【山口・放火殺人事件】被害者の夫、事件前に「殺されるかも」

[320. 匿名]

使いっぱしりはうちの田舎でもあります。というか祖母がそう。
やたらと尋ねてくるおばあちゃんがいるな～と思ってたら祖母に買い物行かせたり本人の気まぐれで散歩してたのにその帰りを送らせたりしてたようです。そのおばあちゃんには同居してる息子がいるのに息子にはまったく送迎も買い物も頼みません(もしかしたら働いてないかもしれない)
「あのおばあちゃんよく来るね～」と話したら祖母から打ち明けられました。そんな他人の勝手な事情に車を出してるとは思いもしませんでした。私は高校入学と同時に家を出たので田舎の大人の事情ってやつを初めて目の当たりにしてかなり衝撃的でした。
「断った方がいいよ。ガソリン代だってかかってるんでしょ？」と言っても「でもね～」と煮え切らない態度。その後は無意識なんでしょうが愚痴、愚痴、愚痴のオンパレード。人に話すくらい嫌なことだろうになんで一言断れない(断らない)の？とこっちはもやもや。

「まったくいらない魚や苗のおすそ分け(押しつけの間違い)してもらってるしね～」
(あんた、いらないとかうちでは使わないってもらった後言ってるじゃないの！)
「これ(ズッキーニ)の苗もらって喜ぶと向こうも思ってるんだろうね～誰も断らないからね～」
(だから一言断ればいいじゃん！しかもいらなかったら捨てればいいのになんで植えるの！)
「おじいちゃん(既に他界)の弟の嫁側の親戚の人だから」
(いやそれもはや他人でしょ！おじいちゃんが亡くなった今は特に＜実際そのおばあちゃん、その嫁夫婦に煙たがられてこっちに流れてきてるっぽい。迷惑。)
私が○○さん(お嫁さん夫婦)に言った方がいいよと言ったのに対して、「でも○○さん夫婦からも煙たがられてるからね～どうしようもないね」(だからこっちからすれば赤の他人でしょ！)
そしておまけに母もそのおばあちゃんの送迎してることが発覚(義母の手前もあるのかもしれないけど、義母が死んでも続けると思うって言ってました。こっちも愚痴は言いまくり)
私の周りだけかもしれませんが田舎の人は周りや田舎の意識に縛られて「断れない人」になってることが多いです。それを美徳としていて、日本人の嫌な部分を寄せ集めたような空気に帰省する度に息がつまりそうになります。

私自身も親の近所づきあいってだけでバレー部や野球部に勝手に入部させられたり(監督が親戚だったり親の友達、たいして強くない、子供に拒否権はない)、父親の釣りに毎回つきあわされたり(同行する父の友達が毎回息子連れてきてた様で・・・おそらくそれに対抗した見栄。こちらに拒否権はない)、今更ですが親の見栄に付き合わされてたな～と思います。
そんな田舎に好き好んで残る若者はいません。少なくとも私の小学校の同級生はみんな県外に出ています。(同窓会はいつも東京です)

勢いづいて支離滅裂な私事の長文になってしまってすみません。ただ田舎特有の空気ってのは確実にあります。
今回の保見さんもそういう田舎の見栄や空気に押されてこんなことになったのだと思うと・・・本当やりきれない思いになります。