映画『怪物』感想トピ※ネタバレあり

[522. 匿名]

是枝裕和監督、映画『怪物』ラストシーンの編集を変えた意図は? 撮影前には専門家のレクチャーも（マイナビニュース） - Yahoo!ニュース

是枝裕和監督、映画『怪物』ラストシーンの編集を変えた意図は? 撮影前には専門家のレクチャーも（マイナビニュース） - Yahoo!ニュース

是枝裕和監督×脚本・坂元裕二×音楽・坂本龍一による映画『怪物』が、2日から公開されている。豪華タッグが実現し、第76回カンヌ国際映画祭でも話題を呼んでいる同作が公開される。大きな湖のある郊外の町に住

最後に関しては、編集で「こういう形でどうだろうか」という提案を僕からさせていただきました。ちょっとしたことで、観た後の感じがずいぶん変わってしまうんですよ。言い方が難しいですけども「2人は死んじゃったのかな」という形に見える編集のパターンもある。本当に、途中で一言セリフを足すか削るかで2人のラストの見方が変わってくるような状況だったんです。 僕も坂元さんも「2人が死んじゃったようには見せたくない」というのが共通の認識だったから、どういう形で着地させるか、0号から初号の間で、最後の15分の編集をずいぶん変えました。坂元さんにも見ていただいて「こんなに編集で変わるもんなんですね」と言っていただいたので、今の形になりました。


…つまり見たまんま、生きてるエンドでＯＫってことですね。良かった

[525. 匿名]

>>522
>僕が脚本を読んで最初に感じたのは、「この2人は『銀河鉄道の夜』のジョバンニとカンパネルラだ」ということでした。なので2人にも最初に「読んでほしい」と『銀河鉄道の夜』の話をしたのを覚えています。

何年か前にNHKで放送された番組で、
> 宮沢賢治には、恋焦がれるように慕った男性がいた。「銀河鉄道の夜」などの代表作に思わぬ背景があった。残された手紙やノートを読み解き、新たな宮沢賢治像に迫る。

という番組があったんだよね。銀河鉄道の物語は、ジョバンニとカンパネルラを、自分と保阪嘉内に投影して書いていた、と。
だから是枝監督が、銀河鉄道の夜の2人だ。と言ったの凄く納得できた。
ジョバンニとカンパネルラは、「本当の幸せ」を見つける旅に出たから、きっと湊と依里もラストシーンで「本当の幸せ」を見つけられたんじゃないかなって思う。

[529. 匿名]

>>522
そうなの！？
亡くなったのだと思って爆泣きしてた、良かった… 子供が救われないってすごく虚しいので…

[531. 匿名]

>>522
生きてるままでいいのね涙

ここ来てよかった。ありがとうございます。

[533. 匿名]

>>522
>>同作の結末について「子供2人は死んでしまったのではないか」という説があることに対しては、坂元が「これは最終意見じゃなくていちスタッフの意見だけど、全然、一択。彼らはこのまま生きているとしか僕は思えなかったですし、映画を見た時に別の世界に行ったとは受け取らなかった。フジテレビの人からメールが来て『彼らは生きてますよね?』と言われた時に、何を言ってるんだろうと思ったくらい一択でした」と感想を述べる。是枝監督も「彼らが自分たちの生を肯定して終わろうとは、台本の段階から共通認識としてもっていました。多様な読みを否定するつもりはないし、そういう悲劇を見たいという人もいるだろうし、見ようとすると光に満ちてることがやや現実から離れて見えるのはわからなくはないので、目くじら立てるつもりはないんだけど」と同意。


生きててよかったんだけど、違うよ、あなた方の作品だからこそ深読みしてしまうんだよ。１番大事なところが観客に正しく伝わってないのを客のせいにしないでほしかったな

[534. 匿名]

>>522
最後に柵がなかったから深読みして、亡くなったんだと思ってしまった。。。
私は、勝手にお風呂場で助けた部分から夢なのかな？とか思ってた。
お風呂であんなにグッたりしてたのに、あんなに走れまわれないよね。とか。
ホント深読みしちゃった💦

[553. 匿名]

>>522
亡くなったと思ったからびっくり。
もし救助されるなら、嵐の中で居場所が発見された夜の内に救助されると思った。あんなにも晴れやかで光溢れる場面になったから、かなりの時間が経過したよりは天国に行ったのかと…2人の心境の世界なのね

それと、依里の父親の暴力を見たから、あのまま生きていても受け入れて貰えず辛い思いをするんじゃないか。亡くなった方が救いになるのではと思ってしまっていたな…

[562. 匿名]

>>522
私も。あれ、死後の描写に見えるよね？
わかりにくかったわ。
まあ、「 何も変わらない」っていうのは確かにそうだね。天国なら、全部二人に都合よく塗り変わるはずだし。
現実の中で、大人の理解を得て生きていくのかな。お母さんも愛情深かったから、死んじゃわなくてよかった。