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女性語って日常生活で使う?

345コメント2021/11/10(水) 23:10

  • 333. 匿名 2021/11/10(水) 03:41:39 

    中村(2007b)は明治初期(明治5年)にはごく一部ではあるが女子も男子に混ざって中学に進学し、男の黒縞の袴をはき、書生言葉(バンカラとされた学生の使う言葉)を話し、教育を受けていたと記述している。当時の女学生が男性のような話し方(書生言葉)をしていたことを裏付ける資料も出雲(2003)により報告されている。呼びかけは「君(くん)」づけ、人称詞(自分)は「僕」、文末には普通体(来るよ)、終助詞(あるぜ)などを使っていたことが当時の『女学雑誌』という雑誌上の会話の記録に見られるとある。

    しかし、1879(明治12)年には国策のため男女別学が制度化され、言葉や服装も規制を受けるようになった。良妻賢母教育が主軸となったため袴も男子学生と区別するような海老茶袴が考案された。これについては、当時華族女学校の学監を任命され校長代行をしていた下田歌子が考案したとされる(細川、1901)。
    言葉や服装の規制に反発した女子学生が、当時は身分の低い人たちが使い下品な言葉とされていた「てよ、だわ、のよ」などの文末詞をわざと使うようになった。中村(2007b)は、女子学生自身が創造的に自分を表現しようとした言葉づかいだったのではないかと経緯を説明している。この文末詞は作家によって堕落した女子学生の表象として描かれたり、識者により厳しく批判されたが、その後年月を経て、セクシュアリティ化を伴った「女ことば」へと変化したと述べている。

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  • 342. 匿名 2021/11/10(水) 09:49:14 

    >>333
    だわ。とかよね。は男性も使うなぁ。女言葉か?と思ってたから、女言葉と言われてもしっくりこなかったのよね。
    中年〜老人男性の口語とか、文字起こしするとそのままお嬢様言葉みたいになるし。
    特に東京や関西の、戦前から都市部だったであろう地域出身の年配男性は標準でこんな感じで、実際に聞いても女性的な印象の柔らかい言葉づかいなんだよね。
    子供の頃はこのお爺さん、オカマの人みたいな喋り方するなぁ、とか思ってた。
    逆に田舎の年配者は地域によるけど、そのまま男言葉と女言葉同一だし、一人称も一緒だったりする(方言には性別差がほぼない印象)

    現在の学生が喋る無性な喋り方が、年代を経てすり替わって何故か上品なイメージに変わったとしたら確かに納得できる。
    日本語に女言葉があるって、実は幻想で、
    口語は単純な年代〜地域での言葉の差の中で、女性的な印象の語彙、男性的な印象の語彙があるだけなのかもね。

    ここまで書いて思ったんだけど、後から産まれた人らに自分達が元々喋ってた言葉を下品、上品とか、男言葉、女言葉と判断されたら嫌な気分だろうなぁ。

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