-
1. 匿名 2021/05/27(木) 00:16:20
――新型コロナの緊急事態宣言などで外出自粛になるのはつらいですね。
やっぱりこういう病気だから、ひと月単位、3か月単位、半年単位、1年単位で生きているんですよ。俺、時間がないかもしれないんだ。わかんないんだもん。だから好きなことをやらせてもらえないのが一番つらい。落語は、ナマが一番なんですよ。リモートなんかできないよ。ゴルフもそう。ちゃんと感染対策を取っていれば、大丈夫でしょ。フレイル予防にもなる。一時、「5人以上」の会食は避けてほしいとか言われてたけど、政治家もゴルフとマージャンはやりたいんだと思ったよ。(笑)
――肺がんは、治療で肺を切除するので、どうしても心肺能力が低下しますが、落語の方は、長いお話もあります。体力の面では大丈夫ですか。
亡くなった歌丸師匠は誤嚥(ごえん)性肺炎でちょくちょく入院していたけど、言ってました。「鶴」っていう落語があるんですよ。「つーーーーーーっと飛んできて」て言うの。「つー」がどこまで続くかで、自分の呼吸がわかるって。「鶴」もやりますけど、いい噺はほかにもあるので、落語でどこまで息が続くか見ていますよ。
面白いのは、肺がんをやって呼吸がちょっと変わったんですよ。今まではポンポンとたたみ込むような話ができた。今は息が切れちゃうから、たたみ込まないで少しゆっくりやるようになった。自分の呼吸でやるから早口が少し直ったね。病気は全部が害じゃない。人情噺で思い入れがゆっくりできるようになったの。ぐっと抑え込む。
+201
-11
-
32. 匿名 2021/05/27(木) 00:51:59
>>1
先代円楽「皆さんには、北原白秋『この道』の替え歌を歌ってもらいます。
私が『♪ああ~そうだよ~』と返しますので、続きを歌って下さい、ハイ楽太郎さん」
楽太郎「♪私は~マラソン選手に似ている~」
先代円楽「♪ああ~そう(宗)だよ~」
楽太郎「違うよ、瀬古だよ」+61
-1
-
62. 匿名 2021/05/27(木) 07:51:38
>>1
こんないい顔して笑える人だったのね。
+7
-0
削除すべき不適切なコメントとして通報しますか?
いいえ
通報する
日本テレビ系「笑点」でおなじみの落語家、三遊亭円楽さん(71)の肺がん体験について、「一病息災」(新聞記事をヨミドクターで再録)コーナーで紹介しましたが、さすが一流の噺家(はなしか)さんなので、病気の体験とはいえ、興味深い話題とニュアンスのある話しぶりは魅力的でした。記事からこぼれ落ちてしまったお話をボツにしてしまうのはもったいないので、ここで紹介します。(聞き手・渡辺勝敏、写真・宮崎真)