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1. 匿名 2021/07/01(木) 00:57:49
だが、実際に盲学校の生徒たちに話を聞くと、回答はまったく異なるものだった。「みなさんはふだん、どんなメディアに接していますか」という最初の質問に対し、「一番見ているのはYouTube」という、いかにも今どきの高校生らしい答えが返ってきた。
「一番見ているのはヒカキンかな」
「うん。ヒカキンおもしろい」
ヒカキンの動画を音の面から分析してみよう。まず、さまざまな効果音やエフェクトが巧みに使用され、番組を盛り上げている。音と言葉の使い方に細かく神経が配られ、情報空間として完全な整合性を保っているのだ。
商品紹介動画で例えるならば、「これ買ってきた」という言葉が「ドーン」という効果音とともに語られ、音を聴いているだけで「商品が今、登場した」ことが分かる。
商品の開封時には「では、今から開けます」という語りがつき、開封の後には商品の紹介や説明があり、「使ってみて、ここがおもしろかった。ここがすごい」といった感想が続く。
「これ、すげえな」というとき、口ではそう言いながらも「がっかり」する場合もある。しかし、ここでは声色が完全に使い分けられているので、音だけですべての状況が分かるように構成されている。
目の見えない若者たちからすると、非常に分かりやすい。
報技術の発展によって、これまで辞書のように大きかった点字の本も、点字デバイスの改良によって、読みやすさは格段に向上しているという。また、文京盲学校の生徒たちの中には、一般の高校生以上にたくさんの本を読んでいる人もいる。特に近年、生徒たちの状況に大きな変化が生じたからだ。
スマホは音声入力、音声読み上げなど、視覚障害者の困りごとを補い、視覚世界を音に変換するツールとして圧倒的な力を発揮した。視覚障害者の意思に応え、目の代わりとなって、彼らが「知りたい」と思ったこと、「今これが見たい」と思ったことをその場で「見せてくれる」ツールなのだ。+339
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10. 匿名 2021/07/01(木) 01:02:38
>>1
ヒカキン、動画内で喋ってることや効果音も全部文字にして、聴覚障害の方にも楽しんでもらえるように動画作ってるよね?+470
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92. 匿名 2021/07/01(木) 06:57:40
+27
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112. 匿名 2021/07/01(木) 07:47:01
>>1
ずっと思ってた。ボイパ世界二位だし音感センス良いんだよね。友達がヒカキンの何が良いか分からないっていうんだけどその友達が超音痴だから分からないんだと思う。YouTuberみんな効果音真似してるもんね。+14
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若者に人気のYouTube。それは視覚障害のある若者の間でも同じだ。ある盲学校の生徒たちは「YouTubeでヒカキンの番組をよく見る」という。彼らはどうやって動画を楽しんでいるのか。