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3789. 匿名 2020/08/16(日) 08:26:31
地方国立とMARCHのボーダーが年収を分ける、500万円以上
●蹴活における人気企業の学歴フィルター
人事採用担当者のコミュニティサイトを運営するとある企業が約400社を対象にした調査では、このような「ターゲット校」を設定する企業は、11年卒の採用では33%だったが、13年卒では48%にまで増加した。また、ターゲット校の数は、8割弱の企業が「20校以下」と回答している。
◎ターゲット42校(就職説明会関係などで割り出したターゲット42校)
★旧帝国大学7校:東京、京都、北海道、東北、名古屋、大阪、九州
★関東国公立13校:東工、筑波、御茶ノ水、一橋、東京外国語、医科歯科、東京農工、首都大学、電通、横国、横市、千葉、埼玉
★関西国公立5校:神戸、大阪市立、大阪府立、大阪外国語、奈良女子
★その他国立1校:名古屋市立
★関東私立12校:早慶、明青立法中、上智理科学習院ICU、芝浦工業
★関西私立4校:関関同立
また、2010年代の人気企業ターゲット表にはマーチ・関関同立が登場しているがかつての代表的国立大・金岡千広の千葉以外の姿はない。
⇒国立大すべり止めの役割を果たした私立大は優秀学生を確保し、さらにその高名さにより専願受験生をも増やしていると考えられる。現在の大学受験の意義は圧倒的に「就職・就職後」の要素が強いといえるが、私立大学は国立大学のスライド状態だと考えてよいほどになっている。
(EX)金沢大学 偏差値55~58+センター試験 と 明治大学62 センター試験なし
かつては(真実をつきつめると1985年あたり以前の受験)、地方国公立の威信も高かったが、共通1次・センター導入後、国立は1回受験で早慶MARCH関関同立などにも優秀層が流れ込むこととなり、有力企業は採用の中心を都会大学、かつ都市部私立大学に切り替えていった。この状況もあり、都会大学の偏差値は上昇。
逆に金沢大学卒の行先はほとんどが北陸地方の公務員や企業であり、北陸地方にはさほど高社格の企業はない。さらにはその地方企業も競争に敗れがちで薄給的・不利的な状況が続いている。
*地方国立→地方企業→薄給→(家計的には地方・国立へ行ってくれ) → (ループ)という状況もよく見受けられる。
2000年代、2010年代は完全に私立上昇の痕跡が見られ、採用や実績は「私立大学スライド方式」になっているのである。大学受験においては、私立大学をある程度抑えてから、国立大学受験に臨むことも重要な戦略である。もしくはスライド式を考慮して私立大特化というのも有意義な戦法となるわけだ。
①私立専願者が大幅増加して競争が激化している。
②私立大学入試科目は主要科目である。
*①②を考えれば私立大入試と国立大入試との負担格差を拡大解釈する必要はなかった可能性もある。
「私立スライドの例」
東大や医学部⇒慶応
京大一橋東工大⇒早稲田
旧帝大⇒マーカンなど
金岡千広⇒成城明学など
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