【二次元】鬼滅の刃で彼氏にしたいキャラPart14【妄想】

[10805. 匿名]

>>4290
お題【暗号】
⚠️🌈解釈違い (微🐚あり)
今夜はバイト仲間と飲み会。
明日はバイト先が定休日で仕事が休みなので朝まで飲むつもりの人もチラホラいた。最初は皆でワイワイと話していたが、時間がたつにつれて一番人気のモブ美の周りに男性が集まり、まるで合コンのような雰囲気に様変わりしていた。ガル子はそっと時間を確認する。11時を過ぎている。そろそろ帰らないと終電を逃してしまう。
「あれ？ガル子ちゃん。帰るの？朝まで一緒にいようよ。」
バイト仲間の童磨が空いている隣の席に座ってきた。彼は長身イケメンで優しくて皆から一目置かれている。女子人気も高い。実はガル子は彼のことが苦手だった。優しいけれど、とらえどころが無いように感じていたのだ。
「いやー、私は帰ろうかな。今なら終電、間に合うし。」
ガル子は申し訳なさそうに答える。周りの女の子が数人、彼につられて移動してきた。
「ええ？、じゃあ俺も一緒に帰るよ。」
彼の言葉に「帰らないでー。」と女の子達が騒ぎ立てる。ガル子はそーっと席を立ち、幹事に帰る旨を伝えて店を出ようとした。
「待って、待ってー。」
童磨が追いつくとガル子と一緒に歩き出す。街は人通りが多く煌びやかなネオンに満ちている。
「ねぇガル子ちゃん、駅までの近道があるんだ、こっちだよ。」
彼は躊躇なくガル子の手を取り歩き出す。二人は人気のない道へたどり着いた。
「近道なんだよね。」
ガル子は心配になり確認する。
「ちょっと遠回りかも。電車を逃したらタクシーで送るよ。ちょっとそこの公園に寄ろうよ。デートスポットだよ。」
彼はニコニコして答える。ガル子は困惑したが、強引な彼に押しきられてしまった。美しい海と夜景が見える公園は深夜だというのにカップルや学生グループで賑わっていた。
公園のベンチに座る二人。
「童磨くん、なんでこんなところに？」
ガル子の問いに彼は微笑む。
「ガル子ちゃんのそういうところ、気になるんだよね。何か心に暗号のかかってるみたいで、解いてみたくなるんだ。」
彼の言葉にガル子は思わず反論した。
「暗号がかかってるのは童磨くんのほうじゃない？いつも笑顔の下に何か隠してそうだし。」
ガル子は言ってから(しまった！言いすぎた。)と思った。
彼の顔から笑みが消え、彼の瞳は挑戦的な光を放っていた。
「童磨くん、ごめんなさい。変なこと言っ・・」
ガル子の言葉を遮るように彼はガル子を抱き寄せて唇を重ねた。
「暗号、解かれちゃった。」
彼はガル子を抱き締めてそう呟いた。
ガル子は彼の腕のなかで高鳴る胸の鼓動を必死におさえようとしていた。
「好きだよ。ただそれだけ。」
彼の素直な言葉にガル子も初めて心を開くことができた。
「童磨くん、ありがとう。」
彼はガル子の顔を覗きこんで確認する。
「それってOKってことだよね。」
ガル子は頷く。
「私も暗号、解かれちゃったね。」
彼の顔に笑みが戻った。
おわり

[11172. 匿名]

>>10805
無邪気な言動でスッと距離詰めてくるどま様が策士！

[18661. 匿名]

>>15655
おまとめの場をありがとうございます。
少ないですがまとめます。読んでくださった皆様、素敵なお話を投稿してくださった皆様、ありがとうございます。
コメントくださった皆様、返せなくてごめんなさい。ありがとうございます。
また誤字脱字等あり申し訳ありません。
次partでまた楽しい時間をすごせたら・・と思います。
ありがとうございました！

>>1395
⚡️借り物競争
>>2110
💎紅葉
>>4804
⚠️解釈違い🍃ヒッチハイク1
>>4807
⚠️解釈違い🍃ヒッチハイク2
>>5667
⚠️🌊解釈違い
うたた寝している彼にいたずらしたくなったガル子
耳元でフーと息を吹きかけたら彼はどんな反応をしましたか？
>>13644
⚠️解釈違い 有一郎 片想い
>>15211
⚠️解釈違い 有一郎
片想い中推しに彼女がいないことが分かった瞬間、思わず喜んだのを見られてしまった
>>10805
⚠️🌈解釈違い (微🐚あり) 暗号
>>11650
⚠️解釈違い🌊 ああ見えて実は◯◯な推し
>>8276
⚠️解釈違い💎 出会うのが遅すぎたね1
>>8281
⚠️解釈違い💎 出会うのが遅すぎたね2
>>18093
⚠️解釈違い🔥 秋雨☔
>>12501
⚠️💎解釈違い 推しがついた嘘
>>11029
⚠️👹解釈違い
ガル子との初デートの後、自分の部屋に帰ってきた推しを無機物が実況中継
>>15647
⚠️解釈違い🪘※現代軸 ブックカフェ
>>6548
⚠️🐗解釈違い 衣替えを面倒くさがって風邪をひいた