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306. 匿名 2022/03/05(土) 17:06:48
祖国に戻るウクライナ人、数万人か「自分の身に何が起きても守る」
ロシア軍による攻撃が激しさを増す中、国外から祖国を目指すウクライナ人が増えている。ウクライナでは現在、18~60歳の男性は出国が禁止されており、武器を持ってロシア軍と戦う人が多い。祖国に向かう人々も家族、そして国を守るため、停戦まで現地に残る覚悟だという。
「首都キエフにいる両親を守りたい。自分の身に何が起きても、覚悟はできている」。入国手続きを待つイバンさん(36)は、厳しい表情でそう話した。キエフで大学を卒業後、2013年にウクライナ人移民が多いカナダに渡り、プログラマーの職を得た。両親に仕送りをしつつ、生活基盤を築いてきた。だがロシア軍の侵攻後、家族が心配で夜も眠れなくなった。両親は「危険だから、ウクライナに戻らなくていい」と言ったが、会社に事情を告げて休暇を取り、隣国のポーランドに渡った。同国在住の友人とともに車にできる限りの物資を積み込み、キエフを目指す。
だが、ポーランド国境からキエフまでは車で通常8時間かかる。幹線道路を使う場合、今月1日に巡航ミサイルの被害に遭った西部ジトーミルなどを通ることになる。「危険なのは分かっている。恐怖心だってある。でも車で行くしか方法はないんだ。何もせず、家族を失う方が怖いよ」。イバンさんは言った。ウクライナは徴兵制があり、イバンさんも約1年間軍隊にいたが、実戦経験はない。「これまで全く想像していなかったけど、武器を持つことになるだろう」。ウクライナからロシア軍がいなくなるまで、帰国するつもりはないという。+6
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ロシア軍による攻撃が激しさを増す中、国外から祖国を目指すウクライナ人が増えている。ウクライナでは現在、18~60歳の男性は出国が禁止されており、武器を持ってロシア軍と戦う人が多い。祖国に向かう人々も家族、そして国を守るため、停戦まで現地に残る覚悟だ...