「日出処の天子」を語りましょう

[315. 匿名]

>>273
そうですよ
だから元のお話を漫画にした「だけ」ではあの作品はできない
そういう意味では本作品と同じ、歴史からヒントを得た偉大な創作と言えると言ったつもりですが

[444. 匿名]

>>315
>元のお話を漫画にした「だけ」ではあの作品はできない

このセリフで原文を通しで読んだことが無い人だってすぐにわかりますよ。

源氏物語を漫画にした「だけ」でもそれが本当なら快挙と呼べるくらいのことだからです。

そもそも原文を通しで読んだことがある人なら源氏物語は全文キッチリ残っているわけでないことくらい原文見てれば注釈で出てきますからわかります。
この本では計8巻しか残ってない、あの本では10巻しか残っていない…というのを学者が比べて少しでも原典に近づける研究をしている最中なのです。
助詞助動詞1つ違うだけで人物像もだいぶ変わりますし。

作品はわかっている範囲内でも原文に忠実というわけではないのは知ってますよね？
近江の君などは後半はあの時代にはありえない展開になっています。
だからあらすじとしても忠実ではないので違いますし、設定だけ借りた2次作品という位置づけがぴったりだと思います。