子供を諦めてから子連れを見るのが辛い パート3

[1496. 匿名]

私も子供いないし結婚もしてないけど、

子供の頃から父子家庭で兄妹は先に施設に捨てられその後私も父が育てることを放棄して兄弟とは別の児相が勝手に決めた施設に行かされたので、
母親がいる子や兄弟の事を可愛いとか幸せそうに話してる子を見ると辛かった。
別に子供だからとて、そんな私に特に誰もも配慮なんかしなかったし、むしろ「あの子と仲良くしちゃいけません」的な感じで排除の対象になることが多かったし、私の子供の頃はスマホも持ってなかったから自分と似たような家庭環境の子を見つけるのは難しかったので、いつも自分だけ孤立したような気分で過ごしてた。
自分はとても不幸だと思って、不満ばかり、足りないものばかりに目を向けて鬱々と過ごしてた。
施設には、ただ捨てられただけの私よりもっと悲惨な虐待、性虐待を経験して、年頃になっても恋愛ができないって子もいた。精神病棟送りになる子もいた。

大人になったら、
自分より遥かに多くのものを持っていて経験できていて恵まれてるように見える人たちが、
「あれが足りない」「自分にはこれがない」「自分にないものを持ってる人がそれを見せびらかしてるのが辛い」のような声をネットで見かけるようになった。子供だったり、お金だったり。

それで初めて自分のことも客観視してみて、
「持ってるものも沢山あるのにな。」「恵まれてることも沢山あったはずだけどな」と気付いた。
父に締め出された時、近所のおばさんが家に招いてくれて、ご飯を食べさせてくれた。
児相がしっかり私の家に介入して救おうとしてくれたから、ニュースでよく見るような虐待死事件の被害者にならずに済んだ。
ご飯も食べさせてもらえた、服も買ってもらえた。
仕事で疲れた帰りに寄った、スーパーの店員がすごく親切にしてくれた。
気に入った服が安く買えた。
職場の優しい人は、いつもニコニコ挨拶してくれる。無口な私なのに、色々気遣って声かけてくれる。

日常の中に、恵まれてること沢山あった。探そうと思って暮らしてみたら、どんどん出てくる。
自分は幸せだと思った。
幸せを、自分の心の中に見つけることができた。一番揺るがない幸せを見つけることができた。

子がいないのも親がいないのも、
つまりは孤独だから辛くなるのだと思うけど、
しかも周りには子も親もいる人が溢れてる環境だと自分と比べてしまい余計に辛さ増すと思うけど、
周りから「あの人は寂しい人生の人ね」なんていう目を向けられたりするかも辛いけど、
でもある程度は気にせず楽しく人生生きることができると思う。

ないものより今持ってるものを大切に、
「普通や常識はこうなのに、あなたは普通と違うわね」という意味のこと言ってする人もいるけど「私はもっと自由で多様な価値観の人達と生きてるんだ」くらいに思って気にせず、
今の自分が無理なく手に入れられる幸せや楽になったり幸せな気分になれる考え方などを、
日常の中で探したり、本読んだり、こういう場でどうせなら悲観し憐れみ合うよりは毎日が少しずつ心地よくなっていくと思う。

子供いたって愚痴ばかり、自分の子供ができないことや他の子より劣ってることにばかり目を向けて悲観してばかりだったり、逆に周りの子より我が子が優れてるという優越感という形での幸せしか分からない人だって沢山いるのだから、
幸せになれるかどうかや自分と関わる人を幸せにできるかどうかは、
子の有無や親の有無じゃなくて自分の心次第と思う。

人により、状況によっては、こんな意見聞きたくもない人もいるかもだから、
別に私の考えを人に押し付けようとかは思ってないけど。
私はこうやって、幸せを手に入れました。
子供いないまま。未婚のまま。