-
428. 匿名 2015/01/27(火) 22:30:37
医師の言動の真偽はわかりませんが、死ねという言葉は職種関係なく、言ってはいけない言葉ですよね。
医師失格と、この医師を責める方も多いですが、医師の過酷な労働環境を少しでもわかってもらいたいので、書かせてもらいます。
まず、時間外診療は当直医が診療にあたります。
よほどの大病院でない限り、毎日当直医が一人で診療を行います。
当番制でその日その日により医師の専門分野が異なります。
つまり、皮膚科の医師が内科的外科的な診療にあたらなければならないこともあります。
専門的な診療が必要な場合は、各科の待機医が呼び出され、専門的な診療を行いますが、スタッフも限られるため、余程命に関わるような緊急事態でない限りは大きな検査などは行いません。
緊急対応が必要な病状かを医師が判断した上での検査や治療になりますので、時間外に来てあれこれやれというのは、患者側のエゴでしかありません。
十分な診療・治療を受けたければ診療時間内に来るのがルールです。(急病の場合は除きます)
医師は、当日朝から仕事をして、そのまま夜間診療に入ります。そして救急搬送された患者の対応や、救急外来に受診した患者の対応、更には外来だけでなく病棟に入院している患者の急変対応などに一晩中追われます。
外来だけじゃないんです。外来対応中も、病棟で今まさに入院患者が生死を彷徨っているという状況もあるんです。
それでも、救急外来で待たされて、怒って帰るなんてことが出来るでしょうか?
そもそも帰れるような状況なら、救急外来に来る必要さえありません。
そして、そのまま翌朝から通常の1日勤務が始まります。
そんな過酷な労働環境です。
だから、医師が横柄な態度をとってもいいという事ではありません。
ようはお互いの思いやりや理解の上で成り立っているという事を、患者さん側にも理解してもらいたいです。
医師も人間です。余裕がなければ、多少ぶっきらぼうな対応をすることもあります。
でも、自分の食事の時間や睡眠の時間を削り、一生懸命診療にあたっています。
こういった現状を少しでもわかってもらい、お互いに気持ちの良い医療に繋げていけたらと思います。
長文乱文失礼しました。+32
-8
削除すべき不適切なコメントとして通報しますか?
いいえ
通報する