源氏物語を語ろう
364コメント2020/09/12(土) 23:02
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340. 匿名 2020/08/18(火) 20:27:27
>>339
それでよく比較されるのが高倉帝。
まだ16歳(数え年だから今だと14.15の中3)なのに、中宮の徳子(平清盛の娘で20歳)のお付きの女房(同い年)を好きになるんだけど、清盛にバレたら彼女が嫌がらせを受けることになるとものすごい配慮をめぐらせるの。
会いに行っても(体面上は中宮の徳子に会いに、本心は彼女に会いに)、絶対に彼女を見ないように気配だけ伺うだけにしてた。
(恋心がバレないように)
でも彼女の方が帝にチラリとも見てくれないし、もちろんおことばもかけてくれないから、心変わりしたんだと思って尼になっちゃう。
高倉帝は彼女がいないことにすぐ気付くんだけどなかなか口にしないで、姿を見せなくなってから一ヶ月経ってから徳子に何でもない風に尋ねるんだけど
「恋人の心変わりを嘆いて尼になりました」
と聞くと思わず涙を流すんだよね。
16歳でここまで配慮できるのに桐壺帝は…って感じで
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