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1080. 匿名 2020/11/16(月) 19:38:57
*地方大学の交付金削減が進められる中で、各大学理系は欧米型に切り替えていくべきか。日本の研究の8割は企業発であるから、企業提携をもっと深めてやっていくべきだろう。 従来型の国頼みのやり方では通用しなくなっている。
また国立寄りという観点で言えば、ポスドク在籍者数が多い大学は東大、京大、阪大、九大と続くように旧帝大に多く、ポスドクのまま正規職に就けなければせっかくの学歴もむしろマイナス効果である。(東大はこの中では断トツに教授職に就きやすいことが想定されるが)
誤解が多くあるが論文数が多くなるカラクリはポスドク在籍者数の裏返しでもあり、採択率で言えば、現在は慶應は非常に高く、早稲田も高いので、私立躍進の兆候も見える。研究力を誤解してはならないし、就職であれば早慶以外の都会私立理系もそれなりに強い。
総合力としては東大→慶應→京工早→地方旧帝→理科→有名私立→地方国立→ほか私立 というような状態で、国立といえども現在は就職は同志社・明治・中央などの理系にもなかなか太刀打ちできない状態だ、それだけ都会大学は人気があり、偏差値も高まり、優位である。
*科学研究補助金は医学部があると額が大きくなり、また国からの支給であるので当然国立大寄りの制度である。しかし、企業と地理的にも法律的にも地方大学は企業と距離がある。戦前・戦後まもなくは科学技術を各地方の帝大などに託したものであったが、現在は上記理由などでほとんど先端科学上で動けていない状態だ。
早慶は基金や運用金、受験収入など私立であるので自前が基本。国の研究縮小+早慶の国際・研究投資が始まることからも、提携しやすい・法的にも共同研究がしやすい早慶・理科大などの投資・伸びにも期待したいところである。
《大学収入》
・2012年度大学運用収入首位は慶應35億円(運用資産980億円)
・2013年度大学運用収入首位は慶應55億(運用資産1100億)、2位:帝京38億円
・2015年、主要大の基金は慶応義塾大学:480億円、早稲田大学:270億円、東京大学:100億円(Wikipedia)
・慶應は基金2017年は650億円、2018年:730億円保有で大学最大規模。1000億円を目指し、運用益を研究や国際化にあてたい考え。+2
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