「日出処の天子」を語りましょう

[480. 匿名]

>>462
魔を抑えることが出来るって、普通の人間超えてはいるとは思う。普通の人間もベースにありつつ、魔プラス何か、なんだろうね。仏がいる領域まで行けるのは魔の力なんだろうか？神とか仏に匹敵するのに、どうしても魔の部分が外せない苦しみを抱えた設定なんだろうか？神の部分だけになれても人間ね部分捨てなきゃいけないから、可哀想だと思うけど。

[491. 匿名]

>>480
個人的な解釈だけど、
幽霊や妖怪や悪魔などの魔の領域の存在って人智を超えた力＋強い欲望(未練)が混ざり合って出来た存在な気がする
特に悪魔は人智を超えた力と低俗な欲望が合わさって出来てることが多い
神または悟りを開いた仏は人智を超えた力に人間的な欲望が伴わない存在だと感じる
だから、普通の人なら持っていない人智を超えた力の部分が、皇子の中にある人間なら誰でも持ってる俗な部分(愛、権利、性など)を巻き込んで、あたかも魔のような行動を取ってしまうのかなーと
不思議なものが見えてるからって私だけが人間じゃないのか？って皇子が絶望してるシーンがあるけど、そういう力さえなければ皇子は他の人間と変わらないのに、力があるから異常者みたいに扱われて辛いんだろうなと思ったよ
来目に石をぶつけてしまった回想とか石さえぶつけなきゃ子供の時のあるあるに過ぎないもの
長々と語ってごめんね！