-
59. 匿名 2015/04/08(水) 18:38:58
これは原作の方がいい。
被害者の親の心理描写が見事。
被害者の父母は殺害されたキヨタンのことをものすごく愛していて、いいお父さんとお母さんなんだよね。
でも、その上の中学生の姉はずっと前から両親に不満を持っていて、弟のことも嫌ってた。
キヨタンが亡くなってなお愛情を独り占めしていることに「死んだら無敵になっちゃった」という姉。
この姉が実はいいところを突く。
「キヨタンはムカつくやつだった。加害者の男の子を怒らせることを言ったんじゃないか」と。
で、実際にキヨタンは加害者の子にひどいことを言ってた。
両親が知らないキヨタンの一面があったという話し。
この娘が持つ自分への不満に気づいてから、被害者母が加害者母にかいた手紙が凄かった。
「私の子供が清貴一人だったら、あなたをとても憎めただろう。
でも私は知っている、子供はいつまでも純粋なままではないことに。
心のうちを上手に隠すようになるということを知ってる」みたいな文章。
加害者の母親は自分の息子が乱暴されたことに気づかなかった。
でも、被害者の母親も娘が抱えてた闇に気づかなかった。
そこにどんな違いがあるのか?がテーマ。+50
-0
削除すべき不適切なコメントとして通報しますか?
いいえ
通報する