ガールズちゃんねる
  • 117. 匿名 2021/01/07(木) 00:42:34 

    『カミナリ族』を経て、1960年代ごろの不良少年(少女)たちは『ツッパリ』と呼ばれていました。

    彼らは決してリッチ層ではありませんでしたが、虚勢を張り、いきがっていました。
    そんな姿や生き方から『ツッパリ』と呼ばれていたようです。そして、この頃から個性をアピールするため、なにより目立つために彼らは規定外の制服を着用するようにもなったといわれています。

    なので私たちが不良学生と聞いたときに想像する特徴的な制服姿はこの頃にはじまった文化のようです。

    『ツッパリ』から『ヤンキー』へ
    1980年代、校内暴力が社会問題として注目を集めるようになった頃、不良少年たちは次第に『ヤンキー』と呼ばれるようになりました。

    ヤンキー全盛期の80年代、ヤンキーものの人気は最盛期でもありました。『ビー・バップ・ハイスクール』や『湘南爆走族』といった実写映画は特に人気を博しましたね。
    ヤンキーではなかったけれども主人公たちに憧れて服装だけはヤンキーに寄せていたという人も多くいたと聞きます。

    ヤンキーの語源

    日本での『ヤンキー』は大阪から。
    1980年代に生まれた『ヤンキー』という不良少年をあらわすこの言葉。

    実はこれだ!という明確な由来はわかっていませんが、
    当時の不良少年達は派手な格好を好み、いかに目立つかを重要視していました。

    そんな中、大阪のアメリカ村で派手なアロハシャツなどで繁華街に出る若者が現れ始めます。そんな彼らのことを『ヤンキー』と呼ぶようになったのが始まりという説です。
    ヤンキーは繁華街をウロウロする若者のことから、不良少年たち全体を表す言葉になったというのです。

    彼らが喧嘩の時に乱暴に「~やんけ」と言う語尾を由来とし、「~やんけ」と言う、が『やんけ言い』へ、さらに『やんきぃ』に変わり、現在の『ヤンキー』になった考えられています。

    語尾が変形して名詞になって、それが日本中に広まったと思うと面白いですね。そうなるとアメリカ村発ではありますが、直接アメリカや英語には関係無く生まれた言葉のようです。

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