【二次元】鬼滅の刃で彼氏にしたいキャラPart14【妄想】

[10342. 匿名]

>>10232
キツネ公園の2人
第八話
『初めて童磨さんに出会った時にちょっとだけキツネに似ているなって思いました…こんな事言ったら失礼なんですが…笑顔の奥が少し寂しそうで…だから車に乗せたんです　なんか放っておけなくて…』
「えっ…」
『でも悪い人では無いと思ったんです…だからここに連れてきました』
「…」
『動物って不思議な力があると…例え言葉が通じなくても撫でると癒されたり、慈しむ気持ちなども育まれる気がします』
「確かにここに来てから生まれて初めて生き物に対して優しい気持ちというものになりました」
『過去にはもう戻れません…大切なのはこれからの童磨さんの生き方です　私はきっと変われると信じていますよ』

俺の目の奥から熱い何かが溢れる　これが感動と言う気持ちなんだ

『私はこれからも童磨さんと一緒にこの動物園で働きたいです…もし同じ気持ちなら嬉しいのですが…』
「こんな俺で良ければ…これからもお願いします」

固い握手を交わして俺は親友と呼べる存在に出逢えたのだ。

[10410. 匿名]

>>10342
キツネ公園の2人
第九話（最終話）
それから俺達は幼稚園・保育園・小学校などで移動ふれあい動物園の活動を始めた

沢山の生き物と触れ合って命の大切さ　そして相手への思いやりを持つ優しい心が育つきっかけになればと思って俺が提案し採用されて主に司会者としてマイクを持ち、動物の豆知識やクイズ大会なども行い初めての経験に目を輝かせた子供達と一緒に毎回とても盛り上がる

すっかり仲良くなった俺達はお互いを「縁壱くん」『童磨くん』と呼ぶようになり2人のチームワークもバッチリだ　地元でも［キツネ公園の2人］として有名になり毎日沢山の人が訪れ喜んでもらえて本当に良かった　建物の老朽化に伴う耐震工事の為、既存の施設はしばらく使えなくなるがその間は地元以外の場所でふれあい動物園を開催する予定だ　来月にはバリアフリーで誰でも楽しく過ごせる新しい動物園に生まれ変わるのでいまからワクワクしている

ずっと嘘を重ねて自分の居場所や目的が無くてそのまま歳を重ねてしまうと思っていた人生は誰かの笑顔の為に頑張る事で少しずつ人間らしい感情を取り戻した

親友や動物達と一緒に過ごす毎日は俺にとってかけがえのない大切な時間で虹色の宝物なんだ。

Primer Beat／ピロウズ
キツネ狩りの歌／中島みゆき