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263. 匿名 2015/03/15(日) 23:04:50
ビートたけしさんが生活保護問題に関して良い事を言っていました。
ちょっと前、結構稼いでいる芸人たちの家族が生活保護を受けている事が問題になった。
当事者の芸人たちは結構世間から叩かれていたけど、批判を承知で
言わせてもらえば「恥」という感覚抜きにこのテーマを語るなんて出来ないね。
まぁ芸人の実家なんて大概は貧しいもんだよ。
オイラの育った家だって足立区でも相当貧乏な方だったからからね。
父ちゃんは飲んでばっかりで家に稼ぎを一銭も入れてくれないような状況だった。
それでもオフクロやアニキ達が頑張ってくれて
何とか生活保護は受けずに済んだって生活レベルだったんだよ。
この「受けずに済んだ」ってのがポイントでさ。
オイラがガキだった時代は、社会全体が今より相当貧しかったはずだけど、
生活保護を受けるっていう事そのものが物凄く恥ずかしい事だという印象で、
何とかそれだけは避けようって必死にもがいていたんだよ。
仕方がなく生活保護を受けてる家だって、それをおおっぴらには口外しなかったし、
周りの家も気を遣って触れないようにしてた。
なのに最近は、「貰えるものはもらっとかなきゃ損だろ」
って話になっちまってる気がするんだよね。
もちろん病気だったり、どうしても働く事が出来ない事情がある人は
堂々と生活保護を受ければいい。オイラはそれを否定しないし、
にっちもさっちも生活が立ち行かなくなってしまった人の為に
ぜひ活用されるべきだと思う。でも、働けるのに働かないって奴が
生活保護をもらうのはどう考えたっておかしい。
もらう事がいいか悪いかという議論の前に、それは恥ずかしい事だ。
そういう恥の感情が失われちまった事がそもそもの問題じゃないかって思うけどね。
やりたくない仕事だけど生活の為に続けてるって人も沢山いる。
そういう人たちの中には生活保護をもらっている奴より
稼ぎが少ないってケースもあるはずでね。そうなると
「こんな馬鹿馬鹿しい事やってられるか」って話になる。
やりたい仕事をやってる人間だって、
やりたくない仕事をやってる人間だって一緒だよ。
とにかく「働くことは辛い」っていうのが大原則なんでさ。
「プロ野球選手になりたい」「サッカー選手になりたい」
なんてガキの頃の夢を叶えた奴らだって実際に夢が叶ってみると、
必死になってレギュラー争いをしたりケガの痛みに耐えたり、
日々苦しみの中で生活を送っている訳だよ。楽な仕事なんてどこにもない。
それでも生きていく為に耐えていくしかないのに、
その原則を安易な生活保護受給が崩しちまってるんだよな。
厳しい現実に直面した若者にとっちゃ、ナマポ(生活保護)ってのは格好の逃げ道でさ。
アメリカ流の夢至上主義が浸透しちまった影響かもしれないけど、
いつの間にかニッポン中に「仕事は楽しまなきゃいけない」
「自分らしくイキイキと働かなきゃいけない」という幻想がはびこっちまってさ。
そんな甘~い現実なんて、実際にはありもしないのに
ちょっとうまくいかなくなると「これは本当の自分じゃない」とか言って、
自分の殻に閉じこもってしまう若者が増えちまった。
そうなると「何もしないで寝てた方がいい」って
ナマポにたかる人間が出てくるのも当然だよ。だって楽なんだもん。
出典:bakumatsu.org
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