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105. 匿名 2022/07/11(月) 04:17:59
第7巻1302番歌 海神の持てる白玉見まく欲り千たびぞ告りし潜きする海人
第7巻1303番歌 潜きする海人は告れども海神の心し得ねば見ゆといはなくに
第7巻1304番歌 天雲のたなびく山の隠りたる我が下心木の葉知るらむ
第7巻1305番歌 見れど飽かぬ人国山の木の葉をし我が心からなつかしみ思ふ
第7巻1306番歌 この山の黄葉が下の花を我れはつはつに見てなほ恋ひにけり
第7巻1307番歌 この川ゆ舟は行くべくありといへど渡り瀬ごとに守る人のありて
第7巻1308番歌 大海をさもらふ港事しあらばいづへゆ君は我を率しのがむ
第7巻1309番歌 風吹きて海は荒るとも明日と言はば久しくあるべし君がまにまに
第7巻1310番歌 雲隠る小島の神の畏けば目こそ隔てれ心隔てや
第9巻1682番歌 とこしへに夏冬行けや裘扇放たぬ山に住む人
第9巻1683番歌 妹が手を取りて引き攀ぢふさ手折り我がかざすべく花咲けるかも
第9巻1684番歌 春山は散り過ぎぬとも三輪山はいまだふふめり君待ちかてに
第9巻1685番歌 川の瀬のたぎつを見れば玉藻かも散り乱れたる川の常かも+0
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