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312. 匿名 2015/07/30(木) 03:57:44
■インドネシアでのデヴィ夫人に対する評判・評価
インドネシアでは、デヴィは物凄い嫌われ者で有名である。
その決定的な原因は、彼女がヌード写真集を日本で出版した事にある。
比較的ゆるやかなイスラム主義で、女性はスカーフを被らずミニスカートで歩いても構わないインドネシアでも、流石にヌード写真集はご法度。
1990年前後の事だったが、今のヘアヌードなどに比べれば可愛い物だが、それでも胸も露わな写真集であり、インドネシア人にしてみれば「敬愛するスカルノ大統領の夫人が、如何してあんな事をするのか。国辱である」と大騒ぎになり、あっという間に発売禁止となった。
また、デヴィはその後も欧州で浮名を流し、何人もの恋人が話題になった。
その後米国に渡り、ついには酔って傷害事件を起こし、駐米インドネシア大使館の懸命の努力も虚しく確か3ヶ月程であったと思うが実刑判決を受け、実際に刑務所で服役した。
またスカルノがデヴィの為に建てたヤソ宮殿、今の軍事博物館の所有権を巡って国を相手取って裁判を起こしたり、未だに建国の父と慕われる初代大統領のスカルノの嫁としては相応しくない言動が多く、国民にしてみれば「頼むからスカルノの名前は使わないで欲しい」と言うのが本音なのである。
デヴィにはカリーナと言う美人の娘がいる。
そのカリーナですら「母は私とは別の人格ですから、私とは関係ありません」との発言しているほど。
実の娘にも斯様に距離を置かれている訳だが、2001年にスカルノの長女のメガワティが大統領になりインドネシア大統領として来日した事がある。
デヴィにすれば娘が大統領になった事になる。
そのメガワティが帝国ホテルでレセプションを開いた。
会が始まって30分もした頃、突然デヴィが入って来てメガワティの隣の席に座った。
ところがそれから10分もしない中に、レセプションのホステスであるメガワティが自室に引き上げてしまい、レセプションは何とも中途半端な形になってしまった。
後から聞いた顛末だと、そのレセプションにはデヴィは招待されていなかったのだが、何処からか聞きつけて乗り込んで来、それを入り口で止められなかった大使館員に激怒したメガワティが早々に引き揚げてしまったと言うことであった。
インドネシアでは毎年8月17日の独立記念日には独立記念塔の下の広場で大々的な式典が行われ、国の発展に功績のあった人や、その縁の人々が時の大統領から招待されて貴賓席に並ぶのが恒例である。
この席にカリーナは毎年招待され列席しているが、デヴィは招待されていない。
デヴィが日本でどういう活動をしようがそれは彼女の自由であるし、インドネシア初代大統領スカルノ夫人と言うのも決して詐称ではない。そもそも国籍は未だインドネシアらしい。
しかしデヴィの過去の言動はインドネシア人の心を深く傷付けてしまい、イスラム教徒が多数を占めるインドネシア人にしてみればデヴィは一刻も早く消えて欲しい存在になっている。
それ故、少なくとも、マレー系インドネシア人の前でデヴィを話題にするのは絶対に止めた方が良い。+24
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