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1069. 匿名 2020/09/15(火) 19:30:41
心底好きになったら、全てが例外になってしまう。今ヶ瀬は、傷ついても、恭一への恋心に身を焦がす。
今度は愛してくれる人と付き合えよと恭一は言う。今ヶ瀬は、あなたらしいなと言う。恭一は、恋愛において、求められ、愛され、受け入れるだけの人。それが一番楽だから。
誰もが完璧で、居心地が良くて、そんな人を求めているわけじゃない。想いが届かなくても、大事にされなくて傷ついても、ただ、そばにいたいと願う人、それが今ヶ瀬。今ヶ瀬の情念が見てる私達に突き刺さる。
この映画は、わりと過激な濡れ場が多いけど、セリフ以上にすごく大切な意味を持ったと思う。二人の情動の揺れ動きはそこにこそ現れる。セクシュアリティも、恋愛への対峙の仕方も違う二人が、慈しみあう素敵な映像だった。ネコがタチになる。恭一の今ヶ瀬への、気持ちの変化と、恋愛への向き合い方の変化が体位の変化を通して表されていると思う。ここは原作と同じ。
はてた後二人が重なり合い眠る姿が息を飲むほど美しいと思った作品でした。
長文すみません。
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1081. 匿名 2020/09/15(火) 20:17:02
>>1069
私はBLはさっぱりだけど、最初と体位が変わって最後の方で抱かれながら?(男同士の場合どっちがどっちかわからなくなる…)泣く今ヶ瀬がとにかく印象的だった
好意のベクトルがお互いを向いても、今ヶ瀬の想いが完全に報われたわけじゃないんだなって切なくなった+23
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