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3393. 匿名 2015/08/30(日) 23:46:44
時々話題に出る、マットレスキャッキャとかよだれ垂らしのエピソードを、ご存じ無い方へ。
『殉愛』より、2013年7月の、よだれ垂らしとかくれんぼとマットレスキャッキャの場面をご紹介しますね。もし私の父が音信不通になったまま死んでしまい、死の直前に入籍した人間が作家にこんな本を書かせて、再現ドラマでテレビでも宣伝して売ったら、許せません!
p.304~305
翌十日から、減薬作戦に取り掛かった。以前はたかじんが「イーッ」となって、両手を震わせたり、泣きながら「薬ー!」と言うと、すぐに医師に指示された精神安定剤を与えたり、眠れないと言えば睡眠薬を与えたりしていたが、心を鬼にして薬を与えず、その代わりに手を握ってマッサージしたり、抱きしめたりした。…略…
よだれを垂らすと、「ハンサムが台なしだよ」と言って口元を拭いた。すると彼は喜び、また拭いてもらおうとして、わざと何度もよだれを垂らした。…略…
またマンションの中で徘徊し始めると、「ハニー、隠れんぼしてるの?じゃあ、さくらが鬼になって探すよー」と言って、あとを追いかけた。すると彼は面白がり、自分が鬼になりたがった。彼はさくらがいろんな部屋に隠れるたびに、見つけては喜んだ。面白いことに、何度もそれを繰り返すうちに、さくらがリビングにいるとおとなしくしているようになった。これまで徘徊していたのは、さくらがいないと思い込んで無意識に探していたからだった。
後に、頭が完全に正常に戻ったとき、たかじんは「ずっとさくらに捨てられると思って不安だった」と打ち明けた。…略…
たかじんは大阪にいるときからベッドでは眠れなくなっていた。寝室で横になると、病院の個室を思い出し、不安でたまらなくなるのだ。それで睡眠薬を欲しがったが、さくらは決して与えなかった。
ベッドの代わりに折り畳みマットを買ってリビングに置き、そこに寝かせた。テレビが観やすいようにたかじんが寝ているマットを引き摺って動かすと、彼は子供みたいに「キャッキャ」と笑って喜んだ。そのあまりに無邪気な笑顔に、さくらは何度もマットを引き摺って部屋の中を移動した。そのたびに彼は大喜びした。+65
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