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1. 匿名 2022/08/14(日) 00:08:14
医師たちはすぐに、ジュリーさんの状態を敗血症性ショックと判断した。血液の中に入った細菌が、彼女を体内から攻撃していたのだ。入院から2週間以上たって判明したその正体は、カプノサイトファーガ・カニモルサス(Capnocytophaga canimorsus)という、イヌやネコの唾液に含まれる細菌だった。
その時ようやく、ジュリーさんは数週間前に、左足の甲を熱湯でやけどしたのを思い出した。ひどいやけどではなかったため、飼っているフォックステリアの子イヌがその傷をなめたときも特に気にとめていなかった。
最終的に抗生物質によって形勢は逆転した。とはいえ、ジュリーさんは左脚の膝下、右足の一部、手足の指をすべて切断せざるを得なかった。後に彼女はオーストラリアのABCニュースに対し、「あらゆる面で人生を変えた出来事でした」と語っている。
「皆さんにはいつも、標準的な衛生管理を勧めています」とプリム氏は言う。「動物に手をなめられた後は、手を洗った方がいいです」
「飼い主が注意すべきは、細菌が皮膚の中に入り込む可能性があるかどうかです」とプリム氏は指摘する。人の体内に入れば、細菌が増えやすい湿った環境があるため、感染症につながりうる。
イヌに関しては、顔中をなめられてよだれだらけにされても、免疫機構が強く、顔や口の中に傷がなければ、普通は害はない(ただし、傷があれば細菌が血液の中に入るおそれがある)。
しかし、乳幼児や高齢者は、健康な大人に比べて免疫力が弱い場合があるため注意が必要だ。生後7週の赤ちゃんがパスツレラ・ムルトシダ(Pasteurella multocida)菌による髄膜炎にかかった例がある。これも、ネコやイヌの口の中によくいる病原体だ。2歳の兄が飼いイヌによく手をなめさせており、その指を生まれて間もない弟に吸わせていたせいだ。
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113. 匿名 2022/08/14(日) 06:11:26
>>1
鳩の被害による健康被害や
病気、死を医者は原因判っていても言わないからーってw
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115. 匿名 2022/08/14(日) 06:21:35
>>1
ネコってキスを拒むよね笑笑
あれでいいのね〜。+5
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132. 匿名 2022/08/14(日) 08:43:14
>>1
それでも私はキスをする+1
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155. 匿名 2022/08/14(日) 17:02:46
>>1
写真の子かわいい!何の種類かな+0
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愛犬や愛猫にキスをされたり、なめられたりするのは、飼い主としてはうれしいものだ。また古来、イヌの唾液には傷を治す効果があるという言い伝えがある一方で、実際には次に紹介するように、危険な感染症にかかる事故も起きている。