場あり
(不死川兄弟合同誕生会に間に合わなかった…けどおめでとうございます♡Part10で書いた、観光バスドライバー🍃さんと添乗員がる子のお話設定です。数話かかる予定ですが今日は1話だけ。兄弟構成確認してくださったガル子さんありがとうございました!)
2ヶ月ほど前、添乗員に転職後初めてのバスツアーで不死川さんとご一緒してから、まだ一度も甘味屋デートが実現できていない。
あちらも観光バスドライバーとお互いサービス業なだけあって土日祝日は関係ないし、新人の私にはまだ休み希望を積極的に出せる権限がなく、何度かLINEでお互いの都合を聞きあったりしたけれど予定が合わず今に至っている。
連絡はとれるもののお付き合いしているわけではないし、なんなら好意をはっきり伝えたわけでもないし、不死川さんがどう思ってくれてるかもわからない、大変モヤモヤする状態が続いている。
LINEの感じだと気にはかけてくれてる気はするんだけどな〜…でも新人さん皆に同じように気遣いしてくれてるだけかなー…。
自宅のベッドの上でそんなことを考えつつ明日添乗予定のバスツアーの最終確認をしていると、不死川さんからLINEが入った。
『お疲れ。明日の甲府の日帰り果物狩りの添乗ってがる山さん?うちの会社のバス?』
『お疲れさまです!はい私です!キメツ観光さんとになってるので不死川さんのところですね。運転手さん粂野さんてお聞きしてますけど』
『そいつインフルで代わりに俺が入ることになったからよろしくなァ』
心臓が跳ねる。落ち着け、深呼吸して冷静に返さなきゃ。
『またご一緒できるなんて嬉しいです!楽しみにしてます!』
『おう、2ヶ月でどんくらい小慣れたか楽しみにしてるぜ』
やったー嬉しい!思いがけずまた一緒に仕事できるなんて!!いや!そんなことより不死川さんの言う通り2ヶ月分の成長した姿を見てもらわなきゃ!浮かれてないで抜かりなく準備して明日に備えよう!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
気合いを入れて迎えた翌日の朝、ツアーの集合場所である新宿の大型駐車場に向かう電車内で、会社から連絡メールが入っていることに気付く。
『今日のツアー、昨夜追加で4名様の申込みを承ったので対応よろしく。参加者詳細は添付資料を確認するように』
添付されたファイルを開いて、お客様の情報を確認して思わず目を丸くする。
「あれ、この名前って…」
そこには、〝(代表者)不死川玄弥様(同行者)就也様・弘様・こと様”と書かれていた。
(つづく)
+26
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15398. 匿名 2023/10/31(火) 21:53:02
>>1166
お題は「続編」ですが、続編というか同じ世界線の話です。
⚠️色々酷い「…悪ぃな。ここまで早い予定じゃなかったんだが」始祖の討伐から数年。... | ガールズちゃんねる - Girls Channel -girlschannel.net女子の女子による女子のためのおしゃべりコミュニティ。女子の好きな話題にみんなでコメント、みんなで投票して盛り上がれる匿名掲示板「ガールズちゃんねる」へようこそ。
こちらを読んでいただかないとまず意味が分からないかと思います(読んでも意味は分からないかもしれません)
⚠️何でも許せる人向け
その夜、二人はいつものように戦っていた。
「天元、そっちに行った!」
「任せろ。おらぁ!とっとと消えろ!」
彼の放つ光に焼かれ異形は塵と消えた。
「ふぅ…最近多いわね」
「そうだな、人出が増えたし狙いやすいんだろう。週末から何かイベントもやってたし」
「ハロウィンね。本番は今日だけど…って日本じゃほぼコスプレイベントか」
「…お前にとって今日ってハロウィンなの」
「宇髄…?」
彼が拗ねたように零したとき二人とは別の声がした。
「と、冨岡…!なんでこんなとこに…」
そこには彼の同僚である冨岡義勇が立っていた。
「近くでイベントをやっているだろう、見回りだ。生徒もいるだろうからな。ところでその恰好は…」
「こ、これは、その…」
そう、彼はまだ変身を解いていない、キュアトルマリンの姿のままだった。変身中はバレねーもんじゃねーのかよ!と心の中で悪態をつくが、どう見てもその顔、体は宇髄天元である。
「わかっている、コスプレだろう」
