【二次元】鬼滅の刃で彼氏にしたいキャラPart14【妄想】

[10241. 匿名]

>>890
お題
町中華

[10943. 匿名]

>>10241
街中華　1/2

「兄ちゃん街中華で飲（や）るのは初めてかい？」

愈史郎は1人の客に話しかけられ、固まる

会社帰りいつも乗る駅を通り過ぎてふらふらと歩いていると、小さな中華料理屋を見つけた

メニューを見て、とりあえず炒飯と餃子を頼むが、厨房に戻ろうとするママを引き止めてビールの注文も追加すると、隣の客に声をかけられたのだ

「ここはね、今日…月曜日は麻婆豆腐が200円なんだ
ハハッ驚くのも当然さ、大丈夫、毒なんて入ってやしないから」
「へーそうなんですね、ビールにも合いそうだなぁ、頼んでみようかな」

いつもはあまり知らない人とは話さない愈史郎だが、今日は少し誰かと話したい気分だった

そこから隣の客と愈史郎はぽつりぽつりと話始める

「いつもここで飲まれてるんですか？」
「競馬の帰りはいつもこの店よ、兄ちゃん、馬は好きかい？」
「いやー、俺はギャンブルは全く」
客はハハハ！と大きな声で笑い豪快に酒を飲む
愈史郎もつられてビールがすすむ

「おっ、兄ちゃん良い飲みっぷりだな、飲（や）れる口かい」
「いえ普段は全く飲まないんです…実は俺、今日仕事でミスしちゃって」
「ママー！！ウーロンハイが空になって来たよ」

愈史郎は話を遮られて、黙ってしまう

「あぁ悪ぃ、うんうん、仕事ね、まぁ皆んな多かれ少なかれ生きてりゃぁ色々あるさ」
ママがコトリとウーロンハイをテーブルに置く

「ママありがとね」と礼を言い客はそれをゴクリ、と飲む

「大丈夫だよ兄ちゃん
ここでさ、親父さんが作った美味いもん食って、そこそこの酒飲んでさ…」

♪ちゃららりら〜りら〜
店内のBGMにラッパの音が響く

「おっ、兄弟船かい、いいねぇ…波のぉー谷間にぃ、命ぃのぉ〜花がァァァ…こうやってご機嫌に歌ってね」

「そうしたら明日も元気にやるぞって！そう思えるんだよ」
そう言ってゴクゴクとウーロンハイを飲む

[13614. 匿名]

>>10241(町中華)　1/2

⚠🍃解釈違い

給料日後の金曜夜は、穴場の町中華で好きなものを好きなだけ食べる。今夜は担担麺に天津飯、海老蒸し餃子、そして青椒肉絲。食後のデザートには杏仁豆腐と、タピオカ入りココナッツミルクもやってくる。教職に就いてまだ一年余り、ストレスフルで多忙な日々を生き抜くための、月に一度のご褒美だ。
「いただきまー……」
「よォお疲れェ、がる山先生」
ヒィィィィィ！！駅の反対側のお店だから知り合いは来ないと思ったのにィ！
「……ぅお、お疲れ様です……」
「昨日給料日だったもんなァ、美味いもん腹一杯食いたいよな」
同僚の不死川先生はニコッと笑って、同じテーブルの向かいにナチュラルに座った。
「俺のことは気にせず、熱いうちに食ってくれよ」
「え、あ、ハイ……」
実はわたし達、学生時代の同級生。
不死川先生に遅れること数年、わたしも母校の教師になり古典を教えている。彼が手を上げると、店員さんが注文を取りに来た。
「えーとォ、……あんかけ焼きそばと油淋鶏、ごはんの大盛り、麻婆豆腐と小籠包、あと烏龍茶」
ふーん……学生時代ならいざ知らず、不死川先生って今も結構食べるんだ。なかなかやりよるな。

しばらくして、わたし達のテーブルは注文した料理でぎっしり埋め尽くされた。できたて熱々の中華料理が並び、どのお皿からも白い湯気が立ち上る光景は、見ているだけでテンションが上がる。
「こっちの食いてェなら遠慮せず食っていいぞォ」
「えっ、いいんですか？じゃあわたしのもお好きなだけどうぞ！」
「学校の外くらい敬語じゃなくていいって前から言ってんだろ」
「でも……」
「もうとっくに就業時間外だし、堅苦しいのは御免被りてェ」
「……ありがとう、じゃあお言葉に甘えていただきます！」
「おー、食え食え！美味そうだなァ」

学校の中では滅多に見せてくれない、子どもみたいな眩しい笑顔をひとり占め。そして血管の浮いたぶっとい腕がわたしの眼の前に……。双方に見惚れて、つい箸を落としそうになるほどドキドキしたけど、不死川先生とわたしは時折言葉を交わしつつ(ほとんど仕事の話ではあるけど)、全てのお皿を空にした。

[19939. 匿名]

>>922
長文SS総本山に紐つけます
(初めて総本山紐付け間に合って嬉しい…)

【タイトル】
ももまんじゅう先輩🍑〜序章〜

【あらすじ、人物】
中華料理店　雷雷文で繰り広げられる
ももまんじゅう先輩(獪岳)&ガル小路ガル子の
どうにもならない頓珍漢ラブストーリー

【注意事項】
全5レス　>>10241 お題　町中華
⚠️序章として読みきれますが、partを跨いで続けると思います…

一話目>>1687