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38. 匿名 2013/01/12(土) 01:53:39 ID:2HHBIxOF3J
家が父子家庭で、父は娘の私に全く興味がなく
ギャンブルに取り憑かれているような人だった。
成人式が近づいて、周りの友達が振り袖の話をしていても
一人入れずにいた。
結局自分で稼いだお金も足らず、振り袖を着ることもなく
成人式も欠席。
周りの友達が本当に羨ましかった。
その後、高校生の時に家を出て行った母から連絡がきて
新幹線で4時間。会いに行った。
母は私と会うやいなや、手をぐいぐい引いて写真館へ。
そこには真っ赤な振り袖が用意されていて、あれよあれよと着付け、メイク、写真撮影。
私は嬉しくて、振り袖姿でしばらくはしゃいでた。
一生着られないと思っていたから。
「本当にありがとう!」と母の顔を見ると
母はしくしくと泣いていて、「こんなことくらいしかできないから」と肩を震わせていた。
パートを掛け持ちして、何とか生活をしていた母。
離れて暮らす私には隠して、一生懸命お金を貯めて、用意をしてくれた。
「七五三の時も赤だったから。真っ赤な振り袖が似合うかなって」
そう笑いながら、やっぱり泣いてた。
離れていても家族なんだなと感じた日。
お母さん、ありがとう。+71
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