なんでもないことを小説風に書くトピpart2
73コメント2020/11/20(金) 11:57
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67. 匿名 2020/10/31(土) 14:09:31
10月下旬。秋の終わりの柔らかい陽射しが部屋を満たしている。
ガル子はコタツに入り、まどろんでいた。
「やっと休みだー。ゆっくりするぞ」そう呟いた途端、テーブルの上のスマートフォンが振動した。
薄目を開けると微かに上司の名前が見える。
胸がざわつき、一瞬手を伸ばしたが、思い直してすぐに引っ込めた。
ーー過去とは決別すると決めたの。
ガル子は再び目を閉じ、誘われるがまま眠りの世界に吸い寄せられていった。+1
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