「へ?あ、あぁ、そうそう」
「俺は今更驚かないが、あまり羽目を外すなよ。教師がはしゃぎ過ぎては生徒に示しがつかない」
「おぉ、気を付けるわ。てか速攻着替えるから、速攻で」
同僚が立ち去った後、周囲に人がいないことを確認して物陰に移り変身を解いた。
「はぁぁ…」
「お疲れ様」
「お前…どこ行ってたんだよ…助けろよ…」
「声出したらどこからバレるかわからないじゃん。せっかく顔隠してるのに」
「なんで俺ライダーじゃないんだろ…」
「まぁ、ほら、似合ってるし。同僚が動じないくらい」
「流石に泣いてい?」
「泣くな泣くな。はい、これ」
「なんだよ」
「プレゼント。誕生日でしょ。こんな立場だからさ、ゆっくりお祝いってわけにはいかないけど、せめてね」
「おま、覚えて…さっきいなかったのって」
「うん、今日中に渡せてよかった。おめでとう」
「…おう。ありがと」
満月を少し過ぎた月明かりの下、二人の影がゆっくりと重なる。
──誕生日。生まれた日を、愛しい人に祝ってもらえる。その喜びと恋人を胸に抱き、戦士は束の間の休息を噛み締めるのだった。
彼らの戦いは終わらない。
キュアマッスル~ハッピーハロウィン編~ 完
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18889. 匿名 2023/11/06(月) 01:22:30
>>1166 続編
>>3522 リクエスト回答です ⚠️解釈違いご注意下さい誰より好きなのに1/4「あ... | ガールズちゃんねる - Girls Channel -girlschannel.net女子の女子による女子のためのおしゃべりコミュニティ。女子の好きな話題にみんなでコメント、みんなで投票して盛り上がれる匿名掲示板「ガールズちゃんねる」へようこそ。
こちらの続きです 1/2
懐かしい場所へ、自然と足が急ぐ。
がらりと店の入り口を開けて店内を見渡すと、会いたかった人たちがあの時と同じ場所に座っていた。
「ガル子〜、久しぶり〜!」
「ガル子〜、おかえり〜!」
モブ美とモブ男くんが私に手を振る。私も手を振って二人の座るテーブルに着いた。
「煉獄くんは?一緒に来るのかと思ってた」
モブ美が赤い顔をして尋ねてくる。もうすでに何杯か飲んでるようだ。
「まだ仕事中みたいで遅れるって言ってた」
「ガル子のために本社へ異動できるように必死だね♡」
モブ美が嬉しそうにはしゃぎながら、店員に「ビール1つくださーい♡」と注文する。
「こっちに出張ってよくあるの?」
「ううん。たまたま去年まで担当してたところがたまたま私を指名してくれて今回初の出張だよ」
「さすが指名されちゃうなんて、同期の出世頭は俺らとは違うな〜」
モブ男くんが茶化しながら、店員が持ってきてくれたビールを私に手渡し、私たちは3人で乾杯をした。
「あのさ、煉獄とガル子が晴れてヨリ戻したからこの際だから言っちゃうけど、煉獄すごい情緒不安定よ。はっはっは、来年の本社異動は余裕だな!なんて言ってたかと思うと、本社に行けなかったら本当にガル子に捨てられてしまうのだろうか…なんて言ってたり」
久しぶりに聞いたモブ男くんの“この際だから言っちゃうけど”に、私は今回も相当驚かされた。
だって煉獄くん、そんなこと感じてる様子、私の前ではちっとも見せなかったから。
「散々ガル子のこと泣かせたんだから、バチが当たっちゃったのかな♡」
モブ美の毒舌も相変わらずだ。
そして、こういうタイミングの悪いところでご本人が登場しちゃうのもあの時のままで…
「遅れてすまない。今夜も盛り上がってるようだな。一体何の話をしてるんだ?」
煉獄くんは私の頭をくしゃっと撫でると、自身の顔もくしゃっと綻ばせた。
その様子を見たモブ美が「煉獄くんがきっと本社に行けますように、っていう話だよ」と笑顔で答えると、モブ男くんが店員にビールを追加で注文した。
「もう今日、仕事終わって明日は休みなんだろう?」
そう言いながら煉獄くんは私の正面に座った。
「うん、経費でホテル代出たから今日はそっち泊まる」
「むう?聞いてないぞ?うちに泊まらないのか?」
「今回は仕事で来てるし。ホテルに泊まるよ」
私がそう言うと、「まったく石頭だな」と煉獄くんは呆れたという顔をした。
続く+19
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